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ドSな俺と、ドMなアイツ  作者: 下弦 鴉
第二章 愉快な夏休みの過ごし方
59/117

59、脱出成功!?



ノリで書いていたら長くなっちゃいました。そして、誤字脱字がハンパない量になりました。なので、もし誤字脱字を見つけたら、報告お願いします。

直して読み返してみたんですけど、まだ不安なんで、よろしくお願いします……。


では、洞窟迷子編、スタートデェス!


 あ゛〜〜〜!どうなってんだよ、これ!!何で俺らはまだゴキ……じゃなくて、得体の知れない奴と、タランチュラに追いかけられなきゃあかんのだ!てか、今追いかけてくるタランチュラ、爆発してるぞ!?何でだよ、何で生態系が変わってんだよ!普通のタランチュラだったら、爆発とかしねぇだろ!!

 「ねぇ、ダーリン……」

 「んだよ」

 「疲れた」

 「俺だってそうだよ!!」

 何だよこいつ!こんな大変な状況においても、俺にツッコませようと言うのか!!

 「ねぇ、ダーリン?」

 「さっきみたいにくだらねぇ事言ったら、その首切り落としてやる」

 「……」

 図星かよぉぉぉぉぉぉぉ!!

 ていうか、出口はどこだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!



 えぇ、その頃喧嘩していた狩燐達は、やっぱもめてます。

 「こっちだね!」

 「こっちよ!!」

 不毛の争い……いい加減、飽きないのかな?

 「こっちだよ。だって、風が来るもん」

 「いいえ、こっちよ。こっちから風は来てる!」

 「こっちだ!」

 「こっちよ!」

 風が吹く方向で、もめてるみたいですねぇ。でも、何故に?

 「そっちのは、風が壁に当たってきた奴だろ?こっちのが本物の風だね」

 「いいえ、こっちの風が出口から吹く風よ!」

 ああ、出口から吹く風を頼りに外に出ようって考えたのか……。なかなか、頭の回転がいい人達は違うなぁ。瀬川達なんて、ただ逃げてるだけなのに。あ、影薄君達もか。

 「こっちだ!」

 「こっちよ!」

 「絶対にこっちだ!」

 「狩燐の絶対より、私の絶対の方が説得力があるわ!」

 まあ、確かにね。

 「葛野木の確信より、自分の家の事なんだから俺のほうが確信は強い!」

 それも、ありかな。

 「当てにならないわ!」

 「お前こそ!」

 ……てか、幼馴染なのに、何故にこんなにまで仲が悪いの?

 「たまには人の意見を尊重しろよ、毒舌女」

 「たまには人の話を聞きなさいよ、とうへんぼく」

 「人の話をきかねぇのはそっちだろ、小悪魔」

 「狩燐よりはちゃんと聞いてるわよ、天然S」

 「何言ってんだよ、前、ノート見せてやったのどこの誰だと思ってんだ、薄情者」

 あ、そういえば同じクラスだったね、狩燐と葛野木って。

 「書き終わる前に消されちゃたんだから、仕方ないでしょ、お坊ちゃま」

 「ノロマ」

 「変態」

 「二重人格」

 「天然」

 「脇役」

 「脇役」

 「お前こそ真の脇役だ」

 「狩燐のほうが、もっと脇役」

 「お前の方がもっともっと―――」

 「狩燐のほうが絶対に―――」

 ……単なる言い争いはほっといて、次行きましょか、次……。



 「……フフ、随分遠くまで入ってきちゃったんじゃない?」

 「無我夢中だったんだ、仕方ねぇだろ」

 「フフ、無我夢中とか言ってればカッコがつくと思わないでよ」

 「思ってねぇよ!どんな勘違いされてんだよ!」

 「フフ、……それにしても、どうしましょ?」

 「どうしましょったって、な?」

 「フフ、聞き返してどうするのよ」

 「だってさ、……わわ、来るなよ!」

 えっと、斎賀と影薄君は、黒き暴君Gに襲われかけてます。てか、囲まれてます。え?黒き暴君Gって何?それは、神出鬼没で世界一生命力が強そうな昆虫だよ♪あと、私が化けた事があっりまぁす♪もうこれ、答えだよねぇ。

 「フフ、……どうしたらいいと思う?」

 「それが分からないから困ってんだろ?」

 「フフ、使えない男」

 「悪かったな、使えなくて。どうせ俺は使えない男さ。影だって薄いし、ロクな扱いされないし、みんなのいじられ役だし、出番だって少ないし……はぁ」

 あ〜、ネガティブ入っちゃってるねぇ、完璧に。暗い暗いよ、オーラが黒すぎて、斎賀まで黒く見えるよ。てか、全てが真っ黒。ああ、携帯の明かりまで明るさを失っていくぅ。つーか、こいつらも使ってたんだ、携帯のランプ……。

 「フフ、ネガティブシンキングしてる場合じゃなさそうよ?」

 「俺にできる事なんて、死ぬ事以外にできないんだろうなぁ」

 「フフ、死ぬ前にゴキブリを倒してくれるとかなりありがたいわ」

 「どうせ……どうせ……?なんじゃこりゃ」

 あれ?もう復活??てか、復活早くね!?

