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ドSな俺と、ドMなアイツ  作者: 下弦 鴉
第一章 彼の周りの不思議人物たち
46/117

46、笑いすぎにも程がある!?



今日は、リバキャラ一休みです!

 ……何故、俺みたいなのに馬鹿は集まるんだ?てか、なんでこの作品には馬鹿ばっかなんだ?どうにかならないのか、この環境……。

 ああ、○ーミンに出てくる、ス○フキンになりたい。あいつみたいに、自由と孤独、音楽を愛して生きて行きたい。

 ……あ、でも、音楽はあんま好きじゃねぇな。自分で言うのもなんだけど、音痴だし。リズム取ったりするの嫌いだし。……ああもう!ただ単に、自由になれればそれでいいや!!

 「キャハ☆ ねぇ君、一年生だよね?帰宅部??」

 「そうなりたい予定です」

 「キャハハ☆ ねぇ君、マジウケるんですけど!!」

 どのへんが!?どのあたりがマジウケるんですか!?

 ていうか、あなたは誰!?どこからやってきた!?信号赤だし、一本道だし。どこから湧いてきた?……マンホール?んな訳ねぇよな。うん、そうであって欲しいな。

 「キャハッ☆ あ、そ言えば、私の名前、教えてなかったね」

 「あ、そうですねぇ」

 どーでもいい。どーでもいいから帰らして。

 「キャハハ☆ 私、笑 咲乃(わらい えみの)!アハハ☆」

 どのへんがどう面白くて笑ってるんだ、この人……。

 「キャハハッ☆ 苗字はそのまま笑うって書くのよ。面白くない?マジウケる!!」

 キャッハハハハハハハハハハハハハハッ!!←咲乃の笑い声

 「キャハッ☆ ゴメン、面白すぎ!」

 いや、だからどのへんでウケてるのか、サッパリ分からんですよ……。

 「キャハハ☆ 君の名前は、何君?あ、違うか、何ちゃん??」

 「君ですよ、君!!どっからどうみても、男子の制服着てるでしょう!!」

 「キャッハハッ☆ あら、ホント!ヤバい、マジウケる。君、チョーサイコー!!」

 チョー最悪ぅ。なんですけど!?

 「キャハ☆ で、君の名前は?」

 「……瀬川慎吾です」

 「キャハハッ☆ ○MAPの香○みたいみたいな名前ね!アッハハッ!!マジウケる!!」

 「……(怒」

 すみまっせぇん。一度だけ殴る事をお許しくださぁい!(怒

 「イニシャルはぁ……、S.S……で、ドSじゃん!!」

 「はあ?」

 「キャハハ☆ S.Sで、Sの二乗!もう、マジドS!!」

 ギャハハハハハハハハハハハハハハハハ!!←咲乃の笑い声 パート2

 てか、どのへんがドSなの!?どうやってドSに結びつけたの!?てか、Sの二乗関係なくね!?

 「キャッハハッ☆ もう、マジ君サイコー。欲しいくらい」

 「いえ、そういうもんじゃねぇんですけど。俺、人なんで、ものじゃねぇんですけど」

 「キャハハッ☆ 冷静なツッコミィ。ギャハッ☆ 星三つあげるっ」

 ……こんなにも嬉しくないの、久しぶりなんですけど。てか、フツフツと怒りが込み上げてくるんですけど。

 「キャハ☆ ていうか、一家に一人必要ね!」

 「いらねぇでしょ」

 「キャハッ☆ つれないねぇ、でも、面白いし、可愛いから許す」

 「面白いはいいとして、可愛いからは余計です」

 「キャッハハ☆ 冷たい冷たい、氷の心だぁ」

 「冷たいですか、フツーですよ」

 「キャハハッ☆ いいわぁ。やっぱり君が欲しい!!」

 いや、笑いながら言われても、困るって言うか、……キモい。

 「キャハッ☆ 困った顔も、可愛いぞ♪」

 ホントすみませぇん!一度だけ、一度だけでかまわねぇから、こいつを殴らせてください!!渾身の力を込めて!!

