死に際に流れる涙の味
飛ケ谷 燐の通う中学校は、窓の外から見える景色はゴミが少し目立つ砂浜と、地平線が並ぶ海。ただ今は砂浜は雪に埋もれ白く染まってしまっている。
そんな中学校に一つの、根も葉もない噂があった。
死ぬ寸前の人間は、自分の涙を他人に飲ませると、願いが叶うというもの。確たる証拠があるわけでも、何か歴史的な情報もなく歩き出したその噂。
燐はそんな噂に唾を吐き、残り短い中学校生活を送っていると、一つ下の女子生徒に出会う。彼女は馬鹿みたいに大きな声で言った
『先輩、私と夏っぽいことしませんか!冬ですけど!』
そんな中学校に一つの、根も葉もない噂があった。
死ぬ寸前の人間は、自分の涙を他人に飲ませると、願いが叶うというもの。確たる証拠があるわけでも、何か歴史的な情報もなく歩き出したその噂。
燐はそんな噂に唾を吐き、残り短い中学校生活を送っていると、一つ下の女子生徒に出会う。彼女は馬鹿みたいに大きな声で言った
『先輩、私と夏っぽいことしませんか!冬ですけど!』
1・冬に夏らしさを求めるやつがどこにいる
2025/10/06 22:59
2・冬の寒さ+花火の熱=青春
2025/10/06 23:00
3・ラムネのビー玉回収不可能理論
2025/10/06 23:01
4・ハートキャッチできない体質
2025/10/06 23:02
終・やっぱり変わらず、お前は馬鹿だよ
2025/10/06 23:05
おまけ+あとがき
2025/10/06 23:06