 「……フフ、神様に好かれてるみたいね、私達」

 え?あんまり好きじゃないよ、君達の事。だって、みんな、作者に対して冷たいんだもの……。(泣

 ていうか、私って、神様って呼ばれて反応していい人なのかな?

 まあ、そんな事はどうでもよくないけど、どうでもよくって、彼が見つけたのは、

 「殺虫剤?」

 「フフ、しかも大量に。これならいくらでもゴキブリに会っても大丈夫そうね」

 大量にっつーか、数本じゃね?たった二本の事を大量って……。てか、なんで真新しい殺虫剤がこんな所にあんの?……って、自分でツッコんじゃいけない所をツッコんだ気がする……。

 「まあ、ともかく、反撃開始じゃボケェェェェェェェェェェェェェェ!!」

 ……こんな子だったっけ、小橋って……。



 「……」

 「……」

 「……」

 「……。何か言ってよ、ダーリン」

 「何だよ」

 「静かだと、何か怖いじゃない」

 「だからって引っ付くな」

 「だって暗いし」

 「電池がヤバいんだ。少しくらい我慢しろ」

 「でも、暗いしタランチュラいるしゴキ」

 「それから先を言うな」

 「なんで?」

 「まだ認めてねぇから、奴の存在を……」

 誰か知らんが、熊を倒してくれたおかげで、俺らの敵は減ったけど、減ってなかったのが事実。でも、黒てかりするあのボディーに、キモい触角に、カサカサいう効果音がいつもついてくるあいつだとは、俺はまだ認めねぇぞ。増えたのは認めるけど、それが黒き暴れん坊将軍Gだとは思わない!!断じて思ってなるものか!!思惑どうりにはさせんぞ、コラ!!


 ガサガサ


 「ねぇ、またガサガサって」

 「気配を消せ。そして無になれ」

 「無理かも」

 「自分を宇宙の一部だと思うんだ。自分は空気だ、空気なんだ」

 「それって、すごい事だよね!」

 「大きな声出すな、アホ!!」

 勘で思いっきり頭をたたいてみました。ゴンッ、て鈍い音したから、壁に頭ぶつけたかもな。

 「ダーリン」

 「んだよ、変な事言ったら、容赦しねぇぞ」

 「……さっき、何か潰した」

 「何を何で」

 「手で何かを……」

 「その何かは何だっての」

 「……潰れるもの」

 「草とか?」

 「潰したら、気持ち悪い汁が出るもの」

 「……」

 「……何で黙るの、ダーリン」

 「……携帯のライト、点けて真実を見る覚悟はあるか?」

 「え?」

 「質問に答えろ」

 「……ありません」

 「ねぇのかよ!!」

 「だって、だって、ガサガサいってた奴だったら、タランチュラだったどうすればいいの!?」

 「ご愁傷様」

 「酷いわダーリン!婚約者を見捨てるのね!!」

 「誰が俺の婚約者だよ、馬鹿!!」

 控えめにグーパンチ!強くやると、危ない予感がする……。

 「ともかく、ライト、点けるからな」

 「待ってダーリン、私まだ覚悟が……いやぁぁぁぁぁ!!」

 想像してみてください、自分の手に、掌にあやつが着いている事を。恐怖だよね、悪夢だよね、気絶ものだよね。

 想像しにくい人は、自分の嫌いな昆虫とかそこら辺の何かが手についてる事を考えてみちゃってください。もう、世界の破滅だよ、破滅。


 ガサガサ……ガササササササ!!


 ヤバッ!ライト点けたから集団で集まってくる!!ヤバいぞ、ヤバいぞ!!

 「逃げるぞ、森野!」

 「え、あ、うん!!」

 一応手をつないでその場を離脱!!ゴキは嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!



 「ホラ、私の言ったとおり、こっちが正解じゃない」

 「俺の言ってた事も合ってただろ、威張るな」

 狩燐達の口喧嘩は終わらないようだけど……特にハプニングもなく、こいつらはさっさと外に出れたみたいですね。

 で、今もめている事のお題は、出口の事。いやぁ、出口は一個だけじゃなかったみたいで、無数に穴が開いてたみたいでねぇ。だから、2人が中でもめてた時言ってた事は、両方正解だった訳ですね、はい。それで何故もめるか?そんな事、私に聞かないでくださいよ、分からないんだから……。

 「でも、こっちは違うって言ってたじゃない!」

 「お前だって言ってたじゃねぇかよ」

 「あんたの方が強く言ってた!」

 あ、裏葛野木出現!!