 「キャハハッ☆ ホラ、信号変わったみたいだよ」

 「……れ?ホントだ」

 よかったぁ。神様有難う。小さなお心遣いが、とても嬉しいです。


 「……で、なんで笑さんはまだいるの?」

 「キャッハハ☆ 帰る方向、同じみたいだねぇ」

 「……そうですか」

 非常に嬉しくねぇよ。てか、嬉しくない。非常によろしくない、嬉しくない。あ゛あ゛〜!なんか、この人がいるというだけでムシャクシャするっ!!

 「キャハ☆ 私の名前、呼び捨てでいいよぉ」

 「そですか」

 「キャハハ☆ ねぇ、呼んでよ」

 「なんで?」

 「キャハッ☆ 何となく、呼んで欲しいから」

 「断る。無駄な力を使いたくないんで」

 「キャッハハ☆ ウケるぅ」

 だからどのへんが!?どうやったら、あんたみたいに笑い続けられるの!?てか、どんだけ笑うの!?会ってからずっと笑ってるよね、この人!!

 「キャッハ☆ ねぇ、一回でいいからさぁ、呼んで呼んで♪」

 「他の人に呼んでもらえばいいでしょ」

 「キャッハハ☆ 君さぁ、先輩がお願いしてるんだからさぁ、聞いてよぉ」

 「関係ない」

 「キャハハ☆ つっめたぁい!」

 嬉しそうなのは何故ですかぁ!?てか、笑い過ぎだって!!

 「……何故にそこまで笑えるの?」

 ハッ!思わず口に出してしまった!!

 「キャハハ☆ なんか、面白いから♪」

 いや、何も面白くないんですけど。ていうか、勝手に笑ってるだけですよね?

 「キャハ☆ さあ、慎吾。君をていくあうとする事にするよ」

 「……………………………………………はあ?」

 「キャハハハッ☆ 反応おっそぉい!!」

 てか、いきなり呼び捨て?いまさっき会った後輩なのに?てか、ぎこちなさ過ぎる英語は何!?

 「キャハ☆ ウチはこっちだよぉ」

 「え!?いや、そっちはウチじゃねぇんだけど」

 「キャハハッ☆ 敬語じゃない方がかわゆすぅ」

 「……(怒」

 「キャハッ☆ 目に見える怒りが怖ぁいッ」

 全っ然怖そうじゃねぇんだけど、この人。逆にむしろ楽しんでるよね、この人。

 ていうか、みなさんもいい加減この人にイライラしてきたでしょ?なんか、訳の分からない怒りに襲われていたでしょ?

 「あの、……自分の家に帰るんで、その手を放してくれません?」

 あ、そいえば、いまの俺は腕を捕まれてます。ものっそい力で。……てててっ!

 「キャハハ☆ もう君は、私のもの」

 ……森野のいとこ?もしくは親戚?……って、一緒か。

 「キャハハッ☆ もう、この手は放さないゾ」

 あ。やっぱ森野だ。人の怒らせ方(俺限定)、口調が同じだ。腹立たしいほどに。

 「キャッハハ☆ 君を抱きしめた帰りたいよ、慎吾♪」

 て、事で。

 「……ざけんじゃねぇよ!!」

 先輩関係なく、殴り飛ばしてみましたぁ♪結構楽しいかも……♪

 「だぁれがお前みたいな変人と帰るか!てか、人の許可もなく呼び捨てにすんなよな!しかも下呼びで!!」

 「キャハッ……☆ 結構力、強いのね」

 「女子っぽい顔してるからって、なめてると痛い目見るぞ、このやろう!俺はなぁ、これでも男だ、コンチキショウ!!」

 「キャハ☆ 君に惚れそうだよ、慎吾♪」

 「楽しげに人が注意した事を、軽々しく口にすんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 その日は、アッパーを食らわせて、気を失わせてから帰宅しました。じゃねぇと、ストーカーが増えそうだったんで。てか、増える気がする……。ヤだなぁ……。




 そしてその日から、ホントにストーカーは増えました。何故分かったかって?森野と一緒に家の門にいるのが見えたからに決まってんだろ。そのあとの二人の状況は、聞かないでやってくれ。



投稿してくれた方には申し訳ないのですが、リバキャラ一時休憩です。明日は多分、またリバキャラをやると思います。


久しぶりの新キャラ、……ちょっと変すぎたかな?

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