ギルド
まとめて載せていますので、ネタバレ注意です!!
冒険者ギルド
剣と杖が交差するマークが壁に刻まれている、石造りの大きく堅牢な建物。
開き戸である二つセットになった大きな木製の扉。
室内には、木の丸机と椅子のセットが幾つか置かれている。
右側に見える綺麗に磨かれた石造りの長いカウンターのような机の、その奥には厨房。
左側の艶やかなのに所々不自然に削れた跡のある壁一面には、たくさんの依頼紙がはられている。
正面奥には、厨房前と似たつくりの長い石造りの机に、受付をおこなう職員がいる。
武骨さと、どこか研ぎ澄まされた空気と、食と依頼紙とにぎやかさ!
トランプカードのようなプレートが登録の証。
プレートの色は、達成依頼数やレベルに応じて鉄色→銅色→銀色→金色、というように、硬貨の色にあわせて変わっていく。
冒険者として登録することにより、ギルドに集まる依頼を受け報酬を受け取ることができるようになる。
深夜と夜明けの時間は緊急時以外、入り口の扉を閉じている。
レギオンとキャラバンのクラン部屋の貸し借りは、冒険者ギルドがになっている。
職人ギルド
それぞれの職人を示すマークを刻んだ壁。
扉のない広い入り口。
整然とした空気。
広々とした広間のような部屋は、中央には幾つもの大きな石造り机が並び、正面の奥の壁には幾つかの扉が、左右の壁側はぐるりと石の長いカウンターが占めている。
中央に並ぶ机の上には、素材が広げられ、左右の壁のカウンターには職員がいる。
広い部屋の中は冒険者ギルドとはうってかわって、会話が交わされつつも静かで冷静な雰囲気をたたえている。
四隅にそれぞれの技術を示す模様を銀色で刻んだ、黒いプレートが証。
持ちうる技術一つ一つにプレートが発行される形。
職人ギルド自体は事実上、職人と他のギルドとの仲介役といったところ。
登録しておくと、素材をそろえるのが楽になる。
現地調達をしなくとも、よく使う一般的な物ならば職人ギルドで直接素材を買うことができる。
素材収集依頼紙をこちらで書くと、個人的に依頼をするよりもスムーズに冒険者ギルドに依頼をすることが可能。
知り合いの職人ができたり、アトリエに入ったりすることで、物々交換や素材収集時の協力関係が築ける。
奥の壁に並ぶ扉は、それぞれの職人が自由に使用できる作業場になっている。
アトリエのクラン部屋の貸し借りも、職人ギルドがおこなっている。
職人ギルドに隣接する小さな家々が、クラン部屋。
商人ギルド
金貨を乗せた天秤が刻まれた壁。
扉のない広い入り口。
広い部屋の中、机や石の床にまで様々な品々が整理されつつも広がっている。
中央よりやや奥の位置には、部屋を横に区切るように長い石のカウンターがあり、職員がいる。
左右と奥の壁にはずらりと扉が並んでおり、重要な商談はその奥の小部屋でする。
熱意と鋭さを宿した雰囲気。
淵を金線で飾った白いプレートが証。
どのような商品を扱うのか、名前の下に記載する必要がある。
登録はカウンターだが、売り物提供の手続き自体は秘密保持のために小部屋の中でおこなう。
すべての物を売る人たちのギルドであり、商人ギルドに登録した商人の品物を、ギルドがかわりに売ってくれる。
商人ギルドは隣接する建物の中がお店になっている。
サロンのクラン部屋の貸し借りは、商人ギルドがになっている。
正確には、すべてのクランのクラン部屋の貸し借りの調整は、この商人ギルドがおこなっており、他のギルドが仲介をしている形。