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紅月は女神の祈り  作者: 中原まなみ
第四章:The cave of a white dragon――白竜の住処
28/76

5

 褐色。金色。黒。そして、氷の透明な白。それらの色が、洪水のように視界から流れていく。

 スピードにだけは自信があった。子供の頃から、技術ではかなわなかったが、スピードだけは父親にも負けたことがなかった。思えば、月の者と言うその言葉が示す能力云々は、これを指していたのかもしれない。無論、その能力以外にも、はっきりとした能力はあるのかもしれないが。

 風に髪がなびく。一個の赤い風のような状態になって、身を躍らせる。自分の姿が見えるはずもない。だが、理屈ではなく、そのときエリスは確かにそれを見た気がした。

 呼吸にして、一度。

 時間にして、一瞬。

 その間に、エリスは白竜の前にたどり着いていた。何が起きたのかは判らない。だが、攻撃を仕掛けてくるのなら、それは敵と見なすべきだ。殺しは出来ないだろうが、その攻撃を止めなければならない。

 正面。

 白竜が吼えようと口を開けた。吐き出される息は、そのままエリスを両断し得る威力を持つだろう。尖った太い牙までが一瞬見え――

 ――息が、吐き出される。

「風よっ!」

 吹き付けた風は、一瞬停滞したかのように見えた。だが、次の瞬間エリスを避けるように左右に分かれ、抜けていく。

 ゲイルだ。

「言っておくけど、当てにはしないでくれ! 今は何とかなった。だけど風全てを司る白竜がその状態だと、上手くいく保証はない!」

「……使えないなぁもうっ!」

 悪態を付いた。一度しゃがみ、ばねを利かせて跳び上がろうとする。刹那。



「――ッ!?」



 地面が、揺れた。

 急激な揺れに、立っていられずにエリスは膝を付いた。視界がぐらぐらと揺れている。

(地震……!?)

 手を地面につく。手袋ごしに伝わってくる、ごつごつとした感触と、冷気。目の前の白竜が、もう一度吼えた。

 だが、動けなくてはどうしようもない。

 祈るしか、出来ない。

(……ゲイルッ!)

 遠く、ゲイルの声が聞こえた気がした。寒風が、頬を叩きつけて後方へ飛んで行く。僅かに鼻をつく血の匂いに、自分が怪我した事を自覚する。大した事はなさそうだ。切り傷程度だろう。

 

 

 ドォンッ……!



 突き上げるような衝撃に、岩場から振り落とされないように両手のひらに力をこめた。

 視界がまわる。

 その瞬間、断続的な揺れに襲われ――気づくとエリスは、岩場から転げ落ちていた。反射的に剣を放し、自らを刺し貫かないようにするのが精一杯だった。上手く受身の体勢すら、取れない。

 ずざざっ……と、こすれるような音とともに、肌がひりつく感触と、衝撃。

 揺れるたび、映像が変わる視界の中に、見慣れた顔が見えた。

「エリス!」

 アンジェラだ。

「……ごめん、平気」

「平気じゃないわよ馬鹿! 怪我は!?」

「してない」

 身を起こしながら、呟く。

「お嬢ちゃん」

 ジークが、そっと背を撫でてきた。見上げると、どこか苦痛そうな顔で、グローブに包まれた右手を、ゆっくりと、握ったり開いたりと繰り返している。剣はしまったようだ。左手の鞘の中にしっかりと収まっている。

 視線が、戸惑うようにさまよっていた。

 不安に思い、そっとエリスはジークの手に触れようとした。

「……ジーク、怪我してるの? 手?」

「触るなっ!」

 バッ――!

「ジ……」

 一瞬ぎょっとして、見上げなおす。

「……あ」

 エリスの手を乱暴に振り払ったジークは、その顔色を青ざめさせていた。ばつの悪そうな顔で、彼は首を左右に振った。

「いや、わりぃ。……なんでも、ない」

「……う、うん」

 ジークはじっと俯き、自らの手のひらを見下ろしている。よくは判らなかったが、その顔に浮かぶ苦汁の色に、それ以上問うことは出来ずにエリスはただ頷いた。

「エリスちゃん。剣、こっちにあるから」

 ゲイルの声に顔を上げ、立ち上がる。数歩先にいたゲイルが、剣をかかげていた。ドゥールも一緒にいる。

「ありがと」

 言って、駆け寄る。と、また断続的な揺れが襲ってきた。膝を落とし、何とか耐える。

 白竜の咆哮があがった。

「さっき、ありがとう。なんとかなったんだね」

「そうだね。――どうやら、白竜側に手助けしてもらった感もあるけれど」

「え?」

 疑問符は、途切れた。地面が、急激に膨れ上がり――

(! なに、これ!)

