その1 海藤家
はっきり言ってこんな書き方で小説書くのは2年ぶりです
2009年春…覚はわざと留年して今年で19になると言うのに高校3年生であった…
父親からはこっ酷く絞られたが、いろいろあってまぁ、クリアしたんだわ条件を
「んぁ、朝か…」寝ぼけ眼で起きた青年こそ、この物語の主人公海藤 覚である
「今日から新学期なわけか、よっしゃ、準備してさっさと学校に行くぜ!」
なにやらオーバーヒートしていた、ああ、彼の通う学校は私立コントロール学園スクール高校
通称コントロール高校である、理事長は覚の父親と言う、中堅の高校である
なんと言うかはっきり言うとこの高校、実質の支配者は覚であったりするのである
そもそも行事やらイベントなどを考え実行しているの覚である
「兄さん…また何かしでかす気なの?」こんなことを覚に言うのは覚の実の妹である雛
彼女は学校では副生徒会長をしている、ちなみに生徒会長は覚である
ちなみに彼女の見た目は小学生にしか見えず、それを指摘されることがよくある
だがそんなことをするのは雛を知るものは危険だと言うことを知っているのでするものはいない…
「ふっ、俺が何かみんなの困るようなしたことがあると言うのか雛よ…」
「そっそれは…ないですよ…兄さんはみんなの喜ぶような企画しかしませんよ!」
兄にかなり弱い雛…兄の言葉には絶対服従である…「そうだろう、そうだろう…」
「雛は兄様だけには甘いのです。」「南よ〜雛は間違ったこと言ってねぇぜ?」
覚のもう一人の妹、南、っといっても南は覚の従兄妹であり、覚の父親の妹の娘であるが
両親ともども事故にあってしまったがために覚の父親が引き取ったのである
まぁ、父親は数年に数回しか家に帰ってはこないのであるが…
「しかしですね、兄様はいろいろ突然すぎるんですよ、あの二人も突然でしたし…」
「あの二人と言うと。」「僕らのことだよね。」唐突に現れた二人の青年
西場 修平と山崎 拓平、彼らは親が事故で死に、頼れる人がいなく、困っていた時
覚が自分の家に住まわせたのである、そのうえ、妹とくっつけようとまでされた結果
この二人は拓平が雛、修平が南と恋人になっていた…
「まぁ、いいじゃん、結局お前ら幸せだろ?」「まぁ、そうなんですけどね…一人を除いて…」
「そうだよねー、一人を除いてだよね…」もう一人の妹である美香がいた、彼氏なんかいない
そもそもあと一人この家に男子がいたはずなのだが、なぜかこのごろ家に帰ってこないのである
そもそも存在の薄いその男は誰も心配していないと言うひどい扱いである
「お前にもいずれは、いいやつが来るさ…たぶんな♪」「たぶんな♪…じゃないしょぉぉぉ!」
こんな家庭にメンバーが一人追加されるまで後もう少しであった…
どうでした?感想お願いします。