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夏めくや 気ままに「初夏」の短歌集  作者: 澳 加純 


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闇にも溶けぬ

現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。

感じたままを詠んでみました。


お気楽に味わってみてください。


荒れ庭に 生き長らえた 芍薬の

  闇にも溶けぬ 白い花びら






やむにやまれぬ事情でお隣の家が空き家になって、幾年か。

住人がいた頃は手入れの行き届いていた庭も、すっかり荒れ果ててしまいました。


たまに現在の持ち主が来て草刈りをしていますが、雑草たちの勢いには到底追いつかない。雑草の別名を「埋もれ草」とも云うそうですが、見事な枝ぶりだった梅も椿も、丹精に手入れされていた薔薇や紫陽花も、彼らの勢力の前に埋もれ枯れてしまいました。


その中で、芍薬だけが今年も花をつけたのです。


白い芍薬の花。大輪の花が、誇らしげに咲いたのです。

幾重にも重なった花びらは、ふわりと開き、埋もれ草などには負けぬと言いたげに気高く見えます。


陽を受けてまばゆい昼間の芍薬の花も美しいのですが、夜の闇の中にそこだけ浮かぶ白さも妖しく、目に焼き付いて離れないのでした。


ぼちぼちと詠んでいこう、と思っています。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 『闇にも溶けぬ 白い花びら』のところがすごい好きで何度も読み直してしまいました。 夏は雑草がよく生える癖に暑いから草むしりなんてしたくない。 すごい嫌な季節ですが、好きな季節です。 でも最…
[良い点] めちゃ好きー!! 続くの楽しみにしてます!!
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