 錐状に、地面が隆起した。とっさに避けたが、左腕が擦り切れる。

 竜の咆哮が、響く。

「きゃあっ!」

「うわっ!」

 悲鳴に振り向くと、アンジェラとミユナが、次々と隆起する地面の間で身を縮こまらせていた。訳が判らないながら、だが、近づくことも出来ずに、焦燥感が募る。

 エリスは祈るような気持ちで、二人のそばにいたジークに叫んだ。

「ジーク、お願い、守って!」

「無茶言うなよ!」

 だが、それでもジークはその長身で、二人を抱え込んでいた。それを視界に入れてほっとする間もなく、足の裏に違和感を覚え、エリスは跳んだ。

 次の瞬間、また地面が錐状に隆起する。

「なによこれ! 白竜のしわざ!?」

「白竜は風だ! 地じゃない!」

 ミユナの声が飛んでくるが、だが、だったらなんだというのだ。何か異様な力が働いているとしか思えない。

 その時、ふとドゥールが目を見開いた。

「違う! ダリードだ! 傍にいる!」

「!」

 その言葉に、先ほどの言葉が思い出された。

 ダリードの能力のひとつ――『無機物へ仮の生命を与える』。



 ウォオオオオオッ!



 白竜の声が、洞窟内に響いた。瞬間、洞窟内に風が吹き荒れる。

「二重はやーめーてーっ、どうすればいいのよ!」

 アンジェラの悲鳴が上がる。ぐっと奥歯を噛み締めていたゲイルが、急に膝をついた。

「ちょっと!」

「だい、じょうぶ。……今は、何とかもたせているから。おれの力でも、何とかなっているから、早く、止めてくれ!」

 言う傍から、吐く息が荒い。エリスは困惑したまま剣を握りなおした。

 吹き付ける寒風に、指先がしびれていく。だが、風は直接あたりはしない。ゲイルが――必死になって制御している。

 そう、必死になって。

 顔を蒼白に変えながら、体力をこそぎ落としながら。

(なんで、そこまで)

 胸の奥に、もやもやとした感情が湧き上がる。だがそれを振り払って、エリスは必死に思考をめぐらせていた。

 ざっ――

 真横で、地面が隆起した。

 考えなければ。状況を打破する方法を。

 どちらかでもいい。まず、どちらかを止めることができれば、事態はましになる。

 視界の隅で、必死に付きあがる角のようなそれから身をよじらせている皆を見る。動けず、当たるか否かをただ運にだけ任せて、それでも必死に魔法を制御しているゲイルの姿を見る。その隣で、命運をともにしようとしているかのように、同じように動かずにゲイルを支えているドゥールを見る。

(考えろ。考えろ……!)

 びっ――

 こめかみが裂けた。右腕に裂傷が走った。周りで、次々に地面が隆起していた。

 頭の中で、手持ちのこまを全て並べた。出来うる限りの情報を思い浮かべた。

 そして――唐突にそれを思いつき、エリスは我知らず閉じていたまぶたを開け、叫んだ。

「ドゥール! あんたの魔法!」

 ドゥールの能力『物質における情報の崩壊』、それならばと思ったのだ。だが、ドゥールはゲイルの背を抱えたまま、首を振った。

「無理だ! 精霊が暴走しすぎている! 情報の糸が、通常ではない。干渉できない!」

 エリスは小さく頷き、

「判ってる! だから、ミユナと一緒に!」

「ミユナ……!?」

「あたし……?」

 ドゥールと、そして当のミユナ本人が、ぎょっとした声をあげる。エリスは真横にあった錐状の土を、剣で切り崩してから、早口でまくし立てた。

「大丈夫、あたしの剣で斬れるんだから何とかなる! ミユナ、精霊との意思疎通ができるんだよね! 土の精霊に干渉してみて! それで、少しでいいから抑えたあとにドゥールの……」

「! 判った!」

 最後まで言い切る前に、ミユナが頷いて地面に膝をついた。少し距離があって聞こえないが、何か早口で話し掛けている。

 そして、ふと彼女が顔を上げた。ドゥールがそれを見逃さず、即座に右手を高く掲げる。


 ――パチンッ


 指を弾く音は、ほんの一瞬エリスの耳に届いた。だが、次の瞬間には、ざあっという崩れ落ちる土音に紛れてしまう。

 もうもうと上がる砂埃。

 きらきらと氷の粒子が降って来る。――大地は凍っていたからだ。

 咳き込みながら後退する。

 知らず閉じていた目を開けたときには、突きあがっていた大地は崩れ落ちていた。ややあって煙がはれる。粒子はまだ空気中で踊っていたが。

 そして、エリスは視た。


 咆哮しようと口を開ける白竜に伸びていた、赤い糸――


(……!)

