45、M×Mは、ヤバい!?
まず始めに、更新が遅くなってしまってすみません。
言い訳がましいんですが、使っているPCが一時的な反抗期になったため、更新が遅れてしまいました。
楽しみにしていた方々に、本当に申し訳ないです……(謝
これからは、もっとPCをいたわりつつ頑張ろうと思うので、よろしくお願いします。
「では、めんどくさかった、帰りの会的なものを終わりにするぞぉ」
……先生、貴方はどんだけやる気がなかったんですか。普通、生徒の目の前で、めんどくさかったとか言いますか?
何だよ、帰りの会的なものって。いいじゃん、ただの帰りの会で。てか、なんで帰りの会なの?もっとカッコよく言えなかったのか、先生。&作者よ。
「あ、そだぁ。えっと、誰だっけ?名前忘れた。そこの席のお前」
え?俺??それとも俺付近の人??
「お前だお前、俺並にやる気のなさそうな顔してる、お前だ」
って、それは俺の事ですか!?やっぱり俺の事ですか!?
てか一つ言わせろ、先生。お前よりは、俺のほうがやる気に満ちた顔をしてるよ!!
「あの、なんつったかな。新しく剣道の顧問に来たM先生が、お前呼んでたぞ」
いや、M先生じゃねぇでしょ?確か、……だれだっけ?
「ともかく、放課後その先生のトコに行くよぉに!じゃ、終わり。みんな、さっさと帰って、俺の仕事減らせよぉ」
結局そこですか!?てか、あんたはどんだけ楽したいの!!
と、言う訳で。てか、最近、『と、言う訳で』って、物語が始まるようになった気がするんだが、気のせい?いや、気のせいじゃねぇよな??
なぁんてことは、どうでもよくて。本題は、いま目の前にいる変人。じゃなくて、先生。
「て、事で、退部は認めません!」
すみません!退部届け出してねぇし(出し忘れただけで)、退部させない理由も聞いてねぇんだけど!!
「だから、ホラ、竹刀握って!素振りするよ!!」
てか、勝手に話を進めるな!!人の話を聞きたまえ!
って、俺しゃべってねぇ!まだ、一言もしゃべってねぇじゃん!!
「そうよ、ダーリン!強くなって、か弱い姫をも待って!!」
どこら辺がか弱い!?てか、お前はどこから湧いて出てきた、蛆虫の森野!!
「そうよ、Sたる者Mをいじめるための力をつけなくてはいけないわ!」
いや、そんな力いらねぇし。てか、先生!?何故に森野の話にのってるの!?
「ダーリンは私のためにSになるなら、私はダーリンのために、もっとMになります!!」
「そう、そのいきよ!森野さん!!それでこそ、Mの女王に相応しい!!」
「ダーリンがSになるだけ、私はMにとなっていく……ああ、何て素晴らしいの」
「華麗なるツッコミを入れるSと、華麗なるボケを入れるM……憧れるわぁ」
「そして最後には、なんだかんだでゴールイン!愛のスーパーショットを決めて見せるわ!!」
「監督も、きっと応援してくれるわ!!きっと素晴らしい新婚生活が、貴方達を待ってる!!」
「アハハハハーーー☆」
「アッハハハハーーー☆」
「すみません、殴ってもいいですか?」
あ、俺、やっとしゃべった!てか、やっと口を挟む機会ができた!!いままでツッコむにツッコめなくて、息苦しかったぞ……。
「どうぞ、ご自由にお殴りください!!」
「どうぞ、ご自由にお取りください的なニュアンスで言うなぁーーー!!」
「左に同じでございます!!」
「貴方、先生でしょ!?変だけど、先生でしょ!?だったらちゃんと、生徒を指導してください!!」
「だったら、私を殴るのよ、瀬川君!それが私の生きる糧になる!!」
「お前の脳みその中は、森野と一緒か!!」
「そうよ、そうですよ!!何か問題でもありますか!?」
「逆ギレ!?」
「Mの基本よ!ダーリン、もう忘れたの!?」
「そんなもん、知らねぇよ!てか、知りたかねぇよ!!」
「Mを知って、SはドSへの道を上がっていくっ!」
「なんかいい事言ってますよ、って感じで言われても、全くいい事に聞えないから!単なる馬鹿の発言とでしかとられないから!!」
「What!?」
「何故じゃねぇよ!てか、さりげなくムカつくんだよ、てか、お前は誰だーーー!!」
「瀬川美咲―――」
「一回脳外科医の所へ行ってきなさい!貴方は異常です!!てか、異常だよ!!」
「私もであります!S様!!」
「お前は死んで、一回人生に終止符という名のピリオドを刻んで来い!!」
「私もそっちがいいであります!ドS様!!」
「お前ら揃って、地獄にでも逝けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「イエッサァ!!」
「いいのかよ!!」
……つ、疲れた。ふ、2人の馬鹿に……無駄な体力を使ってしまった。瀬川慎吾、一生の不覚……!
「てことで、退部はなしって事で♪」
「だから、私をもっといたぶっていいのよ、ダーリン♪」
……好きでツッコミ入れてる訳じゃねぇし、好きでいたぶってるつもりもねぇし。
「さあ、これからもっとMになりましょうね、森野さん!」
「そうですね、先生!これから先、もっと素敵なS様が私達を待っているかもしれないわ!」
「もしかしたら、やっぱりそのままゴールイン!?」
「そして、華麗なるSM生活の始まり!?」
「羨ましいわぁ」
「微笑ましいわぁ」
どのへんが羨ましい!?どのへんが微笑ましい!?ただ鬱陶しい嫁の完成じゃねぇかよ!!
「さあ、未来のSMバージンロードを歩くわよ、森野さん!!」
「ハイ、先生!いや、師匠!!」
「キャハッ♪」
「ヒャハハッ♪」
おい!?森野!!頭の馬鹿さが悪化してる証拠に、笑い方が変になってるぞ!?
「さあ、行こう!Mのワンダーランドへ!!」
「はい!!」
……このまま死んでくれたりすると、嬉しいんですけどね。
肩を組んで去っていく馬鹿の背中を見ながら、俺はそう思いました。……って、作文!?
前書きに言えなかったので、今言います。今回もリバキャラです!彼女の登場を再び……と、思っていた私的には嬉しい投稿でした♪
投稿してくれた方、本当に有難うございます!
そして、どうだったでしょう?彼女の活躍は。
ではでは、これからもリバキャラ、ドSMな奴らを、よろしくお願いします!!