表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/16

その7 信也の天国地獄その1

信也視点になりますよー


                 信也 自宅


 「父さんも母さんもいきなりすぎるんだよ…海外に行くとかさ…それに…」「ふへへ〜信也君と一緒に暮らせるなんて僕はなんて幸せなのかな〜」

 「何で瑞穂がここで一緒に住むことになってんだよ!」「将来のためだよ〜」「将来も何も俺たちはそんな関係じゃない!」

 「ひどいよ〜将来僕をお嫁さんにしてくれるって言ってくれたじゃないか〜」「そんな幼稚園のときに言ったことを…叔父さんや叔母さんが許すわけ…」

 「許可は出てるよ、僕たちは将来を結ばれる運命なんだよ…あんな女狐なんかどうでもいいしね…ふふふ。」

 「いや、ちょっと、春日とか関係ないだろ…お前らはどっちもしつけぇんだよ…俺はもっと自分が求めるような人間が…」


                             『ピーンポーン』


 「ん、はいはい、どちらさまで…ん、春日、どしたんだその格好は!」「信也…なんか、家で解散とかいわれ…あぅ。」

 「おい、春日、おぉぉい!……ん?」「お…お腹がすいたぁ…」「・・・・わかった、飯食わしてやるよ。」


                              2時間後〜


 「おいしかったよ〜さすがは信也、私の将来の旦那様!」「何言ってんの!信也君は僕の旦那様になるんだよ!君とは生きる次元が違うんだよ!」

 「なによ、今時そんなこと言うなんてどんだけ時代遅れなの!」「うるさいわよ、このビンボー女!」

 「…なぁ、何であんなことになってたんだ?」「あっ、あのね…家が借金でね…追い出されたの…そしたら父さん達が、一人で頑張れと言って…」

 「どっかで聞いたような話に……暮らす場所とかねぇしかねもねぇんだろお前…家の言えでかいし…部屋あいてるからそこに住めよ。」

 「えっ、本当にいいの!さっすが信也!」「ええ〜そんな〜僕と信也君だけの愛の巣が〜」「どうでもいいよそんなの…とりあえずそういうわけだわ…」

 

                             『ピーンポーン』


 「んあ、何だ?また誰だ…はい、どちら様ですか…ん?」 ドアの前には女の子が二人立っていた…





                      続く

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