 それは、反射的な行動だった。抜き身の剣を握ったまま、もう揺れていない大地を強く蹴り、氷の粒子と砂埃を裂いてエリスは跳躍した。

 肌に刺さる冷たい空気。今はもうゲイルの魔法を当てにするのは危険すぎた。彼はすでに、体力を使い果たしている。こちらの動きに気付いてくれるかどうかは、本格的に賭けになってきていた。

 白竜の前に降り立ち、すぐさまエリスは剣を左下から右上に薙いだ。

 白竜めがけてではない。

 ――どこからか伸びていた、赤い糸をめがけ。

「斬ッ!」

 呼気とともに気合を吐き出し、赤い糸がぷつりと切れる。切れて、空気中に溶け消える。


 ウォオオオオオオオン……!


 咆哮。

 その瞬間、急激なめまいに襲われた。胃からこみ上げてくる何かを必死に喉の奥に押し戻しながら、気付くと地面に横たわっていた。

「ちょっと!」

 体の震えをごまかしながら顔をあげると、青ざめたアンジェラがすぐ傍にいた。彼女の手を借りて、立ち上がる。足元がおぼつかないのを、エリスは自覚した。

 疲労、が近いだろうか。急速に疲労した――そんな感覚。

(……なん、で。こんなに、疲労してるの……? いま、あたしは……『何』をきった……?)

 吐き気の合間に、脳が自問を吐き出した。だが、それに対する解を用意するよりも早く、その声は聞こえてきた。

『人間たちよ』

「……っ!?」

 その声は、どこかくぐもったような音で、聞き取りづらかった。だが、はっきりと判る。今ここにいる誰のものでもない。いや――

 エリスは顔を上げた。重い剣を鞘にしまい、体の震えをごまかしながらそれを見た。流れ出る汗が、体温を奪っていく。アンジェラが、先ほど放り捨てた防寒具を拾い、魔導で暖めた後にエリスの肩にかけてくれた。

 お礼を言おうにも口が開けず、エリスは小さく微笑した。視線は、目の前の巨体にすぐに戻す。――白竜。

「エリスちゃん」

 同じように疲労した声に、肩越しに振り返る。ゲイルとドゥールが、寄り添って歩いてきていた。

 見ると、ミユナやジークも傍にいる。

 エリスは小さく顎を引いてから、体に鞭を打って口を開いた。

「貴方が……今?」

『ああ。恐れるな、人間たちよ。――礼を言う』

 白竜が――強大な体をもつ守護聖獣が、そう音を発した。

 人語を解することができるのは、資料をあさって知っていた。だが、実際に目の当たりにすると、やはり震えがくる。いや、この震えがそのせいなのか、ただ疲労のせいなのかは判らなかったが。

「礼……?」

 ゲイルの訝しげな声に、白竜は肯定のような仕草を見せ、

『我を意識の拘束から解き放ってくれたのは、そなたたちであろう。感謝する……』

(意識の……拘束?)

 言っている意味が、いまいち理解できなかった。酸素不足というほどではないにしろ、疲労が脳にきているのかもしれない。上手く考えがまとまらない。ふと、思いついたのは、赤い糸――それだったが。

