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夏めくや 気ままに「初夏」の短歌集  作者: 澳 加純 


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16/20

雨支度

現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。

感じたままを詠んでみました。


お気楽に味わってみてください。


雨を待つ 吾子の楽しみ 新品の

  傘と長靴 デビューの日






買ったばかりの新しいアイテムをデビューさせるのって、大人でも子供でも楽しみなもの。


娘が2歳ころのお話。

傘と雨用長靴を買ってあげました。子供用の、彼女の好みとサイズに合った、かわいらしいデザインの品でした。


それまでは雨の日のお出かけは自動車で。傘に入るのもパパかママの傘に一緒に……でしたが、自分で傘を差す、なにより自分専用のアイテムということがうれしかったのでしょう。しばらく家の中でも差していました。

さすがに長靴で室内を歩き回るのはやめて欲しいと禁止したのですが、早く新しいアイテムを試してみたくて仕方がない。いつ雨が降るのかと、何度も確認させられました。

こちらは洗濯物が溜まるから、降って欲しくはなかったのですが。


逆さまてるてる坊主まで吊るして、待ちに待った雨が降った日。

娘は新品の傘を手に、長靴に足を通すのももどかしいくらいに、大喜びで外へ飛び出していったのは想像に難くないと思います。


そんな頃もあったなぁという、遠い昔の思い出話です。


その娘の現在、ですか。

雨が降ると「(目的地まで)送って!」と言うのですよ。一応傘は持っています(差すのが面倒臭いとは……)が、長靴は履かなくなりましたねぇ。



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