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都市伝説。それとも・・・それを決めるのは貴女次第なのです。

面白くないかも・・・。悩んだ末、投稿いたします。

そんなもん投稿すんなってお言葉はききません。笑

ある日の昼下がりでございました。

私は、珍しくお嬢様からお使いを頼まれ、勿論。お嬢様から頂いた二千円は、中身を確認し、しっかりと懐に仕舞い。私は頼まれたお使いをする為。商店街を歩いておりました。

そんな中。私に近くものがおりました。


「だれですか?後ろから私に近づくなど、死にたいのですか?」

そういって、短剣を手で触れいつでも戦闘に入れるよう振り向くと、そこには白いぼうし?に白い服をきた男がたっておられました。

しかし、みなさん白い服に白い帽子と聞いて、気になっておられる方もおられるでしょう。

はい。足はありました。

さて、私は小首を傾げながら後ろにいた人物に尋ねました。

「なにかごようですか?」



すると、彼は、言いました。



「あなたは神を信じますか?」

「・・・」



まさか・・・。これは・・・。

私に、そのようなことを聞かれる日がくるとは、思っておりませんでした。知り合いの知り合いに聞かれた人がいる。

そんな夢のようなもの。そう都市伝説のようなそんな噂が囁かれ始めたのは何時だったでしょうか?しかし、それに伴い最近の噂ですと、宗教勧誘(都市伝説)に見せかけて、募金と偽り多額のお金を騙し取る憎い奴らがいるというでは、ないですか。これは、どちらか検証しなくてはいけません。


「・・・それは、私に質問されているのでしょうか?」

「ええ、そうです。」

にこりと、目の前の優しそうな男は、人が良い笑顔を浮かべると私にそう言いました。


しかし、ここでもやっぱりやる事はやらないといけません。


それもきっぱりと私にそう質問された為。仕方ありませんが、ここで引き下がっては、オンナが廃ります。


「もちろん。お答えしても宜しいのですが、お財布は、お持ちでしょうか?」

「財布ですか? ・・・?・・・はぁ、一応持っておりますが、それが何か?」

確認それは、大事でございます。日頃一緒にいるお嬢様との掛け合いとは、違い。あの心を萌え上がらせる冷たく睨みつける目もありませんが、私は、初めての相手を思いやる心を持ち合わせております。

お金を持っていない方に『金を出せ!!』と銀行強盗のような非道なことは、いいません。


「いえ、重要な事でございますので。さて、確認も取れましたし、つきましては、ご質問にお答えしても宜しいのですが、その質問に対して料金が、発生いたします。料金は初回により、時別価格と致しまして、特別に半額の500円となっております。」

「500円ですか?!」

「はい。500円です。」

「・・・お金を取るのですか?」

「はい。当たり前でございます。」

「当たり前なのですか?」


驚く男に私は畳み掛けます。


「まさか・・・。ただで情報を貰おうとされているのですか?」

勿論。私は、驚きのあまり二、三歩下がり、つい目を見開きます。ええ、大袈裟に!!


「えっと、そのように驚く事でしょうか?」

「はぁ、貴方は今まで何を学んでこられたのでしょうか?」

私は彼に聞かねばなりません。


「私ですか?えっと、主にさ・・・いえ。そう神について学んできましたが・・・。」


いま、まさに『詐欺』のさの字が聞こえた気がしましたが聞き間違いかもしれません。この頃詐欺に敏感になっている私は、つい誰かが「さ・・・きの」っという言葉に反応してカップにヒビが入るほどでした。お嬢様にはまだバレていませんが、いまは、私のベットの下に置いてある18禁と書かれた箱に数点割れ物が静かにバレる時を待っております。

しかし、まさか、嘘とはいえ。神について学ぼうという姿勢があるのにもかかわらず、情報料という大事な事についてしらないとは、ここは、私が情報というものをしかと教えてあげないといけませんね。

仕方ありません。私が一肌脱ぎましょう。


「はぁ・・・宜しいですか?私が、今回タダで!そう、タダでお教えしますが、このようなことは、たいへん珍しいので聞き逃さ無いよう耳をかっぽじってしっかりお聞きください!!」


