47、実は……!?
ども、下弦です。
もう、あと数話で50話突破……!まさか、ここまで続くとは、正直予想外ですっ!!
まあ、そんな余談はいいとして、リバキャラ第……(あれ?第何段だ?)だ、第……第○□△×←ごまかした を、お送りいたします!!(焦
た、楽しんでくださいね!!
あ゛〜。今日もロクな日にならない気がする。てか、ロクな日にならないな、絶対。
ん?何故断言ッ!?ってか。それはな、朝からくらぁい性格の人に会い、てか、待ち伏せされてたからに決まってんだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
(逆ギレ?)
ツッコむな作者よ、そっとしておいてくれ。
(あいよ)
「……愛多ければ憎しみ至る」
って、朝から不吉な事を言われたため、護衛(?)的な感じで芙茶麒さんがついて来た。ていうか、何気なく隣に来て、一緒に学校行ってるだけ。まあ、森野とか、斎賀みたいに五月蝿くないから、良しとしておこう。
「……青菜に塩」
あ、その意味知ってる。てか、そんなに俺ってしょんぼりしているように見えるか?
「俺って、元気ない?」
メッサ頷かれた俺って……。
「痘痕もえくぼ」
「え?」
照れたようにうつむいて、首を振ったけど、それって励ましてくれたって事か?たいてい女子って、そういうような事言う時、照れるイメージがある。これって、俺だけの偏見?
「……まあ、いっかぁ」
あ〜、のどか、のどか。いつもこんなんだったら、幸せなのになぁ。ていうか、メッチャ幸せ♪
「ダーーーーーーーーーリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」
出た!悪の塊!!
「来るなっ!」
回し蹴りで、ゴミを撃沈。コンクリの壁に激突して、永眠……しなそうだな。
「もう♪朝から愛のムチなんて、嬉しいゾ♪」
「ダーリンって言うな以上さよなら」
「あの、早口すぎて、なんて言ったか、全然分からないんですけど……」
「シネシネシネシネシネシネ死ねっ」
「内容変わってない!?でも、ダーリンの言葉なら、何でも嬉しいゾ♪」
「行こう、芙茶麒さん。こんな馬鹿、どうでもいいからさ」
「勝てば官軍、負ければ賊軍」
……軽く、馬鹿にした?森野の事、馬鹿にした??
「あらいたの、芙茶麒さん。あんまりにも影が薄かったものだから、気付かなかったわ」
うっわぁ、嫌味な奴ぅ。絶対人から好かれないタイプだな。
「かには甲羅に似せて穴を掘る」
……意味分かんないけど、多分、森野に言い返したんだよな?
「何よ!私はかにじゃない!いたとしても、沢がにくらいよ!!」
森の話ですか!?森野の話じゃなくて、森の話ですか!!
「川向の火事」
「何それ!私の家の向かいに、川なんてないわ!残念でしたね!!」
「木に竹をつぐ」
「意味分かんない!だから嫌いよ、芙茶麒さんなんて!!」
「……」
おい!黙っちゃったじゃねぇか!かわいそうだろ、芙茶麒さんが!!
「朽木は柱にならぬ!」
あ、怒った!静かで、大人しいはずの芙茶麒さんが怒った!!
「朽木は柱にならぬ朽木は柱にならぬ朽木は柱にならぬ!!」
しかも繰り返し言ってるし!よっぽど頭に来たんだな……。
「私は元々木なんかじゃありません〜。だから、関係ありません〜」
「君子は豹変す」
「……たまにはさぁ、普通にしゃべったらどうなの!?」
あ、意味分からないから、普通にさせようとしてる。ズリィ奴。
「ごまめの歯軋り」
……今、『ハンッ』って、笑ったよ!?芙茶麒さんが、思いっきり人を馬鹿にした瞬間、見ちゃったよ!?てか、そんなキャラだったの、芙茶麒さん!
「私は寝ても、歯軋りなんてしないもん!!」
「……」
クスクス笑ってるぅ!?芙茶麒さん、笑ってるぅ!?!?
