表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドSな俺と、ドMなアイツ  作者: 下弦 鴉
第一章 彼の周りの不思議人物たち
PR
1/117

1、最強のドM登場!?

 

 数週間前のやっと卒業したのは小学校で、まだ三年、確実に義務教育を受けなけきゃならない。もう最近、勉強に飽きを感じてきている今日この頃。いい加減義務教育を終わらせて、バイトをやってみたいものだ。

 ただ決まった時間に起きて、勉強して、部活動して……って生活より、ハラハラドキドキの待っている、世の中に出て行きたいと思っています。もう本当に勉強はうんざりです。

 おっと、自己紹介を忘れてた。俺の名前は、瀬川 慎吾(せがわ しんご)吹野(ふきの)中学の1年、13歳。血液型はO型なんだけど、良くAB型って言われる事に疑問を持っています。剣道部に入ってはいるけど、かなり弱いです……。

 ああ、余談でこんなに無駄な行使っちゃて……なんかごめんなさいね、次からちゃんと本文に入るのでご安心を。

 ……一応、ココも本文なんですけどね。



                  *



 本格的に暑い。暑いぞ、夏!そして太陽!たまには気を利かせて休んでくれよ。日射病で殺す気か!防具を取り外しながら思う、何でバトミントン部と一緒の時間帯で練習しないといけないの!?窓閉め切ったら、『ここサウナ?』って思うしかなくなるだろぉが!

 サウナの中で、剣道やらせるなっつの!

 「おつかれぇ、今日はもうあがっていいよ」

 せんぱぁい!有難うございますっ!こういう時だけ輝いて見えます!

 「お疲れ様でしたぁ」

 さっさとこのメチャ暑いサウナから出たくて、ろくに荷物もまとめずに俺は外へ出た。夏の日差しには殺意的なものを感じたけど、風は気持ちよく吹いていた。

 う〜ん、なんて気持ちいい風なんだ……神様、この世に風を創ってくれて、ありがとう!

 「しぃ〜〜ん〜〜ごぉ〜〜!」

 うわっ!出やがった、俺の天敵、森野 美咲(もりの みさき)が!

 「会いたかったよぉ、マイダーリン」

 初登場でいきなり嘘つきやがった!森野のに「マイダーリン」って呼ばれるような関係じゃねぇし!

 「ハートマーク付きで呼ぶな、それに、のっけからツッコませんな、ボケ!!」

 「出た、私だけに浴びせてくれる罵声!ああ、なんて気持ち良いの……」

 「キモいから!これ読んでくれてる人、みんな引いちゃうからやめてくんない?ホント、やめてくんない?」

 えぇ、せっかく開いてくださった皆さん、ゴメンなさい。森野、キモ過ぎてごめんなさい。ホント、謝るんで、どうか閉じないでください……。

 「ねぇ慎吾、もっと言ってくれないの?いつもならもっと激しく言ってくれるでしょ?」

 「だぁかぁらぁ、下の名前で呼ぶなっつてんだろ!?ウザいから、マジで!」

 「……。」

 「聞いてんのかよ?ふざけてるとぶっ飛ばすぞ」

 「……。」

 「あ゛〜もうイライラするっ!何でお前はそんなに馬鹿なんだよ!その馬鹿、一生直らねぇぞ!」

 「……そうよ!それでこそ私が認めたダーリンだわ!」

 「な……何だよ、急に」

 森野が外通路の屋根の柱にもたれかかり、はぁ〜と深いため息をつく。そしてさすが演劇部、泣き顔も上手い。

 「優しい言葉で疲れた女を誘い、そして厳しい言葉で励ましてくれるの。どんな時でも必ずツッコミを入れ、ボケた私に忠実なる愛を誓わせるの!!嗚呼、なんて美しい、あ・い……なのかしら……」

 「あのぉ、すみません。お前殺して良いですか?」

 「無理よ!私はもう死んでいるの!愛に溺れて……ね」

 また『ね』にハートマーク付けやがった!キモいよ……どうしようもないくらいに、キモい!

