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あの名作映画のように、、人生もまた、つかの間の 夢劇場 夢芝居  今再びの春はもう来ない

作者: 舜風人

今年も間もなくおわりですよね?

そうして、、


人生のもう、、大半を過ごし終わったあなた、、、そして私、、、、。


あなたの人生はどうでしたか?


でも


そんなあなたの人生も、、


やがて、


あるいはもうすぐ?


まるで


それは、、、


名作映画を


見終わった後のように、、、



余韻に浸る間もなく



そのように



人生という夢も


あっという間に終わってしまうのですよね?






もっともっと


見ていたいなあ。


芳醇なワインのような


香りと余韻の名作映画も


やがて終わりが来ます。



あなたは渋々と映画館を後にしなければならないんですよ。





そのように、、、?



あなたの人生も


もう少しだけ


生きていたいと思っても、




ああ、、


もうおしまいですよね。


あなたは


人生という夢劇場から



すごすごと、、



強制?退場ですよね。



そんな来し方を振り返り、、、



思えばむなしいことのなんと多かったことよ、、、



人生の秋は



もう



どっぷりと日が暮れていますよ。


秋の日は暮れやすいのたとえ通りにね。



ほーら

やがて寒い冬も来るでしょう。




そして



人生の最晩年を迎えているあなたには、、


残念ながら?

もう「再びの春」は来ないのですよ。




これが最後の冬なのです?、



それでおしまいなのですよ。




春はもう来ません。



人生最後の冬は


だからなのか?

そりゃあしばれるぜ、、、。



そんな最後の長い冬が


次第に


次第に、、、。


あなたの、、


体も心も凍らせて、、、



そうして、、


その果てに、、、



あなたは長い、長~い、眠りにつくのでしょうよ。



でも?


そのまえに?


あの名作映画を、も一度みたいなあ、、、。



あの名作映画の主演女優、、、。


そうです。


麗しの銀幕の君は

いま

どこへ行ったのでしょう?


どこへ?


どこへって?


あなた知らないんですか?


もうとっくに亡くなってるんです。



でも


古いその映画を


DVDで今見れば


彼女は


まだ


にっこりと銀幕でほほ笑んで


いるではありませんか。


でも。


現実の彼女は、もうこの世のどこにもいない、、、。

ああ、

思えばむなしいことばかり、、、


でもせめて


また古いDVDでも



出してきて



あの永遠の銀幕のスターに



会いに行きましょうかね?


ことさら寒い


人生の最後の冬には


こんな


今は亡き


麗しの君の


幻想映像?でも見ながら



せめては


今ひとたびの


人生の春だったころでも



思い出して


しばしは



浅い夢にでも浸りましょうかね?




そうして、、、

真冬に


眠るように



燃え尽きるように、、、


古時計がカタリととまるように



死んで行けたなら、、


もうそれ以上


何が望みがありますか?


なあんにも、ありはしませんよね?


そうですよね?


ね?



天国の


お父さん?


おかあさん?








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