私は両手に力が入り血が滲むような気持ちで言いました。

「はぁ・・・」

「はぁ・・・とは?」


「は、はい!!」


え?別に気の無い返事だからと睨んでは、おりません。ええ。


「まず、情報とは宝である。それは、当たり前のことで、商人の方などは、情報を買ってでも調べることは、基本。そう基本なことなのでございます。」

「しかし、私は商人では・・・」

「そう、貴方は商人ではありません。ですが、貴方は私に『貴方は神を信じますか?』とお聞きになりました。」

「え、はい。」

「このような事は個人情報と申しまして、出回っている噂より価値がある場合が、個人情報には、あるのでございます。」

「えっ!」

「それなのに貴方はたった500円も出し渋り、はたまたそのくらい教えて貰っても大丈夫っとたかをくくっておられたご様子。」

「えっ・・・。はい。・・・すいません。」

「いえ、別に謝って欲しいわけではございません。わかって欲しいだけなんです。情報とは言うのはただで手に入れる事ほど嘘が多く入り混じり、お金を払ってもらった情報こそ。事実に基づいているものが多いのでございます。さすれば、お金を払わず情報をもらうという貴方は、もはや知性を持たぬ人間。いえ、もはや猿にも劣る行為でございます。」

「さ、猿にも劣る・・・。」

「貴方は進化なさりたいんじゃありませんか?」

彼は、塞ぎこんでしまった顔を上げ言いました。

「・・・勿論です。」


「では、500円を払えばいいこと。わかっておられますね。」

そう、念を押すように後押しすると、彼は、お財布を出し私に500円を差し出してきました。


「はい。失礼いたしました。こちら、500円です。」

さて、自分でやった事とは、いえ彼は、大丈夫でしょうか?こんな騙されやすくて彼の未来が心配です。ですが、彼は、いまや憎き敵のはず。しかし、私はまだまだ情報の重要性について話す気だったのですが・・・。まあ、いいでしょう。

私は500円を確認し懐に仕舞います。


「500円確かにお預かりいたしました。では、質問の答えでしたね。確か。ご質問は、『神を信じているか?』でしたね」


こういう事は、考えさせる時間を与えては、なりません。さっさとお答えしましょう。

「はい」

「その場合神がいるか?という質問と捉えてもいいのでしょうか?」

「え?ええ。」

「では、神様はおります。」

「貴方は神を信じているのですね。では、こ・・・」

「はい。特に石をパンに変え水をワインに変える。息子さんだけでも、素晴らしい能力で、もはや人間技では、ございません。貴方もそう思いませんか?」

「え?はい。」

「私にも、あの能力があれば苦しい幼少期を快適に暮らせたのですが、自称女神様と名乗るものはそんな便利な物などくれませんでしたね・・・」

「えっと、女神様ですか?」

「ええ、女神様でごさいます。もしかして、気になりますか?」

「え?はい。」

「つきましては、現在タイムバーゲンと称しまして半額の500円。500円にて売り出し中にございます。」

「えっと・・・」

「500円です。それも、本日しかきけない限定商品になっております。どうなさいますか?」

悩んだ彼は、財布を握りしめながらも、最後には財布を開けました。

「か、買います。」

やはり人間限定ものに弱いものでございます。

「お買い上げありがとうございます。500円でございます。」

「は、はい。500円です。」

私は、しっかりとそれを握り確認すると懐にさっさと仕舞います。

さて、稼ぎますよ〜。

「では、それは、ある日のことでした。とある事情で、ふらふらと森をさまよっている時でした。」

「森ですか?」

「はい。森ですよ?」

「その年は不作で食べ物が高騰し森の食べ物もあまりなく。私は、よく森で食べ物を探して彷徨う狩人をしておりました。」

「狩人ですか?」

「はい。狩人です。その時です。水を飲もうと、近くの水がきれいな湖に飲みに行ったのです。しかし、わたしはとある事情の為、身体が少しふらふらしておりました。つい背中に背負っていた血だらけの斧を落としてしまったのです。」

