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死に際に流れる涙の味

作者:コトワリ
 飛ケ谷 燐の通う中学校は、窓の外から見える景色はゴミが少し目立つ砂浜と、地平線が並ぶ海。ただ今は砂浜は雪に埋もれ白く染まってしまっている。

 そんな中学校に一つの、根も葉もない噂があった。
死ぬ寸前の人間は、自分の涙を他人に飲ませると、願いが叶うというもの。確たる証拠があるわけでも、何か歴史的な情報もなく歩き出したその噂。

燐はそんな噂に唾を吐き、残り短い中学校生活を送っていると、一つ下の女子生徒に出会う。彼女は馬鹿みたいに大きな声で言った

『先輩、私と夏っぽいことしませんか!冬ですけど!』
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