 「お前だって偉そうに言ってた」

 「何よ、自分が正論だって威張ってたのは、そっちでしょ!?」

 「お前だって、こっちで間違いないって言って、威張ってたじゃねぇか!」

 「あんたの方が偉そうだった」

 「お前の方が威張ってた」

 「もう、何でこんなやつと一緒にいなきゃいけないの!?」

 「俺だってお前なんかと一緒にいたかねぇよ!!」

 「どっかに消えて」

 「お前が失せろ」

 「女の子に向かっていう言葉!?」

 「お前を女子だと思った事は一度もねぇ」

 「なんだと!?」

 「何だコラ!!」

 ……喧嘩するほど仲がいいって事で……ね。



 「HAHAHA、人間様の技術力をなめるなよ!」

 「フフ、道をあけなさい」

 こちらは、殺虫剤 vs ゴキブリの大群!もちろん、殺虫剤が優勢です。いくら大群でも、殺虫剤はキツイよね……。

 「これなら早く外に出れそうだ」

 「フフ、出口は分からないけどね」

 ……分からないのに進んでるんだ……。

 「なるようになるって、いつも瀬川が言ってた気がする」

 「フフ、いつもじゃないわ、たまによ」

 「修正こまけぇな」

 「フフ、細かくなくちゃ、姑さんに怒られちゃうでしょ?」

 「誰の」

 「もちろん、夫のに決まってるでしょ?」

 「じゃあ、苗字変わっちまうぞ?」

 「瀬川良美か、斎賀慎吾……う〜ん、どっちもいいひ・び・き」

 もう、メロメロですね。てか、瀬川の話してる場合じゃねぇだろ、あんたら。

 「……フフ、あれって、光よね?」

 「そーみてぇだな」

 お、もしや出口発見!?

 「でも、動いてねぇか、あれ」

 「フフ、私も今そう言おうと思ってたところよ」

 「……」

 「……」

 「火の玉?」

 「フフ、だったら嫌ね。殺虫剤も効かないわ」

 「お札とか、数珠とか、陰陽道とか!?」

 「……フフ、その中の一つも私達にはないわ」

 てか、まだ居たんだ、ゴキの大群……。てか、タランチュラ混ざってねか、これ!?あの、爆発タランチュラだったらどうすんの!?危ないよ、危ない!

 「まぶっ!」

 小橋達の目には、ちょっと眩しかったかな。

 で、あっという間に光は消え去って


 ガサササササ……ガサササササ


 って、キモい奴らの効果音だけが不気味に響き渡っていたそうな。

 「あれってもしかして、」

 「フフ、狩燐か、サチコ、森野か、夫って考えられるわね」

 夫じゃないよ、彼は瀬川だよ。

 「まだあいつらも中にいるって事か?」

 「フフ、でも、何人かは外に出てるかもしれないわよ」

 「だったら、助けを呼んでくれるとありがたいな」

 「フフ、そうね。さ、殺虫剤が切れる前に、外を目指しましょう」

 「おうよ!」

 ……喧嘩する人達もいれば、何か仲良くなっちゃってる人もいるね。最初はあんなに嫌ってた(?)のに……。



 今誰かいたような……気のせいか。もしや、まさかの幽霊出現!?マジでか、そんなところだったのか、ここ!?

 「あ、そうだ、ダーリン」

 「何だよ、無駄口だったら、叩きのめすぞ」

 「それも嬉しいけど、これこれ」

 手に持ってるものを揺らす。むむ!これは、……これは!

 「全国に名の知れた有名なあの殺虫剤か!?」

 「そう、かの有名な殺虫剤よ」

 「何でそれをお前は持ってる。てか、何故に新品!?」

 「え、作者から渡されたの。ダーリンも渡されてたんじゃないの?」

 聞いてねぇぞ作者。……いや、もしやあの事か……。テメェ、マジで俺以外のやつらに殺虫剤渡したのかよ!!

 ………………………………………無視か、コラ!!

 「これがあれば、撃退できるでしょ?」

 「よし、やれ森野!」

 「ダーリンのためなら、たとえタランチュラの中ゴキブリの中!どこへだって行ってやる!!」

 逃げてたじゃねぇかよ、ゴキブリから。ついでに言えば、タランチュラからも。もう既に矛盾してるよ。てか、普通に火の中水の中でいいだろ。何故に長くした?

 「くらえ、愛の殺虫剤攻撃!!」

 愛は余計だ、愛は。

 「私に立ち向かうなんて、半年早いのよ!!」

 短いな!半年って短いな、おい!てか、普通に百年でいいだろ。百年で。

 「アハハ!誰にもダーリンとの恋路を邪魔させないわ!!」

 「余計な事言ってないで、さっさと道造れ!!」

 スパンと軽く、頭をはたいときました。

 「分かりました、ご主人様♪」

 そういうのは、アキバで言え、アキバで。

 でも、この調子で行けば、外に出れそうじゃねぇの?やった、ゴキ&タランチュラ地獄から抜け出せるぞ!



