第二話 再会 予告
ここにきて、第一話の予告通りの物語が展開していることに気がついた
次回予告
戦が始まる。
長く平和だった なごみの国では大人たちが騒いでいました。ディアーヌはパパのことが心配で仕方ありません。大王の元へと旅立ったお父さま。
心配ですが、戦で負けてしまったら、この国は悪者に乗っ取られてしまうのです。不安になりながらもディアーヌは自分にできることを探そうとするのでした。
という内容だった。
私は教えてくれたタブレットのジオに聞いてみる。
「教えてジオ、ディアーヌはどうしているの?」
〈それは今は教えられないよ。迷っている図書館の本を探して館長から秘密の図書室の鍵を借りないといけないんだ。頑張ってネ!〉
頑張ってって…
私は混乱した。私もミニゲームをしなきゃいけないなんて考えてもいなかった。
「ええ、私もゲームをするの?」
私は心から面倒くさかった。昔からこういうRPGのミニゲームとかは面倒くさいと思う方だった。
〈そうだよ。ディアーヌに会いたいのは君でしょ?ここはオープンワールドなんだから、君が願って行動しなきゃ、ダンジョンの攻略は出来ないよ。〉
ジオはなんだか陽気に言った。私はダンジョンとかに行きたいわけでもない。
ダンジョンって、なんだか知らないけれど、ディアーヌのいる図書館ではない気がした。
私にとって、ディアーヌパパは好きではないけれど、ディアーヌには優しいパパなのだろう。
4歳のディアーヌに剛の記憶があったとしても、パパの助けになるような知識チートはない気がする。
図書館で何を探しているのだろう?少し気になった。
「わかったわ。図書館でゲームをするわ。私はディアーヌに会いたいんだから。そして、何か、役に立てるなら手出すかしたいもの。」
私はさっき言った図書館へと向かうことにした。