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ドSな俺と、ドMなアイツ  作者: 下弦 鴉
第三章 文化祭は所詮前菜?
88/117

87、いざ大阪城!?



これ、ギリギリ週一回更新成功ですよね!?

ギリギリセーフ、スライディング的な感じで!!



 いきなりですが、一つ言わせてください。もうこれ、ロミオもジュリエットも関係なくなってますよね!?ただのどんちゃん騒ぎになってますよね!?

 「……はぁ」

 「ため息ついてると、幸せ逃げるぞ、勇者ロミオよ」

 「んだよ、魔王め」

 「魔王じゃない、ただの狩燐だ」

 「あそ」

 あ、今気付いた。今回は俺視点なんだ。やった!影薄の汚名返上チャンス!!

 「あ、赤星だ」

 「狩燐、おひさぁだね」

 なに!?俺の知らない人物が今ここに!!しかも何このなまり、何なのこのなまり!

 「お前もやんの?」

 「歌聴くより、ナゾとかそーゆーのがすぅきだからね」

 「ああ、分かる」

 「歌?」

 「歌じゃなぁいよ、赤星。よろしく」

 「え、ああ、よろしく」

 ……何気にフレンドリー。いい人っぽくてよかった。うん。

 「てか、お前知らねぇの?」

 「何をだよ」

 「歌って踊ろうとしてる怪しい三人組」

 「歌って踊ろうとしてる……」

 歌って踊れる三人組じゃないのか……。

 「なぁんか、突然出てきて、歌うたってるよ」

 「そうそう。なんか見たことある気がすんだけど、思い出せねぇんだよな」

 「しばらく暇になるお客サマーのために、歌うらCD」

 ……。

 「お前も混じってくれば?変な冷たい目でみんな見てくれるぞ」

 「イヤだから!」

 「よぉろこぶとCたら、瀬川のスートーカーくらいだぁね」

 「だぁな」

 うつった!?

 「ちみ達も参加かい?」

 ちみ!?君じゃないの!?ちみなの!?

 「えっと、どちらさん?」

 「猪上正樹様だ」

 「じゃあ、マサで」

 「いきなりあだな呼びかい、ちみ!!」

 「そうだよ、チビ」

 「チビじゃない!」

 「元気なこった」

 まったくだな。てか、汗かきすぎだろ。何百メートル全力疾走したんだよこいつ。

 「森野美咲、久々にダーリンのために登場!!」

 確かに久々だ。ヒロインのはずなのに出番が少ないヒロインだから、久々だ。ていうか、女子の参加も可なのか!?

 (まあ、何でもありだからね)

 いやいや、何でもありすぎだから!もうちょっと苦労というものを知りなさい!!

 (部活で十分苦労してんだよ、ヘボへタレ影薄ラー1号)

 何て長いあだ名つくんだコラ!!

 「ダーリンは誰にも渡さない!」

 「どーでもいいけど、暇つぶぅしになれば、それでいぃんだな」

 「ま、適当に真剣に行こうかな。作者の事だから、警戒しねぇと」

 「……ダイエット」

 一人目当てが違います!ていうか、みんな目当てが違います!!

 (まあとりあえず、そろそろ始めよっか)

 「イエッサー!!」

 みんなで合唱。でも、一人だけ発音がちがかった気がする……。まあ、いいか。

 そして、作者(鴉)が説明を始めた。


 んじゃ、これからテキトーにルール説明するからよぉく聞きなさい。

 「はぁい」

 入り口は、人数分用意され、別々のルートとなっているために、他のプレイヤーと会う事はないでしょう。

 「作者ー、質問」

 なに、狩燐。

 「何故にプレイヤーなんですかぁ?」

 ん?ゲームっぽくしたかったから。

 「了解です」

 「納得していいのか!?」

 五月蝿いよ、お箸。黙ってなさい。

 「お箸じゃないです!こ―――」

 けれど、一階登るごとに、必ず誰かとぶつかるようになっています。何もないと、つまらないですからね。見ている方も。

 「無視!?」

 2人一組に戦うようになっており、よりいい武器と、そんなによくない武器が置いてありますからね。それに注意してください。一階には武器と防具のセット、二階には作者の特権により使える魔法、三階には最上階へと続く階段の鍵があります。だから、より早く仕掛けられたトラップを解き、上へ上がり、いい物を取れるようにしてください。

 はい、ここまでで分からない事は?

 「はぁい、質問」

 なに、赤星。

 「トラップはルートによって数がちがかったりすぅるんかね?」

 おお、いいところに目をつけたね。

 ズバリ、言おう。ルート選びが一番大切。一番難解なルート、次に難解なルート、少し近道できるルート、一気に戦う部屋まで行けちゃうルートがあるから、よく考えて選ぼう!

 「じゃあ、もし負けた相手がいいルートだったぁら、そっちに行ってもいいのぉ?」

 もちろん!でも、一階入ったら扉は閉まるから、後悔しないようにね♪

 「レジャー」

 「ラジャーじゃね?」

 そこ、五月蝿い。

 「何で俺限定に―――」

 あ、そうそう。途中で抜けたり、ギブアップはなしだから。やめるなら今のうちね。入ってから後悔して戻ったら、私からの鉄槌が下ります♪

 「具体的に言うと?」

 「なあ、また無視!?」

 「うぅさいいよ」

 「そうだよちみ。ルールは静かに聞きたまえ」

 「集団でイジメか!」

 うっさい!!


 ドゴオォォォォォン!!!


 ……けほっこほっ……。

 こ、こんな感じで、神の鉄槌かみなりが落ちるからね……げほっごほっ。

 「お、OK……」

 んじゃ、砂埃と黒焦げの影薄を無視してスタートォ!


戦いの火蓋はきって落とされた。





……すみません。カッコよかったんで、一回言ってみたかったんです……。

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