「操られていた、っての、か?」

 ミユナの呆然とした声に、ジークが嘆息を吐いた。

「はっ。白竜様が、かい? そりゃまた、巨大な力だこって」

「巨大なはずだ。――女神ルナの力だからな」

「!」

 唐突に割り込んできたその声は、この場にいた誰のものでもなかった。だが、エリスはすぐにその主が判った。あの晩、あの星空の下できいた声だ。

 ――ダリード。

 未だに震える膝を叱咤し、エリスは声の方角である、洞窟入り口へと体ごと向けた。

「……ダリード、くん」

 淡い灯火を頭上に浮かべた、褐色の肌の少年が、ゆっくりと歩いてきた。そして、こちらから数メートルの距離をとって立ち止まる。

 エリスの中に、ぐるぐるとした感情が渦巻く。剣を引き抜こうにも、疲労がそれを許してはくれない。

 岩場に反射し、光がきらきらと揺れていた。光は、空気中に舞っていた氷の破片にあたり、また乱反射を起こしている。幾重にも、光が交差する。

 洞窟内で、光が乱舞していた。その中で、ダリードが口をひらく。

「白竜に勝ったか……」

「あんた、何でこんなところにいるのよ! よくも、やってくれたじゃない!」

 アンジェラが一歩踏み出して、こちらを守るように声をあげた。エリスは目の前になったアンジェラの背を見つめ、一瞬顔を落とした。

 やはり、敵なのだ。当然ながら。

 今の攻撃は、こちらを殺そうとしていたのだ。何とか破れたからよかったものの、そうでなければ危うかった――本当に。

 次に会った時にはお前を殺す。

 その言葉が、重くのしかかる。

「誰だ……?」

「ダリード。……おれとドゥールの弟だよ」

 誰何の声をあげたミユナに、ゲイルが淡白に答えた。その手には、すでに剣をさげている。ジークが大仰に手を振り上げ、軽い口調で笑った。目にだけは、怒りのような殺気を灯らせたまま。

「お前さんが、ラボの人間か。まぁだ坊やじゃないか。なぁ?」

「特殊能力者、だな。エゼキエル、それにミユナ」

 名を呼ばれたジークとミユナの体が、緊張に一瞬固まるのを、エリスは見逃さなかった。

「あたしたちのことを知ってるのか……? 知って、どうするつもりだ?」

 ミユナの言葉に、ダリードの返事は端的だった。

「――殺す」

 ざっと皆が戦闘体勢を再びとった。だが、エリスは動けなかった。疲労のせいだと思った。ただ、それだけだと思いたかった。

「馬鹿、エリス!」

 アンジェラの引いてくる手を振り払って、エリスはぎゅっと一度まぶたをきつく閉じた。

 彼は――『敵』なのだ。

 ぐっと唾を飲み下し、まぶたを開けた。視線が交わる。一瞬少年の視線が揺れたように感じたのは、エリス自身の疲労のせいなのだろうか。

「待って。ダリードくん。……ここは、相応しくない。今は」

「ちょっと、エリス! 何を言うつもりよ!?」

「ごめん。黙ってて、アンジェラ」

 背中越しに、告げる。アンジェラが言葉に詰まる気配がしたが、無視する形でエリスは前に出た。ぐらぐらと地面が揺れる。やはり妙なほどに疲労していた。

「この……国の、少し南に下った辺りにある湖、知ってる?」

「……生命の湖、か?」

 ダリードの訝しげな声に、肯定の仕草を見せてからエリスは続けた。

「そう。ルナ大陸最大の湖。ここからだと、馬車で数日だったと思う。そんなに遠くはないはずよ」

 言ってから、ミユナに視線を投じた。彼女は事態についていけないのか――当然かもしれない。彼女には詳しいことは全くはなしていないのだから――目を白黒させていたが、こちらの視線に気付くと、はっと表情を引き締めた。

「なんだ?」

「ミユナ、生命の湖の辺りで目印になりそうなもの、ある?」

 だが、ミユナが答えるよりも早く、ゲイルがこちらの傍にやってきて早口でまくし立ててきた。

「エリスちゃん。一体何を言っているんだ。ダリードもだ! もう、いいかげんにしよう。こんなことは、何の特にもならない! お願いだから、もう止めてくれ! ダリード!」

「ゲイル……」

「……こちら側に、戻って来い。それが出来ないのなら、それでもかまわない。だが、二人から手をひけ。そして、俺たちの前から姿を消してくれ」

 淡々とした口調で、しかしどこか悲痛な表情でそう告げたのはドゥールだった。

「……俺たちの前に、現れないでくれ。誰も殺さないでくれ。ダリード。俺は、俺達は、お前が誰かを殺すのなんて、見たくはない。止めなくてはならなくなる」

「知ったことではない。これは、俺がしなければならないことだ。止められるものなら、止めてみればいい。俺を、止められるのなら……」

「俺はお前を殺したくはない!」

 叩きつけるようなドゥールの声に、一瞬周りが静まり返った。彼はかぶりを振ったまま、絞り出すような声で続けた。

「もう……たくさんだ。もう、一人でも家族は失いたくはない。だから……」

「だから、ラボにつくのか」

 ダリードの声の冷ややかさに、ドゥールは顔をあげていた。

「だから、ラボにつくのか。殺されないために。そして、この二人がどういう目にあうか判っていて、ラボに従い、連れて行くのか。そこで、ガキどもがどうなるかを判っていても、か」

「判っている。だが、殺されはしない……!」

「緩慢な死に向かう生に、俺は納得できない」

 ドゥールの言葉を、ダリードはそれだけで切った。ゲイルも、俯いたままだった。

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