表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

そんなやつがいた

かわいいやつ

作者: abakamu

電線の上で歌う

“やつ”が一、二、三羽

楽しく歌っているよ

“やつ”が三羽歌ってる


米粒地面に散らばせて

ずっとその場所見ていたら

“やつ”が近づき突っついた

ちゅんちゅん言って突っついた


手を出し“やつ”を乗せたなら

頬ずりしたくなってくる

なにも解らぬ“やつ”はまだ

僕の近くで歌ってる


かわいいやつよ永遠に

かわいいやつで居てほしい

かわいいやつよ末永く

かわいく笑っていてほしい



あの日を大分過ぎた日に

再び“やつ”が現れた

一二三羽で歌ってる

夕暮れ並木の陰の家


米粒地面に散らばせて

ずっとその場所見ていたら

“やつ”等はずっとその場所で

楽しそうに歌ってた


僕は笑ってその様を

心行くまで見ていたさ

あの日の愚直な可愛さも

成長したのと納得し



筆と絵の具を手にとって

キャンパスに絵を描きだした

あの日の“やつ”を忘れずに

ずっと覚えて行くために


水差し停まった小さい鳥

水面つついて波を打つ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