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夏めくや 気ままに「初夏」の短歌集  作者: 澳 加純 


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13/20

我魚となりて

現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。

感じたままを詠んでみました。


お気楽に味わってみてください。


窓辺にて ながめる世界 濡れる街

  我魚となり 水底に棲む






静かに雨音を聞いていると、自分が水中にいるような気がしてくる。

長雨で雨天が数日続くと、なおさら。


激しすぎる雨音は不安になるけれど、しとしとと降る雨は、耳にまろやかさをブレンドするのだろうか。日常にこびり付いた慌ただしい音を、少しだけ遠くしてくれる。


そんな時は濡れた街並みも水没しているようにも見えて。


めまいが生んだ妄想の世界。


ならば偏頭痛ですっきりしない頭を抱えて、わたしは魚になってみる。水底に静かに眠るような街並みをひとり泳ぐように歩いてみるのも一興かしら、などと考えたりして。



(現実には、めまいと偏頭痛が酷いと動くこともできないのですが……)





長雨ながめながめを掛けてみました。


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