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夏めくや 気ままに「初夏」の短歌集  作者: 澳 加純 


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11/20

雨音の夜

現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。

感じたままを詠んでみました。


お気楽に味わってみてください。


雨音に 世界が沈む そんな夜は

  ピアノの調べも けだるく滲む






雨は嫌いではない。

たとえ降雨前は低気圧で偏頭痛に苦しもうとも。

しとしとと世界を包んでいく雨は、けだるさとともに、静かに自分を見つめる時間をくれるから。


湿気をたっぷり含んだ空気は重たくまとわりつくけれども、魚になった気分で、水底に沈んでみるのも心地よいかもしれない。

悪天候も楽しめる余裕を持ちたい。ひとりの時間を楽しめるのは、大人の特権だから。

さあ、孤独を楽しもう。


ジャズピアノのメロディとほろ苦い珈琲を一口。


物思いにふけるには、しとしと雨の夜は最適だと思うのだ。







ところで。


五月雨という文字を見ると5月に降る雨みたいですが、実は梅雨時の雨のこと。陰暦の5月に降る雨なのだそうです。現代人が使う暦とはズレが生じているのですよね。

そのせいでしょうか。なんとなく感覚的にもズレが生じてしまうのですが、そこを修正してみると、古今集の紀友則の「もの思ひをれば時鳥」や和泉式部の「ながめの中にながめくれつつ」も情景が浮かんでくるような。

凡人のわたしは、あくまでもそんな気だけ……ですけれど。



連日の夏日で、もうぐったり。

梅雨前なのに、こんなに気温が上昇しちゃうなんて。

真夏になったらどうなるの!?


今年の夏を超えることができるのか、わたしは不安です……。

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