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あと1人

ツーアウトから渡邊がタイムリーツーベースを放ち、これで1点差。


そして俺は大石と対峙、する間もなく1球目が投げこまれる。


《ボール!》


ーーくっ、ボークギリギリじゃねぇか…。そりゃあ差し込まれるよな…。


なんてことを考えている間に次のボールが飛んできた。今度はストライクだ。


もう、考えている暇はない。


ーー来た。


俺は甘く入ったボールを迷わず打ち返し、右中間を破りツーベースヒット。


そして渡邊が全力疾走でホームに帰還し同点。


さらに次のバッターは白石。

その初球だった。


カキイィィィン!と真芯で捉えた打球はセンター方向にぐんぐん伸びる。


ーー行った!! そう確信した時だった。



…パシッ



誰もがホームランかと思った打球をセンターの末広がフェンス際でジャンピングキャッチ。

ファインプレーで逆転は阻止された。



そして同点のまま山野は最終回のマウンドに向かう。


吹っ切れた山野は意気揚々とマウンドに上がり勢いそのまま、7番史田をファーストゴロ。続く八木を空振り、さらにラストバッターの朝上を低めいっぱいの見逃し三振と圧巻の投球で最後のイニングを締めくくった。



そして回は7回裏。俺たちの最後の攻撃が始まる。



バッターは6番浦部。大石の速いテンポに翻弄され三振。続く的山はボールに当てたもののライトフライ。


あと1人。バッターボックスに入った小林が凡退すればゲームセット。


しかし、小林はそうそうに追い込まれてしまう。


ーー頼む…なにか起きてくれ…。

ベンチはただただ祈るしかない。その時だった。


久々の投稿になります!

作者が今月から多忙のため投稿頻度が激落ちすることと思われます!(本当にごめんなさい)


とはいえ、意地でも完結させるので読んだ方はブックマークをどんどんしてください!!

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