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夏めくや 気ままに「初夏」の短歌集  作者: 澳 加純 


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19/20

ゲリラ雨

現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。

感じたままを詠んでみました。


お気楽に味わってみてください。


黒雲が 突然襲来 ゲリラ雨

  鳥も逃げ込む アーケード下






近年、夏の風物詩になりつつあるゲリラ豪雨。

まだ正式な気象用語ではなく、突発的で天気予報による正確な予測が困難な局地的大雨を、軍事用語のゲリラ(奇襲を多用する非正規部隊)にたとえた表現(※ウィキペディア参照)なのだそうです。

あの雨量の激しさ、局地的に突然発生する神出鬼没なところなど、上手く特徴を捉えた造語だなぁと思います。

時には雷様まで、ご一緒ですものね。外出先で、特に買い物帰りなど出会いたくないものです。


夏の夕方降る雨は夕立といって、昔もありましたけれどね。あれも夏の午後から夕方に、時に雷も伴って激しく降るにわか雨ですが、ゲリラ豪雨とは違ってもう少し情緒というものがあったような。

短時間降ると、そのあとはカラッと晴れ上がり、そのあと涼しい風が吹いたものです。その風に風鈴がちりんとでもなれば、ああ夏だなぁという風情がありました。


ゲリラ豪雨と夕立。地上の空気と上空の寒気の温度差によって大気の状態が不安定になること。風の集まり具合と水蒸気の量と発生するメカニズムは変わらないのだそうですが似て非なるものですよね。

何もかもが凶暴にパワーアップされていて、発生時刻も夕方に限らず、ですもの。

だから神出鬼没のゲリラなのでしょうけれど。


でもこれ。地球の温暖化や、ヒートアイランド現象が一因となっていると聞くと、やるせない気持ちと共に反省すべき点がのしかかってきて。


だからって、この暑さ。クーラーは必需品なのよ……。


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― 新着の感想 ―
[良い点] すいません。感想になってしまいました、 ゲリラ豪雨、お前……。という感情になりました。(正式じゃないのか) 豪雨の後風鈴が鳴ると終わったーという感情になります。気持ちが切り替わるというか…
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