 「愛に溺れても死ねねぇだろぉが。馬鹿かお前、てか馬鹿だろ」

 「死ねるわ!貴方の為なら、愛しい貴方の為なら、私は死ねるの!どんな事でも、死ねるのよ!ダーリンが……愛してくれるから」

 「……って言うか、お前に『ダーリン』なんて呼ばれる筋合いねぇんだけど!しかも、愛した事ねぇし」

 「ええ!嘘!どうして!」

 「どうしたも、こうしたもねぇよ!やめろよなその言い方。誤解されんだろ?」

 さっきっからここ通る先輩やら同級生が、俺たち見て苦笑してんだよ。恥ずかしい事山の如しだよ。

 「分かったわ、サチコね、サチコのせいなのね!」

 誰だよサチコって!!昼ドラかよ!

 「サチコがあなたを譲らないって言うんなら、私だって譲らないわっ!許さないわよサチコ、こんなにもダーリンを傷つけて!」

 傷ついてねぇしっ!!どちらかと言うと謎のサチコさんより、お前の発言に傷つく!ついでにダーリンって言うなっ!!先輩達、ドン引きだろ!!

 「出てきなさい、サチコ!私と勝負しようじゃないの!どっちがダーリンに相応しいか、白黒はっきり付けようじゃないもん!」

 噛んだっ!一番大切な締めで噛んだよこいつ!!いつの間にか、俺取り合いされてるし!妄想の中でだけどっ!!

 「あ、あのぉ。私、葛野木(くずのき) サチコって言うんですけど……お呼びですか?」

 いたーーーーーー!!謎のサチコさんいたよ!これどうなるの!?どうなっちゃうの、これ!?

 さあ、森野どうする!ライフカード使うのか!?webに続いちゃうのか!?

 「あ、あんたがサチエね」

 名前違ってるから!『サチエ』じゃなくて『サチコ』だから!!突然のことにたじろいでるよ!焦ってるよ、森野。焦りすぎだよ、森野!

 「あのぉ、私サチエじゃないんですけど……」

 「何言ってるの!?私はサタンって言ったわ!」

 誰!?新キャラ登場!?なんかドラゴン○ールに出てきそうなんですけどっ!!て言うか、サチコさん先輩だったらどうすんの!?タメ語じゃヤバイぞ、森野!!

 「……うぜなぁ、早く用件言ってくんない?アタシそんなに暇じゃねぇんだけどぉ!」

 キャ……キャラが変わった!?怒ってるよねこれ!?マジキレてんよね!?

 「あんた何様のつもり?私は、くずのり サチコよ!!」

 なんか分からないけど、自分の名前間違えてるぅーーー!!わざとなのか?本気なのか?この緊張した空気の中で噛むなんて……テレビ的にはおいしいぞ。

 「サチコでも、味のりでも、サッカーでも関係ないわ!私の慎吾は譲らない!!」

 味のりとサッカーはどこから出てきた!?確かに関係ねぇけど、サチコはかなり重要だぞ!!

 「上等よ、かかって来なさい」

 いやっ、上等じゃないよ?これ、かなり上等じゃない。悪乗りしないで良いんだよ、サチコさん!!森野は馬鹿だから、そういうこと言ったら―――

 「いい度胸ね、私と()り合おうなんて」

 ホラ乗っちゃった!!あいつならやると思ったよ!どうなるのこのあと。何しちゃうの?

 「いくわよ!愛とLOVEは必ず勝つってところ見せてあげるわ!!」

 愛とLOVEってほとんど同じ意味だから!!同じ事2回も言ってるよ、サチコさん!!

 「覚悟しなさい!私と慎吾のきぞあに勝てる分けない事教えてあげる!!」

 きぞあって何!?何なの?何?……もしかして、絆って言いたかったのか、森野!!


 このあと2人は殴り合いの喧嘩でなく、汚い口喧嘩を始めたのだった……。


 ……こんなんで終わらせちゃっていいのかな?

 最近恋愛小説を書き終えたのに、変な方向に突っ走っちゃって、新年から壊れ気味です。でも、気にせずこの変な世界に入ってきていただけると嬉しいです。


 季節が夏ですが、気にしないでください……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