「・・・血だらけですか?」

「ええ、血だらけです。」

「そしたら・・・」

「す、すいません!!」

「どうされました。」

「えっと、大変申し訳ないんですが、どうしても気になりまして」

「はい。どこらへんでしょうか?」

「なぜ斧が血だらけなのでしょうか?」

「ああ、そちらでございますね。ですが、お話ししてもいいのですが・・・」

「どちらなのでしょう・・・いえ。そうじゃなく、ええ、もう、言われなくてもわかっております。いくらでしょう。」

「こちらは、そうですね。複数ご購入頂いておりますので500円・・・。そう、500円にて販売させて頂きます。」

「わかりました。500円です。」

私は、増えていく500円の重みを感じながら私はまた懐に仕舞います。さて、はりきってしゃべりましょう。

「ありがとうございます。では、血だらけの斧についてでございますね。」

「はい。お願いします」

「あの日。わたしは花が咲き誇った春の森を歩いておりました。すると、何やらわたしをつけてくるものがおりました。

わたしは気配を探るため、探知を使いそれとなく相手を探ったのでございます。

すると、引っかかったのは、その体格、形、そして、毛並みからビックベアーと呼ばれる大きなクマの魔物だと、気づいたのでございます。小さなわたしは距離をとろうとスピードを上げました。しかし、その途中。そのビックベアーは何やらわたしではなく、わたしじゃない何かをつけていることが気づいたのです。

わたしは、不思議に思い振り返りました。

すると、「お嬢さん。お逃げなさい!!」そうビッグベアーから言われたのです。わたしは訳も分からずスタコラサッサと逃げました。」

「少し、またいいですか?」

「なんでしょう?」

「何故ビックベアーが、しゃべってるのでしょうか?」

「さぁ、そこは個人いえ、個魔物の問題ですのでわたしは知りません。」

「・・・。失礼いたしました。続きをお願いします。」

「そして、スタコラサッサと逃げている後ろから戦闘音が響いてきました。それは、金属がなにかと擦れ合う。そう、まるで剣で戦っているような音でございました。しかし、しばらくすると、それも鳴り止み私はまた歩き出しました。すると、後からついてくるものが、おりました。」

「それは、もしかして」

「はい。あのビッグベアーでございました。私はビッグベアーとここで喋る決断をいたしました。」

「それは、・・・ある意味勇気が要りますね。」

「はい。あのビッグベアーです。しかし、意外にもビッグベアーさんは、いい方でした。その時は知らなかったのですが、私は、人さらいに狙われていたらしく。奴らは私の探知を掻い潜る腕前でございました。

私が気づいてくれるようにわざと気配を出したり危ないと思って奴らを倒してくださったりとそれは、それは、ダンディーで凛々しく渋くてイケてるビッグベアーさんでございました。それも、『ここは、危ないから早く帰りなさい』とも言っていただいたんですが、お腹を減らしていた私は、『私にはやることがあるのです。帰ることはできません』ときっぱりとお伝えしました。しかし、そん時。ついに私のお腹が空腹に耐えれずに鳴ってしまいったのです。しかし、さすがダンディーで凛々しく渋くてイケてるビッグベアーさんはそんな私のことを笑わず『待っていろ』と木の実などの食べ物を探して食べさせてくださったのです。

それで感動した私は、ビッグベアーさんの歌を作りその後。二人で歌い踊り明かしました。」

「ビッグベアーと、何故歌い踊り?いやその前に、斧がまだ出てきてませんが・・・。」

おお、忘れておりました。

「おっと、そうでございました。その後。歌を大変気に入ったビッグベアーさんから、『邪魔だからやるよ。』っと斧を貰い私はそれをありがたく受け取りました。しかし、あまりにもその斧は大きく小さかった私は、紐で背中に括り付け背負うことにしたのです。その後。二人で知らない間に近くにころがっていた酒で飲み明かし、私は酔いを醒ますためフラフラしながら水を求めて湖に水を飲みに行ったのです。」


