ペオル2
「なんでぇーベルフェゴールが出てくるのよっ(>_<。)」
頭が痛くなる。
悪魔を扱うのは結構、エネルギーが必要なのだ。
悪魔…に限らず、ネガティブなものを描くのは…
悪魔召喚には、自らのネガティブな部分を使うものもある…なんて、漫画がオカルト雑誌で読んだことがあるが、心理学や犯罪学でも、悪魔…真相心理の暗部を見つめ続けるのは健康に良くないと書いてあった気がする。
実際、オカルト、怪奇モノのクリエーターには、そんな噂があとをたたない。
悪魔なんて、ゾロゾロ登場させるものではないのだ。
「だって…ウズキさんがぁーお嬢様と剛さんを合体…(ハート)しちゃうんだもん。」
メフィスト…私の真似をしてるつもりだろうか(-_-#)
「別作品じゃん。そして、憑依だから…合体とかハート飛ばしながら、いかがわしい表現はやめてくれる?」
ため息が出てきた(T-T)
「別も本もないですぅ…ここは星幽界…一度、関係をしたら、関連作品を紹介されてアクセス出来る世界…アストラル界なんですもん。」
メフィスト…何故に自慢気?
「だからって!剛を女の子に転生させるまでやる?」
私の渋い顔をしばらく見て、メフィストは悲しげな…パフォーマンスをはじめた。