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夏めくや 気ままに「初夏」の短歌集  作者: 澳 加純 


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12/20

君に言えず

現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。

感じたままを詠んでみました。


お気楽に味わってみてください。


花房は 思わせぶりに 首振れど

  甘い(おもい)は 君に言えずに






花房。

房になって咲く花のこと。日本人だとまず藤の花を思い浮かべそうですけれど、ライラックも有名ですよね。フランス語だと、リラ。紫色や白色、ピンク色など小さな花冠が房になった花を咲かせ、香水の原料としても有名です。(もともと寒い地域の樹木なので春に咲く花なのですが、6月頃まで花期はあるみたいなのでギリで入れちゃいました)

花言葉は、「初恋の香り」「青春の思い出」。ロマンティックですよね。


花冠の先は普通4つに裂けているのですが、まれに5つに裂けているものがあって、これは「ラッキーライラック」と呼ばれ、見つけたら誰にも言わず黙って飲み込むと愛する人と永遠に結ばれるといわれているのだそうな。


花房が風にゆらゆら揺れる可憐なライラックの姿に、甘い香りと花言葉、それに「ラッキーライラック」の話を絡めて、初恋の想いを言い出してくても言い出せない少女を連想してみました。

言葉にできなかった想い、優しい甘い香りとなって彼に届いて欲しいですね。





そういえば、ライラックってキンモクセイ科に属するのだそうな。なるほど、甘い香りがする訳です。

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