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ドSな俺と、ドMなアイツ  作者: 下弦 鴉
第三章 文化祭は所詮前菜?
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76、Sのとある帰り道!?



あ゛〜〜〜、筋肉痛がぁぁぁ、微妙に痛むよほっほ〜〜〜い。←精神崩壊中

 「……はあぁ〜……」

 なあ、俺の右手よ、何故負けたんだよ。負けてしまったんだよ、右手。何でああいうときだけ綺麗に負けんだよ、このバカやろう。

 「ダーリ―――」

 「うっさい黙れ、カスが」

 「カスじゃないわ!ゴミよ!!」

 「結果カスじゃん」

 「……冷たいのね」

 「いつもだろ」

 「フフ、そうかしら?」

 「……」

 元凶のくせして、何故にのうのうと一緒にいんだよ、この小娘。しかも、何故に携帯持ってんの?学校あったよね、今日、学校あったよね?

 「フフ、……ゴスロリかぁ……それもいいわね」

 「誰とメール?」

 「フフ、知りたい?」

 「聞いておきたい!」

 「フフ、死神様」

 「……アイツか」

 「え?誰??」

 「分からんのか、ボケなすび」

 「なすびじゃない!私、そんなに縁起がいいものじゃない!」

 「フフ、馬鹿にされてるのよ」

 「え!?そうだったの!?」

 ……いいなぁ、能天気な奴は。何の悩みもなく生きられて、うらやましいよ。

 「フフ、なんで悩んでるか、教えてあげようか?」

 「うん!」

 「フフ、それはね―――」

 「うぎゃあああああああああああああ!!」

 「ちょ、どうしたの、ダーリン!?」

 「フフ、珍しいわね、瀬川が奇声を上げるなんて」

 「そうそう。と、いいますか、ダーリンの麗しき声のせいで、声が聞こえなかったわ」

 「フフ、じゃあ―――」

 「言わんでいい!言わんでいい!!」

 「え〜。どうしてぇ?」

 「いいだろ!俺の勝手だ!!」

 「フフ、そのうち分かるって事よ」

 ……このあま〜。いつか、いつかこの恨み、晴らしてくれようぞ……!!

 「二人だけの秘密って事!?嫌よ!そんなの嫌!!仲間はずれなんて、悲しい!!」

 「うるせぇ、黙れ。そして、死ね」

 「生きるわ!ダーリンが私を認めるまで、生き抜いてやる!!」

 「じゃ、認めるから死ね」

 「酷いわ!でも、何故だか心躍るの!!何故!?」

 「知るか」

 「それでいい。それでいいから、さあ、私の元へ……」

 「行くか!!」

 久しぶりに、顔面にストレートかましてみました。まあ、見事に吹っ飛んで、

 「あいだっ!」

 後ろを歩いていた、小橋に命中。うん、ドンマイだね。てか、神郷楽しそうに笑ってるし!助けてあげようとか思わないのかな、この人!

