リスクの選択について
今回は、少し重い話です。
「確率は低いですが合併症を引き起こし、死亡する可能性があります。
それでも人工呼吸器を使用しますか」
重症になると、この選択を求められます。
治療同意書に、本人か代理人が署名しない限り、治療を開始することは出来ません。
大抵の人にとって、リスクとは「ある」と「無し」の2つの感覚しかありません。
なので、どちらを選んでもリスクが伴う条件で選択を行う状況は想定外です。
自らの生命に関わる選択なので、急な判断が出来なくても当然です。
が病気の進行は、迷いを待ってはくれません。
10分遅れるだけで症状は悪化します。
だから、きちんと考えられるうちに、どうするかを決めておきましょう。
命に関わる選択の場は、それほど多くはないです。
・人工呼吸器を使用するか否か
・治験は終わってないが、ある程度実績が出ている治療法を試すか否か
→いまだと抗体カクテル療法試すか、レムデシビルを試すか
・延命治療を行うか否か
くらいかな。
余談ですが。
ゲームの武器や防具合成で、成功率〇%です。
失敗すると素材をロストします。
→実行しますか?(Yes/No)
みたいな選択をを日々複数回繰り返しているとか。
麻雀が好きで、危険を意識した選択が日常だとか。
デイトレをやっているとか。
そう言う方々は覚悟を決めるのも早いです。
慣れの問題です。