費用について
退院が決まると費用の精算を行う事になります。
結論だけ先に言うと、最初に用意した2万円で十分です。
既に書いた内容も含まれますが、具体的に並べます。
■自宅から病院までの費用
保健所から移動手段が提供されます。
感染防止をしているタクシーで、この費用は保健所持ちです。
→0円
■治療及び入院にかかる費用
人工呼吸器やECMO、ICUの使用費用。
病室や入院中の食事代。
原則、全て国が負担してくれます。
→0円
■個人的に要望した変更の費用
病院からの指示に従う範囲では費用は発生しません。
大部屋から個室に変更して欲しい等、個人の要望で指示内容から変更した場合は費用が発生します。
金額は入院先の病院次第で変わります。
→有料。
■生活用品
寝巻や下着、歯ブラシやシャンプー類。
この辺は全て自己負担です。
病院のレンタルサービスを使用せず、自分で用意したものがあればお金はかかりません。
ただし、下着だけは例外です。
しばらくの間は寝たきり状態なので、おむつが必須。
僕の場合も、下着分だけ費用が発生しました。
→有料。
■退院の帰宅費用
健康状態に戻ってからですので隔離は必要ありません。
このため、病院を出てからは自己負担です。
→有料。
■具体的な話
これを書くべきかは、迷ったのですが。
エッセイの主題が、新型コロナウィルスに感染し重症化した時の経験を伝える事なので。
精算の際にもらった支払い明細を確認しました。
入院期間:16日
治療費用合計:約440,000円(44万円)
自己負担費用:約6,000円
国はどれだけ手厚い支援をしてくれているのかと、改めて感謝です。