 「うわ、馬鹿みてぇ」

 ……意外と、腹黒いんだね、君は……。

 「せ〜が〜わ〜〜〜!!」

 おお、俺が犯人だって、分かるんだな。

 「なんだよ、お箸」

 「お箸じゃねぇ!小判だ!!」

 「お前も違うぞ」

 「気のせいだ!!」

 「じゃ、さっきの台詞、もう一回リピーツ」


 『お箸じゃねぇ!こば―――』


 「ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!」

 うん、土下座は素晴らしくいいよ。偉いぞ、小橋。よく日本の作法を覚えているではなかとか。よかか、よかかぁ。

 「てか、剣道部サボっていいのかよ」

 「お前こそ吹奏楽部サボっていいのかよ」

 「サボりじゃない、行く必要性が見えないんだ」

 「どんだけだよ」

 「こんだけだけど?」

 「……もう、いいや」

 「てか、お前はどうなんだよ」

 「何が」

 「剣道部の事だよ。なんか、新しい顧問来たみたいだったけど?」

 「なぬ!?」

 「ちょ、近いんだけど……」

 「ダーリンに近付く、不届きものはどこのドイツ!?」

 「ヨーロッパのドイツ」

 「違うわ!……えっと、どこだっけ」

 「ドイツは一つしかんぇよ!てか、古いからな、それ!古いネタだからな!!」

 「埃が被ってなけりゃ」

 「百人乗っても、ダイジョーブ」

 ……なんか、話がかみ合ってないよ、この人達……。

 「違う!『百人乗っても』は余計だ!」

 「嫌よ!そうしないと、私の数少ない台詞がもっと減っちゃうじゃない!」

 「気にするな!お前は一応、ヒロインなんだろ!?ヒロイン!!」

 「ちょっと!一応って何よ!?」

 「だってそうじゃねぇか!」

 「何よ!」

 「なんだよ!!」

 「むきーーーー!!」

 「むきゃーーーー!!」

 ……こんな馬鹿達は、ほっとくか。うん、それが一番だよな、そうだよな、読者様?

 「で、その人むっちゃ強いらしくて、……なんつったかな?……雨庭流?」

 うん、おしいね。てか、おしいのかよくわからんけど、おしいね。正解は……。

 (後半へぇ続く)

 作者!?これ、後半なんて、ねぇだろ!?

 (は!そうだった!!あ、ああ、痕が気へ続く!!)

 ……慌てすぎて、字、違うし……。

 えっと、多分、あとがきへ続くって言いたかったんだと思うぜ。え?何で分かるかって?長年の勘さ。まだ、13年しか生きてねぇけど……。

 「ともかく、めっさ強いみたいだから、今度行ってみたらどうだ?」

 「二度と行くか、あんなところ」

 「何でだよ」

 「俺をミンチにしようなんざ、百億万光年早いんじゃ!!」

 「!?」

 「悔しかったらここまで来いや!!雨―――」

 (ストローーープッ!!)

 「うがっ」

 「おい作者。普通、人の頭を蹴るか?」

 (いいじゃん、お前の髪を気にして、隣の奴にしてやったんだから)

 「気にせんでいい!」

 (じゃ、今度から、ハサミ持ってくるわ)

 「持ってくんな!てか、何のようだ」

 (友達は気にしないの?)

 「そのうち目覚めるだろ」

 (Sに?)

 「それは狩燐だ」

 (ああ、そっか)

 「てか、話の内容ずれてね?」

 (そーかもね。たはは)

 「たはは……じゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 (うぎゃばっ!!)

 もう、作者だろうが、他作品のキャラだろうが、容赦しねぇ!俺の安息の時間を邪魔する奴は、月に代わってお仕置きしてくれるわ!!なーーーっはっはっはっはっはぁーーーー!!

 (ちょ、鳥はなぁ、翼が大切なんだぞ!それをいとも簡単に折ろうとするな!!)

 「じゃあお前は、いとも簡単に他作品をパクるな」

 (すみませんでしたなんなりといってくださいまし)

 「だからさ、何しに来たんだよ」

 (えっと、名前が出るのを避けようと……)

 「何で」

 (匿名希望?)

 「聞くな」

 (じゃ)

 「って、勝手に帰るな!!」

 「つってて……。なんなんだよ、さっきの鴉」

 「バ鴉だ」

 「は?」

 「気にすんな。気にしたら負けだと思え」

 「……あ、はい……」

 「お前なんか、消えちまえ!」

 「影薄こそ、消えなさい!!」

 ……てか、まだ喧嘩してんだ、あの2人……。

 つーか、何であの二人はあんなに仲悪いの?

 (それは、永遠の謎であぁる)

 作者!?最後のって、作者だよね!?そうだよな、作者!!


『オレと死神?!』 作者・飛焔様

ちょっとだけ、拝借しました。すみません……。

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