「なんだか・・・やっと・・・やっと繋がりました。大変な壮大で不思議な物語でした。」

昼過ぎだった筈が夕方になり、赤く染まった光が私達の影を引き延ばします。


「ええ、私も喜んでいただけて嬉しい限りです。しかしまだまだ続きます。では、引き続き女神様の話に移りたいと思います。」

「ええ、そうでした。よろしくお願いします。」

「はい。では、湖に斧を落としたところから」


「あのビッグベアーにもらった斧ですね。」

「はい。」

「なにやら、そう思うと、とても、すごい斧に思えます。」

「ええ、そうでしょう。なんたって、ビッグベアーから斧を貰うことなんてありませんからね。」

「そう言われれば。世界に一本の斧になりますね。」

「ええ、世界に一本でございます。」

「でも、湖に落としてしまったんですね・・・。」

「はい。ですから、斧を落としてしまった私は酒の酔いも一気に覚めるほど焦り、いえ、もはやボー然と立ち尽くしてしまったのです。すると、湖が、光り始め湖の中央から女性が現れたのです。私はびっくりしました。・・・なにしろ何故か彼女は濡れていなかったんです。」

「そっちですか?」

「え?どちらですか?」

「いや、普通湖から女性が現れたら・・・そうですね。濡れてないと可笑しいですし・・・あれ?なんか・・・何かを忘れてる気がするんですが・・・。」

彼は、頭に手を当て何やら悩んでいるようでしたが、私は

「きっと、そのうち思い出しますよ。」

そう励まし話を先に進めました。

「・・・そうですね。」

「では、続きを」

「はい。お邪魔してすいません。」

「いえいえ。」

「では、その女性は自らを女神様と名乗り『私の斧はこの金の斧か、銀の斧か』と聞いてきたのです。ですが、私は血塗られた斧しか知りません。」

◇◇◇

『貴女が落としたのは、この金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?』

そう言って、湖の上に立ち軽々と2つの斧を持つ女が私に聞いてきました。

この女・・・。


できる。私はそう思いましたが、やはり言わなきゃいけません。


『つきましては、お答えしても宜しいですが・・・いくら払われますか?』

ここでも私は確認の為におききしました。

『え?』

女は驚いた顔で私を見ましたが、私はもう一度聞き返します。

『ですから、いくら払っていただけますか?』

『いえ、なぜ料金がかかるのでしょうか?』

『もしかして、貴方はタダで私から情報を貰おうとしておられますか?』

つい、私は彼女を冷たい目で見つめてしまいました。

『え?・・・いけないのですか?』

『当たり前でございます。』

◇◇◇

「私は貴方と同じよう自称女神様にも言いました。」

「そうですか・・・女神様にまで・・・」

何故か呟くように神妙に頷く男を無視して私は話を続けました。

「はい。そして、女神様は言われました。」


◇◇◇



『わかったわ!わかったから、わたしが、間違っていました!で?答えて貰うならいくら払えばいいのよ!!もう、これ払ったら払わないからね』

◇◇◇


「少しよろしいでしょうか?何か雰囲気が変わったような。」

「お金というのは人を変えるといいます。きっと、自称女神様といえど、お金が関わると人が・・・いえ、神が変わるんではないんでしょうか?」

まったく困った女神です。

「そ、そうですか?わたしが聞いていないその間に何かあったんじゃ・・・」

「気のせいでございます。」

「でも・・・」

「話を続けますよ。」

「仕方ありません。わかりました。」

◇◇◇

『そうでございますね。ここは、自称(笑)女神様に会えました記念に特別割引と致しまして半額の500円にて販売中に御座います。』

私は、つい女神という単語で笑いそうになりながら、歯を食いしばり我慢しながら言いました。

『はぁ、・・・はい。500円。あと、あんた・・・いま自称(笑)ってつけたでしょう』

鋭いツッコミを私は軽くいなします。

『いえ、気のせいでございます。わたしの身の回りに『ワタシメガミ』と言われる方がおられませんでしたので少し、少し語尾が詰まってしまっただけに御座います。それに今まさに女神になられましたので最早どちらでもいいかと』


