30、面倒な双子!?
まずはじめに。
この前の話、すみませんでした!!いや、壊れてたって言うか、酔っていたって言うか……。おやつに食べたチョコレートが悪かったようで、……その、なんていうか……とりあえず、すみません!!
もう、チョコレートは食べません!和菓子一筋に生きていきます!!洋菓子反対!!和菓子万歳!!
お酒なんて……お酒なんて……クソくらえーーーーーーーーーーーー!!!!
……アレ?チョコレート、あんま、関係なくね??
……と、うっぷんを晴らしてスッキリしたところで、本題に入りましょう。
今日は久々の休日に感じる、休日です。こういう時は、ゆっくりするのが基本ですよねぇ。ベットに横になって、ジャ○プとか読んだりして……ねぇ。
なのに、来ちゃったんですよ。やつは。
……って言っても、森野じゃないっすよ。森野の次の次の次くらいに嫌いな奴らです。ていうか、嫌いです、大っ嫌いです、存在破棄です!!
「信吾にぃちゃん〜、遊ぼうよぉ〜」
「シドニーちゃん〜、遊んでよぉ〜」
かたっぽ、惜しい!字が違う!よく分かりにくいけど!!
もうかたっぽに至っては、全然ちゃうから!!誰だよ、シドニーって!俺は都市か!!?シドニーオリンピック再びか!?!?
「夏藍ちゃん、私が先よ」
「夏鈴ちゃん、私が先よ」
読者的にはどっちがどっちか、わからねぇよ。
「ねぇ、慎吾にぃ。あそぼぉ」
「ねぇ、ねぇ、あそぼぉ」
「……しつこいっ!!というか、揺さぶるな!!字が揺れて漫画が読めねぇだろうが!!」
って言えたらいいけど、相手は幼稚園生……つ、強く言えねぇ。
「ねぇ、慎吾にぃ。あそぼったら、あそぼっ!」
「ねぇ、慎吾にぃ。おままごとぉ」
「それ、私とやるのよ、夏鈴ちゃん」
「私もやるの、夏藍ちゃん」
だから!どっちかわからねっての!!
……って、俺が紹介すればいいじゃん!!何で今更!!というか、何でこの俺が!!
「あそぼぉ」
「アシモォ」
……やっぱりかたっぽ、どこかずれてるし!!
「あそぼったら、あそぼ!!」
「アシモったら、アシカ!!」
またずれた!!
非常にめんどくさいし、やる気がないんですが、一応紹介します。いとこの涼村 夏鈴(ミスらない方)と、夏藍(よくミスる方)です。ちなみに、一卵性双生児です。
「夏藍?お前が、夏藍だよな?」
一応確認。指差すのは、よくミスするほう。
「そうだよ、しんどい」
……それって、自分が?それとも、名前をミスった??
「夏藍、さっきから『遊ぼう』を、アシモとかアシカとか言ってるぞ」
「え?」
「ねぇ、夏藍ちゃん。私の言ってた通りでしょ?」
偉そうにしてるのが……えっと、夏鈴か。
「いいもん!まだ、よく言葉が分からなくても、慎吾にぃは、遊んでグレるもん!!」
いや、グレはしないよ?てか、絶対グレないから、遊んだくらいで。
「グレるんじゃないよ!疲れるんだよ!!」
夏……鈴だよね?分かってるって言うか、どこからそういう情報を持ってくるの!?
「慎吾にぃは優しいから、私達と遊んでくれるんだよ!でも、二人いっぺんじゃ疲れるから、一人ずつって、約束したでしょ?」
「だって、夏鈴ちゃん、いつも約束破るじゃない。だから、私が今日破るの」
「だぁめぇ!慎吾にぃは、私と遊ぶの!!」
「かぁねぇ!慎吾にぃは、私と遊ぶの!!」
金!?金って言ったよね、今!?金って!!まだ幼い少女が、金って!!!
「私よ!」
「違う、私!」
「私!!」
「綿菓子!!」
「私ぃ!!!」
「綿雲ぉ!!!」
「私ぃぃ!!!!」
「たわしぃぃ!!!!」
「わぁたぁしぃ!!!!!」
「たぁめぇしぃ!!!!!」
夏藍!?もう、『私』の原型がないんですけど!!?
てか、どっちがどっちぃーーー!?!?!?!?!?!?見た目だけじゃ、どっちがどっちか、全く分からないんですけど!!
「ちょ、やめろよ、二人とも」
「いぃやぁ」
「りぃやぃかぁあぁ」
あ、左が夏藍だ。てことは、右が夏鈴か。
「……」
「遊ぶのは、私だよ、夏藍ちゃん」
「違うよ、あちきだよ、夏鈴ちゅん」
「私なのぉ!」
「明日だってばぁ!」
「私ったら、私なの!!」
「アサリったら、シジミなの!!」
「……口喧嘩はやめなさいってば」
優しく言ってみるけど……
「私が先!!」
「私が紗紀!!」
紗紀って誰!?
というか、聞いてねぇし!人の話!!
「人の話を聞かない子とは、遊ばないよ!!」
なぁんて嘘だよ!!人の話し聞いても聞かなくても、遊びたかないよ!!てか、絶対に遊びたくない!!でも、静めるにはこれしかない!!これ、長年(?)の知恵!!
「夏鈴も、夏藍も、人の話を聞かないなら、兄ちゃんは遊ばない!!」
ウッワ、ハズかしぃ!!自分を自分で『兄ちゃん』って、……ハズかしーーーーー!!穴があったら、入らせてください!!お願いします!!!
「……じゃあ、仲良くする」
「……中野区住むぅ」
中野区住む!?何でそんな単語が、間違いだからって出てくるの!?
「……じゃあ、仕方ない。約束だから、遊んであげるよ」
「ヤッター!!」
「ハッカー!!」
ハッカー!?
ちょ、ちょ、ちょっとそれは流石にヤバくない!!?
だ、誰かぁ!!この子危険です!!爆発物処理班的な人達、呼んでくださぁ〜い!!
って事で、結局遊ぶ事になりました。
これだから、年下は嫌いです。疲れました、もうおやすみ。
そして、逝ってきます……。
気付けば、もう30話目……。そろそろ終わりにしてもいいんじゃないかなぁって、最近思い出した今日この頃。
流石にもう、飽きたんじゃないですか?流石にもう、『なっげぇんだよ、終われよ』とか言いたくなるんじゃないですか?
ちがかったら、ちょっぴり嬉しいです。いや、心から嬉しいです。マジで!
公立の受験発表が近い為に、ちょっとネガティブ入ってます……。そして、そのせいでネタも練れません……。受験のせいじゃない可能性もあるんですけどね。あ、恋病とかは絶対ないんで、そこら辺は心配いりません(笑
なんか中途半端だけど、30話目って事で、あとがきを長々しく書かせてもらいました。ホント、愛読者の方、ここまで読んでくださった方、有難うございます (ぐすっ
どうにか受験という壁を乗り切って、これからも頑張っていこうと思うので、嫌いにならないでください。そして、応援よろしくお願いします m(_ _)m