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ドSな俺と、ドMなアイツ  作者: 下弦 鴉
第一章 彼の周りの不思議人物たち
43/117

43、いい加減に、覚えよう!?


えっと、キャラ特集のときのあとがきに、また出て欲しいキャラを募集しだところ、大変嬉しすぎる事に、返事がきました!!

では、二度目の登場となる彼女の活躍(?)をお楽しみください!!

 ふぁぁ〜〜〜あ。ん?あ、おはほうこふぁいまふ。瀬川しんこ……慎吾です。朝早いのが苦手な俺に、朝の挨拶なんてさせないで欲しいなぁ、なんて思いました……ふああ。

 「慎ちゃ〜ん?早くしないと、遅れるわよぉ?」

 「ふぁいふぁい、いってきまぁす」

 なぁんか、和やかに始まったのって、一話以来?

 あれ?一話って、和やかに始まったっけ?……う〜ん、思い出せない。

 「睡魔扇風機!!」

 はい、確かに睡魔には襲われてまう……じゃなくて、襲われてますけど、扇風機関係ないんですけど。

 「ああ、またやっちゃった。……すいません!この道教えて管サイ」

 管サイ!?新種のサイかよ!

 ……って、このミスり方、覚えがあるような……。

 「あのぉ、きいてまふ?」

 「聞いてマップ」

 「よかったぁ。無視されてたかと思いましたぁ」

 ……あ、やっぱり、いつぞやの迷子のおねぇさん。

 「で、道って、どこへ行く道ですか?」

 「手印語句です」

 「……すみません、読めないんですけど」

 「読めない?」

 「あ、すんません、何でもありません。で、どこへ行くんですか?」

 「……読めません」

 「さっきの、手印語句?」

 「いえ、それじゃなくて、これです」

 差し出されたのは、小さなメモ。……すみません、字が下手過ぎて読めないんですけど。

 「……なんて書いてあるんですか?」

 「えっと、真木部不動産です」

 「……読めてるんじゃないですか」

 「あら、本当。テヘ、お姉さんたら、ダメねぇ」

 自らダメだと言いますか、フツー!?

 あ、やっと意識が覚醒してきたぁ。

 「で、どういったらいいのかな?」

 「ここを戻って、左に曲がって、その後ずっと真っすぐ行って突き当たりをまた左で着きます。珍しい色の看板だから、分かりやすいと思いますよ」

 「オリゴ糖!!……じゃ、なくて、有難う」

 そうして去っていった背中に、嫌な予感がしたのって、俺だけ??



                 〜 数分後 〜



 「すまいへふ!?」

 何語!?今発した言葉は、何語!?

 あ、ども、やっと意識がハッキリして、しっかり前が見えるようになりました。

 さっきまで前見えてなかったのって思った人!!……そのとーりです!!大丈夫、そう思った人がいても、大なべでグツグツ煮ようなんて思ってませんから♪……多分←ごく小さめの声で

 「じゃなくて、すみません!……って、さっきの子?」

 「さっき?会いましたか?」

 「会いましたとおもいましる」

 だから何語!?それ、何語!?

 「とりあえず、道聞きたいんだけど」

 で、見れば、なんだか見覚えのある、クソきたねぇ文字。いや、文字じゃねぇな、これ。甲骨文字的なものが書かれたメモ。

 「……読める訳ねぇ」

 「そうおもひっ!!」

 思いっきり噛んだ!!勢いよく噛んだよ、この人!!

 「……そう、思いますよねぇ(泣」

 ……あ、やっぱり痛かったんだ。目が涙目。てか、もう号泣寸前の卒業生並み!?

 「上司が、これ書いたんです(泣」

 ここでも、泣くんだぁ……。

 「それよりも道」

 「ああ、そですね。で、どういったらいいでしょう?」

 「ここをやっぱり戻って、右行って左行って右と見せかけて左です」

 「そうですか!大変よく分かりました!!では、また!!」

 また来る気なんですか!?!?