『は?』


『女神様(お客様)は神様に御座います。毎度ありがとうございます。』

私は、その時の精一杯の笑顔でお礼をいたしました。なんたってスマイルは、ゼロ円ですからね。

『え?ええ、よくわからないけど、ありがとう。』

何故かわたしはお礼を言われました。


『では、お答えしましょう。この斧は、私の斧か?それは、申し訳ありませんが、わかりません。』

『は?なによ。お金まで払わせておいてわからないって!!』

『しかし、私が落とした斧は、血塗られておりました。それは、真っ赤にこびり付き元の色がわからないほどです。なぜ汚れたのかは知りませんが、その斧はさっきビッグベアーさんに貰ったこの世で唯一の斧。ですが、私は血を洗い流した終えた斧を見たことがありません。どうして、金の斧か、銀の斧かわかるというのでしょうか?』

『それは、そうだけど、ってかなんでビッグベアーから、斧もらってんの?あんた』

『別にお話ししても宜しいのですが・・・』

ここでもまた少し俯きながら哀愁漂う雰囲気とできればBGMをかけます。

しかし、この時。携帯型のプレーヤーを手に入れていなかった為。残念ながら口笛で我慢していただきました。

『もう、あんたわたしからいくらとんのよ!もういいわ。これもこれもついでにビッグベアーの斧も取ってきてやるから話しなさいよ。』

『ありがとうございます。できればお茶なども頂ければ。』

『あんた本当いい性格してるわ』


◇◇◇


「そんなわけで小さい頃は、よく湖に色んなものを落として遊・・・ゴホン。お話をさせていただいておりました。」

「そ、そうなんですか・・・因みに場所をお聞きしても?」

「ええ、いいですが、こちらは、お高くなっておりますが宜しいでしょうか?」

「ええ、もちろん。かまいません。(金や銀のものが貰えるなら)」

「つきましてはこの位・・・」



◇◇◇

「そんな訳でちょっとした小遣いかせぎをしておりまして遅くなりました。」

私はお嬢様の紅茶と遅くなったお詫びの茶菓子を差し出しながらお茶を二人で飲み。先ほど、お嬢様からの頂いたお金をそっと、懐に忍ばせました。

え?なにか?

「はぁ、貴女にしては遅いと思ったのよね。」

「申し訳ありません。つい、ああいう方を見ると血が騒ぎまして・・・」

私は深々と後悔しながら頭をさげる。

やっぱり時間がかかり過ぎました。いかに夢中になっても遅すぎては駄目ですね。反省です。

「だけど、貴方。女神様とビッグベアーの話は本当なの?」

そう聞かれるお嬢様に私は唖然としながら答えます。

「なにを言っておられるのですか?お嬢様。3本。ビッグベアーさんの血塗られた斧だった斧と金と銀の斧は、学園に来てからずっと後ろの壁にかかっております。」

お嬢様は振り向き確認されますが

「え?・・・これが本物?・・・意外と地味だったのね。」

「ええ、得てして、意外に本物の方が地味なものでございます。因みにあれからビッグベアーさんとは、仲良くなりまして『クマさん』『嬢ちゃん』と呼び合う仲にございます。」

「・・・もう、私は貴女の交友関係には、触れないことにしたわ・・・でも、その男は女神に逢えたのかしら」

「さぁ?どうでしょうか?私もたまには遊びに行きますかね。」


◇◇◇

それから数日後。

「あんたあの糞ガキのまわし者ね。許さない。許さないんだから!!!」


っと『天誅』と叫びながら雷を落とす女神と叫びながら逃げ惑う男が森にいたとかいなかったとか・・・。


さて、活動報告にてまとめてで申し訳ありませんが、感想返しをしております。

普通の感想返しとは、こちらの方が喜んでいただけるかもと少し違う感じにしております。

良ければ。読んで頂ければ嬉しいです。

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