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ドSな俺と、ドMなアイツ  作者: 下弦 鴉
第三章 文化祭は所詮前菜?
90/117

89、暇人達と、へタレと馬鹿!?



気が付けば、アクセス数10万突破!

長い間更新できなくて、楽しみに待っていた方には申し訳ありませんが、嬉しい限りです!


これからも、ちまちまと頑張らせていただきます。


 「暗いよぅ……これ、暗すぎだろぅ……」

 そう呟きながら、影薄よ、何時間そこに居座るつもりだ!早く動き出しなさい!てか、仕掛けどうにかすれば、ここ明るくなるんだからね!

 「かげぇん!俺、俺、……無理だよぅ」

 おま、それでも男ですか!?ていうか、どんだけ情けない声あげてんのさ!

 「もう、1人じゃ怖くて進めねぇよぅ……ぐす」

 泣くなよあほんだら!ちょっと哀れになるじゃないか!

 「明かりをぉ、日の光りをぉ……」

 だから、仕掛けをときなさい、仕掛けを。

 こいつはこれ以上見てられんな。次行こ……。




 「ごちそうさまでした!有難うございました!」

 はい、お粗末さまでしたぁ。……って、食べ終わるの早くね!?10人前の寿司をたった数分で食べきるとはっ!お前、どんな胃袋してるんだ!?

 「次もまた、よろしくぅ♪」

 楽しんでるし……。

 あ、森野よ、そっちは―――

 「ぐはっ!?」

 行き止まりだよ……。

 「いい度胸ね、私と殺りあおうって言うの!」

 いや、それただの壁だから。何の仕掛けもない、ただの壁ですから。

 「これが作者の言ってた仕掛けね。でも、手ぬるいわ!」

 いや、だからね、それはただの壁ですから。

 「さあ、かかってきなさい!どんどん痛めつけちゃいなさい!」

 こんなところでもM心は忘れないのね!?ていうか、反対側に道あるからね!ここはただただ食べて進めばいいルートだからね!仕掛けなんてございませんよ!

 「どうしたの?あなたはSじゃないとでも!?」

 Sじゃないですね、壁ですね。

 「あなたはSだろうが、Mだろうが関係ないの!私に快楽を!生きる糧を!!」

 まだ言うか!それは壁!森野はただのM!それでいいだろうが!!壁に生きる糧を求めるな!!

 「さあ、おいでなさい!というか、痛めつけてくださいお願いしますから!」

 なぜ土下座!?土下座する理由がどこに!?

 「そして一つ言わせてください!ちょっと調子に乗って食べ過ぎました!!気持ち悪いです!!」

 ヒロイーン!食べ過ぎて気持ち悪いって、ありなのか!?それでもお前はヒロインなのか!?てか、それでいいのかヒロインよ!

 「うっぷ……は、はきそう……」

 場所変えましょう、場所。




 「……」

 …………。

 「……はぁ、ねみぃ」

 ……狩燐よ、あの一番最悪のルートを選んでおいて、戦闘ルームに一番乗りですか……。

 「ヒマだぁ」

 そりゃそうだろうがよ。なにせゴキ……爆弾使うなんて卑怯な手を使ったんだからな。

 「戦うんなら、赤星がいいなぁ……」

 あ、彼の観察、し忘れてたわ……。

 「ねみぃ、ねみぃよ。そして平和だぁ」

 それは多分、お前だけだよ。暗闇で泣いてる友達でも助けに行ってくれ……。




 「……」

 …………。

 「……ふぅ、誰もいないぃじゃなぁイカ」

 同じ始まり方で悪いですが、赤星も戦闘ルーム待ちっておい……。装備もしっかりしやがって……。

 「しかし、あんな簡単でEとは、作者さん、どぅしたんだろぉ」

 いや、簡単じゃないはずだから。てか、簡単じゃなかったからね、君のルートも……。

 「麻痺だぁな」

 いや、麻痺じゃなくて、ヒマでしょうが……。

 「しかぁし、たたかうんなぁら、狩燐とがいぃなぁ」

 狩燐もそんな事言ってたな。

 「他の奴じゃぁ、なんかぁなぁ」

 暗闇でなくへタレ影薄と壁に生きる糧を求める馬鹿Mの事ですかな。あ、あとクサレ豚やろうもいたのか。まあ、豚の丸焼きにしてやったが……。

 「とりあAず、寝てようかんかな……」

 寝てようかん……ってなんだよ。

 しかし、他の奴らは遅くなりそうだし、戦わせちゃおうか……。

 (おーい、そこの暇人A!)

 「Aじゃなぁい、赤星だ」

 (さいですか)

 「でぇ、なぁんだ?」

 (その他もろもろは、ちんたら泣いたりMったりしてるから、暇人Bと戦わせてやる)

 「Mったりってぇ?」

 (マゾってるってこと。以上)

 「さいですかぁ」

 (で、暇人Bと対戦になるけど、装備はそのままでいいよ)

 「わかぁったぁよ」

 (んじゃ、移動するぜおっ!)




 「寝るかなぁ。暇すぎて寝そうだぜ……」

 (はぁい、暇人Bよ、こんにちは)

 「暇人Bじゃないよ、Aだ」

 (え、あ、はい、すみませんね……って、普通なら狩燐だって言うところだよね!?)

 「まあ、それはあれだ、気にしない事だな」

 (……いいのか……)

 「Eんじゃなぁいの?」

 「お、よう、暇人B」

 「Bじゃなぁい、元Aだぁよ」

 「そうなんか」

 「そうなんだぁよ」

 (で、暇人達よ、他の奴らは時間かかりそうだから、特別にお前らで戦っていいからね)

 「了解ー」

 「わかったぁよ」

 (ルートは、赤星か狩燐のか、選べるから戦い終わったら名前呼んでねぇ)

 「ほいほい」

 「レジャー」

 ……つっこんではいけない、つっこんではいけない。ツッコみたいけどね!

 (では、健闘を祈るよ、二人とも)


次回は、赤星と狩燐のバトルにするか、アホ達の観察にしようか……。

んー、悩みます……。

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