78、精神的に疲れた日!?
最近の関東は、微妙に蒸し暑い……。
↑どうでもいい……。
「はあぁぁぁぁぁ……」
ダメだ、なんかもう、精神的に疲れた。てか、精神的に傷付いた……。
「ダーリンダーリン」
……。
「ねぇ、ダーリン」
…………。
「瀬川慎吾クン?」
………………。
「瀬―――」
「うっせぇな、まとわりついてくんな、変態!!」
「うっ……」
はっ!な、何!?
「ごめん、……うう……なざい……」
な、なな、ななな!!
「こらダーリン!女の子泣かせちゃ、ダメでしょう!私だけ泣かせてくれれば、それでいいんだから!!」
「うっせぇ、引っ込んでろ変態ストーカー」
「変態じゃない!ちょっと、考え方が常識人と違うだけよ!」
「それを馬鹿という」
「馬鹿じゃないわ!愛の事なら」
「で、何でいんの?」
「え?」
「聞いてないの!?無視なの!?」
「変える方向、逆だろお前」
「えっと、今日は、叔母の家に……泊まるんです」
何でもう泣きそう?何で泣きそう?なぜ泣きそう?
「今日は2人とも仕事で帰って来れないから、その……」
「ああ、分かった分かった」
……ミスガラスハートこと、舘山。恐るべき涙腺の緩さ……。
「せっがわーーーーーーー!!!」
「しねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「何で!?これでも俺らは、友達だろ!?」
「いつから友達になった?あん?」
「え?出会ったその時からよ」
「お前に聞いてねぇよ、クソボケ馬鹿森野」
「ああ、今日もいとおしい罵声……有難うご」
「斎賀がな、まだ着せたい衣装があったのにって、メッチャ残念そうにしてたぞ?」
「気にするな。気にしたら俺に殺されると思え」
「思います!」
「お前じゃねぇよ、小橋だよ」
「え!?」
「お前、自分に言われてるって、思わなかったのか!?」
「ああ」
「……」
「何故に黙る?」
「帰ろうか、高山」
「舘山です」
「鷹馬屋?」
「どんな店ですか!?舘山です!」
「ああ、竹原。うんうん、知らないよ」
「違います!縦長です!」
「あ」
「……香ちゃん……」
「ミスってね?」
「……う゛ぅ……」
「死ね影薄小太郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「何でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
おお、見事に飛んでいくぅ〜。
「私もよろしくお願いします!!」
「……泣くなよ、田釜」
「……う゛ぅ……だがやまでずぅ〜……」
うん、高山ね。
(ちょっとちょっと!勝手にキャラの名前、変えないでよ!)
うるせぇ、バ鴉。しばらく消えてろ。
(舘山だからね!舘山だよ!舘山だよ!!)
しつこい!!
「ねぇ、ダーリンゴ」
「なんだよそれ」
「ちょっと変えてみれば、反応してくれるかと……」
「とりあえず」
「なになに♪」
「死んどこっか」
「うん♪」
「HAHAHA!!その返事、待ってたぞ!!」
今いる場所は、橋の上♪その下はもちろん、川となってます♪しかも、きったなぁいですぅ♪はっははぁ〜〜〜♪
「ちょ、待ってダーリン!わ、私、泳げて5メートルなの!頑張って、15メートルなの!!」
「だからどうした?」
「だからその……ご好意は大変嬉しくおも」
「じゃ、一思いに……」
「やめっ……、ちょ、真面目にやめない、あ、でも、やめ、ああ、でも、やめてくださいかもしれません!!」
「日本語がおかしいぞ!!」
「気にしないでくださいまし!!」
「ともかく、」
「ダメですぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
「だっ!!」
チョ、チョップだと!?しかもかなり痛かったぞ!誰だ!この野郎!表でろい!!って、ここが表だし!!
(バーカバーカ!!)
死ねっ!!
「死ねとか、殺すとか、死ねとか死ねとか!!言っちゃいけましぇぇぇぇぇん!!」
しぇん!?てか、どんだけ『死ね』を否定するんですか!?3回も言ってるし!!
「お前は、友達の暖かさを分かってないぞ!」
で、帰ってきたの、小橋君。
「そう、ボクは小橋だ」
……キャラちがくね?
「とも、ともかく!ら、乱暴なことは、言っちゃ%&#$%>*‘@!?」
言葉になってない!最後の方、言葉になってない!!
何語!?英語!?ドイツ語!?エイリアン語!?
「そうだ!この子の言うとおりだぞ、せがは!!」
『は』の字違うから!『わ』だから、『わ』!!確かに『は』でも、わというよ?でもさ、名前的に、『は』はないべ!!
てか、通じたの!?すごっ!!
「アブラカタブラ・ヘレピランプレスト!!」
アブラカタブラ?!何の呪文!?呪いの呪文!?悪魔召喚の呪文!?
「そうだそうだ!!」
だから、何でお前は通じるんだよ、小橋!!
「そうよ、ダーリン!」
オメェも!?
「ィ゛/″乂レよ、ー⊂っ乙もレヽレナナょレヽ亊ナょh乙″すょ!!」
解読不可じゃね!?何ていってっか聞いてるから分かるけど、読んでる人、分かる人にしか分からなくね?
(まあ、ギャル語ですからね)
作者!?
「イジメ反対!」
お前が言うと、なぜか説得力があるよ、小橋。
「私はいじめてOKぼくじょー!!」
死ね。
てかさ、日本語を話そう。誰にでも分かる、日本語を話そう。ここは日本だよ?日本なんだよ?OK?
「あ、あの、わたし、私、こっちなんで、あの、その、あれ、それ、どれ?」
聞くなよ。
「バイバイ♪」
「また明日な」
「……はい!!」
何で通じた!?なんて言ったのか、あの接続語の中で分かったのか!?
「……はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ああ、今日は、精神的に疲れる日だった……。
「ため息なんかついちゃダメよ、ダーリン。幸せが逃げちゃうわ」
……。
「どうした、瀬川。疲れたのか?」
……誰のせいだと思ってんだ、このお気楽共が。
さあ、次回あたりから、文化祭編にしようかな?