「何よ何よ!いい子ぶりっ子、上等よ!!」
いや、意味わかんねぇから。ちゃんとした日本語を使え、馬鹿森野。
「転がる石に苔は生えず」
か、完璧に馬鹿にしてる!?森野を馬鹿にしてる!?こ、この子、意外と腹黒いかも……。
「だぁから!私にも分かるような言葉を使ってしゃべりなさい!じゃないと、ダーリンの隣に居ちゃダメ!!」
「だからと言って、お前が来るなっ!!」
軽く、グーパンチしときました。もち、顔面狙いで。
「これだから、ダーリンは大好き」
「一度黄泉の国まで逝って来い。そして、永久に帰ってくるな」
「いやぁ。ダーリンと一緒だったら喜んで♪」
「やっぱりお前は死ぬべき人間だ。お前がいるから地球温暖化とかになってるんだよ」
「それは、ダーリンへの愛が熱すぎるからよ、きっと。……って、行かないでよ、ダーリン!」
ちっ。無視して進もうと思ったのに、見つかっちまったか。
「さあ、芙茶麒さん。私のダーリンから離れてちょうだい!」
「鷺を烏」
(え?私??)
違うと思うぜ、作者よ。だから一度消えなさい。てか、消えろ。
(ひどいなぁ。まあいいや、消えてやるよ)
「何!?この作品の作者の事を言ってるの!?言っとくけどあの人は、鴉だから。鷺じゃなくて、鴉だから!!」
こっちでも言ってる!?てか、『カラス』の字違うの気付いてない系!?
作者のカラスは『鴉』だけど、芙茶麒さんの言ってたカラスは、『烏』だから!結構違うぞ!!
「鹿を逐う者は山を見ず」
うあ〜、すごい飽きれよう。もう、飽きれてモノも言えないって、顔が語ってるよ。
「あ゛〜もう!仕方ないわね!!いいわ、一日だけ、私のダーリンとつるむ事を許してあげるわ」
「お前のダーリンじゃねぇっての」
「いい事!私のダーリンに手を出したら、絶対、ぜぇったいに許さないんだから!!」
「だから、お前のじゃねぇって言ってんだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
軽くじゃなく、思いっきりグーパンチかましてやりました。いやぁ、怨み辛みを晴らすのって、こんなに楽しかったんですねぇ♪♪
「……舌を巻く」
え?なんで??
まあ、いっかぁ。五月蝿いのは、今日は付きまとってこない見たいだしぃ。めでたしめでたしって、事で♪
いやぁ、ほんとに意味分かんないことわざだらけだったけど、何とか生き残れた俺に乾杯!
えっと、前みたいに、ことわざの意味を紹介しまぁすっ。
愛多ければ憎しみ至る……人から愛されかわいがられることが多ければ、必ず人から憎まれるようになる。
青菜に塩……急に元気をなくして、しょんぼりするようす。
痘痕もえくぼ……自分が愛している者については、みにくいあばたもかわいいえくぼに見えるように、欠点でも美点に見えるものだ。
勝てば官軍、負ければ賊軍……勝ったほうが正しいとされ、負けたほうが悪いとされるのが世のならわしである。
かには甲羅に似せて穴を掘る……人は自分の身分や力量に応じた言動をするものだ。
川向の火事……自分には直接何の関わりもないことのたとえ。
木に竹をつぐ……つりあいがとれないたとえ。ふさわしくないこと。
朽木は柱にならぬ……根性の腐った人間は使い物にならない。
君子は豹変す……行いの立派な人は、悪い点や誤っているところに気がついたらすぐに改めるものだ。
ごまめの歯軋り……力のおよばない者が、やたらにいらだたしげに憤慨する意。
転がる石に苔は生えず……急流の石は流されて転がるので、水ゴケが生えない。一つの所にとどまりっぱなして努力しないと、何も身につかないということ。
鷺を烏……明らかに違っていることを主張してやまない。
鹿を逐う者は山を見ず……一つのことに夢中になっている者は、ほかのことを顧みない。目先の利益を得ることに夢中になっている者はまわりの事情に気づかない。
舌を巻く……とても感心したり驚いて口がきけない様子。
うう、また多かった。調べんの、疲れたぁ……。