 「あれ、狩燐達じゃね?」

 「フフ、そうみたいね。……喧嘩してる?」

 なんだかんだで、一番ドタバタしていた気がする小橋君達も、無事脱出できたようです。残すは、瀬川達のみ!

 「昔っからあんたのそういうところ、全く変わってない!」

 「お前のそういうところだって、全然変わってねぇじゃんよ」

 どういうところの口論してんだよ、こいつらは。

 「……喧嘩中のところ失礼ですが、よろしいですか?」

 「五月蝿いわね、影薄!影薄は影薄らしく、薄らってなさい!」

 「黙れ、影薄。影薄は影薄らしく、地味に生きてろ」

 「薄らうってなんだ!地味に生きろとはなんだ!」

 「口を挟まないでよ、影薄!影薄だから影薄くしてその辺彷徨って幽霊伝説の一つや二つ作ってなさい」

 「しつこいんだよ、影薄!影が薄いんだから、目立とうとしても無駄なんだよ、影薄は一生影薄のままなんだよ!!」

 「なんだと!?もっぺんにって見ろ、コラ!!」

 「何度でも言ってあげるわよ、影薄影薄影薄!!」

 「いいとも、もっかい言ってやるさ、地味地味地味!!」

 「一回っつっただろ!?そんな何回も言ったら、俺のガラスのハートが傷つくじゃねぇか」

 「影薄影薄影薄影薄影薄」

 「地味地味地味地味地味」

 完璧に……八つ当たりだよね、これ……。

 「言うな、もう言うな!口を挟んだ俺が悪かった、ゴメン、いえ、ゴメンなさい!!すみませんでしたぁ!!」

 謝っちゃってるし。

 「フフ、仲の悪い2人さん。何でそんなに喧嘩をしているのかしら?」

 「あれ?何の事で喧嘩してたんだっけ?」

 「ん〜、忘れた」

 「フフ、そ。それならいいわ」

 ……簡単に忘れられるのね、都合の悪い事は……。

 「そんな事より、瀬川達は?」

 影薄の復活。

 「まだなんじゃねぇの?」

 「私は何も見てないけど」

 「……フフ、じゃあ、まだ2人は中って事ね」

 「探しに行くか?」

 「そうする?一応心配だし」

 「いや、無闇に動かないほうがいいと思うぜ。瀬川達とすれ違いになったら、あいつらがまた俺らを探して中に入るかもしれないだろ?そしたら、俺達出てきて、……無限に続くぜ?」

 「フフ、じゃあ、どうするの?」

 「待つ」

 「えぇ、退屈じゃない」

 「じゃあ、小橋の腰にロープをつけて、探しに行かせるか?」

 「何で俺!?」

 「フフ、いいじゃない、それ」

 「私もさんせー」

 「じゃ、逝け、小橋」

 「……え、マジで言ってんの?てか、いつの間に!?」

 きれいにながぁいロープの先が、小橋の腰に巻かれてきつく結ばれておりまぁす。

 「そうだ、勇者コバッシーよ、迷い姫と先にダンジョンへ入った勇者セガワーズを探しに逝くのじゃ」

 「いや、逝くの字違うし。難しい方じゃなくて、簡単な方の行くが普通だろ、この場合」

 「待ってるわ、勇者コバッシー。無事に帰ってくる事を、祈っていてあげる」

 「いや、勇者じゃねぇよ、俺。てか、勇者コバッシーって、どんだけ適当に付けたんだよ」

 「フフ、私の夫……夫の勇者セガワースの事、頼みましたわ」

 「いや、セガワーズって瀬川の事だろ?いつお前の夫になったんだ?」

 「さあ、早くダンジョンに入るのだ、勇者コバッシー」

 「お、押すなよ、馬鹿!」

 「ちゃんと待ってるから、ロープはなして遊んだりしないから」

 「その一言聞いて、ますます行く気がなくなったんだけど!?」

 「フフ、早く……逝きなさい!」

 「ちょ、ちょっと、……待てぇ!」

 三人対一人じゃ、もちろん一人が負けるよね。てことで、みんなに背中を本当に押されて、小橋は洞窟の中に突き落とされ……ゴッホン。洞窟の中に入っていくのであったぁ。

 さぁて、瀬川達は、無事勇者コバッシーに見つけてもらえるのでしょうか?てか、勇者コバッシーは無事、地面に立っているのでしょうか?




次回で洞窟編は終わり……の予定です。ていうか、終わらせないと、夏休み編が長くって、秋に入れない……。

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