                  〜 数時間後 〜



 「ズボラヘッド!!」

 ……。それに、どうツッコめと?殴りますよ、年上でも。容赦なく、グーで殴りますよ。

 「じゃぁなくて!ずびらべっぼ!!」

 それもちっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁう!!

 「すみません!間違いました!すみません!!」

 最後のすみませんは誤ったの!?それとも、道を聞くための一言!?どっちですか!?

 「あのぉ、さっきまあいまし―――」

 「はいあいました。道はあっちです!!ていうか、もう、これ受け取ってください!!」

 「……あの、ラブレターとか、そういうの……重いって言うか……その」

 「違うわ!!貴方の脳みそはどうなってるんだ!?これのどこがラブレター!?こんな地図記号だらけのラブレターもらったって嬉かないだろ!!」

 「あれ?ほんとですね。あ、ありがとうでございまくべす!!」

 ……この人に、普通って言葉、当てはまらないな。

 「では、これ、ありがたくつかわせていただきまくべすべりだっき!!!」

 最後のほう、なんていったか、全然わからないんだけど!?てか、あれはなんですか!?言葉ですか!?暗号じゃなくて、言葉なんですか!?



                〜 さらに数時間後 〜



 「あいれんせてるすぱ!!」

 もう、『すみません』って原型がどこにもねぇ!!!

 「じゃ、ないや。これは私の必殺技だわ」

 どんな必殺技!?物忘れか?物忘れのための必殺技か!?

 「あの、メモ、失くしちゃったんで、もう一枚、いただけません?」

 「……」

 「ダメ、ですかね?」

 いや、ダメじゃねぇよ?いや、ダメか、あんたの脳みそが。もう、腐ってカビ生えて大変な事になってるもんな。うん、ダメだね、脳が。記憶力が。

 「はい、今度はなくすなよ」

 「マイケルジャンクソレ!!」

 ……誰?



                  〜 まさか……ねぇ 〜



 もう学校に到着しました。安心してください。学校なんだから、どう迷ったって、これな―――。

 「サライ歌います!!」

 勝手に歌ってろ!!そして、24時間迷い続け、歌い続けろ!!もう俺は疲れました!!

 「じゃあ、なくて、すみません。最後に一つ、うかかいたいんです」

 ……うかかってなに?おかかの進化形??

 「……じゃなくて、伺いたいことがあります」

 「何?」

 つめてぇとか思わないでください。これ、当然の報いです。

 「この、真木部不動産って、どう読むんですか?」

 「……それぐらい、読めるだろ?」

 「……しんきば?」

 「いや、それじゃ場所変わっちゃうし」

 「しんもくべ?」

 「なんか、惜しいような、惜しくないような。……てか、もっとポピュラーに」

 「……う〜ん、まきぶ?」

 「おしい!かすった!!」

 「かすったんですか!?大丈夫ですか!?」

 「……いや、そっちのかするじゃないです。大丈夫ですよ、怪我とかないです」

 「よかったぁ。で、何て読むんでしたっけ?」

 「まきべです、まきべ!覚えといてくださいね」

 「灰!ありが吸う引きです!!」

 ……もう、ツッコまなくても、いいですか?

 「では、私はこれで……」

 「あ、最後に一つ言わせてください」

 「難ですか?」

 ……ホント、どうなってんだ、この人の脳みそ。

 「もう、社会人をやめなさい。それが、貴方にとっての救いとなります」

 「はへ?」

 そういうしかないですよね、そういうしか……(疲


余談ですが気がつけば、もう、感想が30件以上もきているではありませぬか!そして、PVも、一万を突破!!こんなに嬉しい事が、他にあるのでしょうか!?

本当に、有難うございます、こんな乱文を読んでもらって(泣


一応、これからももっか出でて欲しいキャラ、略してリバキャラ募集してますんで、これからも、ホント、これからも、しつこいようですが、これからもよろしくお願いします!


あ、略して何故リバキャラになるの?とか、疑問に思わないでください。答えられませんから……。


↑適当につけただけとは言えないだけ。

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