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【旧版】うちのモフモフこそが最強!  作者: あきさけ
第10章 ドライフラウと草原の朝と
101/115

93.ドライフラウ観光です!

待 た せ た な


……本当にお待たせしました<(_ _)>

うちのモフモフこそが最強!更新再開です


とは言っても定期更新ではなく週1~3程度を目指した不定期更新ですが。

完結まで書き上がったら毎日更新で一気に放出していくと思います。

それではよろしくお願いします。

 さて、高台からの景色も見終わりましたし、今度はやはりテイマーギルドですかね。

 転職は先に行っておかないと忘れそうなんだよ。


「……さて、テイマーギルドを探すにしても、どこに行けばいいかわからないんだよ」


 そうなのです、テイマーギルドの場所がまったくわからないのですよ。

 ツヴァイファムに行ったときも迷いましたし、困ったものなんだよ。


「……うーん、おとなしく、誰かに聞くとしましょうか」

「ワォン」


 シズクちゃんも、それがいいと言ってくれている気がするのでそうしましょう。

 さて、そうなると誰に聞くかなのですが……。


「……あら、あなた、テイマーかサマナーかしら?」

「はい?」


 誰に道を聞こうか悩んでたら、突然声をかけられたんだよ。

 相手は……ボクよりはるかに背が高いお姉さんですね!


「そうですね、ボクはテイマーなんだよ」

「そうなのね。ここにいるっていうことは、ドライフラウは初めてかしら?」

「そうなんだよ。それで、これからテイマーギルドに行こうと思ったんだけど」

「なるほど、道がわからないのね」


 答えを先回りされてしまったんだよ。

 ……初めてこの街にきたって教えたし、仕方がないことかな。


「テイマーギルドの場所は、ここから大通りに戻って女神像広場に出たら、東側に向かう道へ向かった先よ。ほかの街と比べて大きな看板が出ているからわかりやすいと思うわ」

「そうなんだね。教えてくれて、ありがとうなんだよ」

「いえいえ、後輩の面倒を見るのも先輩の役目ですからね。……本当なら連れて行ってあげたいところなんだけど」


 おや、なにか事情があるのかな?


「そこまでしてもらわなくても大丈夫なんだよ。場所さえわかればなんとかなると思うし」

「そうね、そうしてもらえるかしら。街中の飛行禁止措置が出てから、案内するのも大変になっちゃったのよね」

「そうなの?」

「ええ。前は、パートナーに同乗してもらって案内できたんだけど、いまはそうも行かなくなっちゃってね。地上を高速で走り抜けるわけにもいかないし」

「……確かに、それは危なそうなんだよ」


 人の多い街中でパートナーに騎乗して走り回るのは、ボクから考えても迷惑なんだよ。

 そんなことをしたら、他の人にすごい迷惑をかけそう。


「そういうわけだから、案内できなくてごめんなさいね」

「大丈夫なんだよ。それじゃあ、ボクはこれでいくね」

「ええ。……ああ、そうだ。あとで私のお店に遊びに来ない? パートナー向けのあれこれをそろえているお店なんだけど、興味があったら来てもらえるとうれしいな」


 ほほう、パートナー向けのあれこれとな?

 それは是非ともいかなければ!


「必ずいくんだよ! あ、場所はどこなのかな?」

「場所はこのチラシを見ればわかると思うわ。それじゃ、またあとでね」

「はーい。またあとで、よろしくだよ」


 お姉さんを見送ったら、チラシに目を向けてみる。

 お店の場所は……この高台からすぐそばなんだね。

 本当なら、先に行ったほうが効率がいいんだけど、テイマーギルドを後回しにしたら、絶対に忘れる自信があるんだよ!


「……急いでテイマーギルドにいくのですよ、シズクちゃん」

「ワフン」


 お姉さんに教わったとおりに道を進めば、大通り沿いにでかでかとした看板を構えたテイマーギルドがあったんだよ。

 その向かいには、サマナーギルドもあって、こっちも規模がおっきい。

 ほかの街とは比べものにならないんだよ。


「さて、早めに転職を済ませましょう……たのもー」


 元気よくギルドの中に入って受付で手続きですよ。

 転職可能なレベルになっていたので、問題なく転職することができました。

 転職後の職業名は『ブレステイマー』ですよ。

 なんでも、【従魔術】によるパートナーたちへのステータス補正が大きくなるんだとか。

 自分ではなくてパートナーが強くなるんですね。

 パートナー頼みな冒険をしているボクにはぴったりな職業でしたよ!


 あと、ついでにギルドでいくつかのクエストを受けてギルドランクをいくつか上げておきました。

 その結果、新しい情報も教えてもらえるようになり、パートナーの進化にも転職石を使うことがあると教わりましたよ。

 ……この情報、なんとなく推測できていたんですが、必要な情報でしたかね?


「さて、やらなくちゃいけないことは終わりましたね。では、お店とやらに突撃ですよ!」

「オンオン!」


 お姉さんにもらったチラシを握りしめて、教えてもらったお店へと突撃です!

 チラシの地図を頼りにたどり着いた場所にあったのは、ログハウス風の大きな建物。

 看板には『ギルド『草原の朝』ギルドハウス兼パートナーショップ『草原の目覚め』』と書かれていましたよ。

 どうやら、ここが目的地のようですね。


「……はて、『草原の朝』……どこかで聞いたような?」


 記憶の片隅に引っかかるのですが、思い出せないならたいしたことはないのでしょう。

 いまは、このお店に用があるのですよ!

 勢い任せに入店です!


「細かいことは後回しです! たのもー!」

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