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紅月は女神の祈り  作者: 中原まなみ
第三章:『It is a wish to a star――願いかけた短冊』
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3

 祭は、始まってしまえば後は終わるだけで、本当に楽しいのは準備をしている間なのだ。かつて何かの本でそう読んだことがある。

 実際、見慣れない枝垂れ木を、広場中央に立てている男たちや、その周りでけらけらと笑いながらはしゃぎまわる子供たちを見ていると、その言葉が事実なのかもしれないという気すらしてきた。

 アレモドの村の、おそらくは繰り返されている日常の光景。それを視野に入れてから、エリスはゆっくりと視線を目の前の大男に移した。

 エゼキエル・アハシェロス。

 少なくとも、その名前の響きはルナ大陸西部では聞きなれない。その黒い肌や、ワインレッドの瞳、訛りのある口調もそうだ。

 だが――彼の漏らしたイヴという単語は、そうでもない。

 イヴ。女性名としては割とありきたりというか、ごくごくありふれているだろう。最も、西部ではあまり好まれる名前ではないのだが、だからといって珍しいというわけでもない。

 彼と、その単語には、つながりが見つからない。

 そして、何よりも――『ラボ』。その、言葉。

「ラボの正式名称は『魔導技術開発研究所』だ。長ったらしいんで、みんな大抵ラボって呼んでるがな」

 相変わらず煙草の煙を吐きながら、ジークは淡白な口調で告げた。手近な岩場に腰掛けながら、睨みつけるドゥールの視線を受け流している。

 エリスはアンジェラと二人、棒立ちになったまま手を握り合っていた。時折握りなおされるアンジェラの細い指をなぞりながら、ジークの顔を見上げる。

 整備すらされていない林の中の小さな村。静かに聞こえてくる鳥の鳴き声だけが、やけにのんびりとしていて違和感すら覚える。

 全てを認めたのだろう、ゲイルはジークを止めることすらせず、地面にじかに座っていた。その表情はどこか穏やかで、それでいて寂しげな色さえ持っていた。

 ドゥールはそのゲイルの横に立ち、静かな怒気を帯びた視線でジークを睨んでいる。見かねたらしいゲイルが、顔を上げた。

「ドゥール。怖い顔しないでいい。――どっちにしろ、そろそろ話さなきゃいけないんだ」

「話せば情がうつる。しいては『仕事』に影響が――」

「判ってる」

 言いかけたドゥールを、ゲイルはやんわりと遮った。

「判ってるよ。けれど、黙っているにも限界がある。……ちゃんと『仕事』はするから」

 ゲイルの言葉に、ドゥールは一度彼を見下ろした後、静かに頷いた。ジークがそれを見届けてから、再度口を開く。

「ラボは、フォルム共和国にある。それは知っているか? と、いうより、どこまで知ってる?」

 ジークの問いかけに、エリスは頭を振った。

「知らない。と、いうより、さっぱり何も知らない。いちから話してもらわないと」

「それで提携? ずいぶん気楽だな」

「まさか。必要に迫られて、だよ。必要じゃなかったらそんな馬鹿な真似はしないし。ただ、二人の力がないと、あたし達は多分、ダリードにやられてるから」

 事実をそのまま告げると、ジークは苦い顔をした。グローブに包まれた右手でぽりぽりと頭をかき、

「オーケイ、判った。最初から話してやるよ。言った通り、ラボはフォルム共和国にある。フォルムがどこにあるかは判るな?」

「ルナ大陸東部」

「ああ。アルンブラ独立国家共同体に属してる小さな国だ」

 やはり――か。そんな言葉を脳がはじき出す。さんざん違和感を覚えたゲイルたちのアクセントは、東部訛りだ。そして、そのことから『どこかへ連れて行く』という仕事の『どこか』は東部だろうと推測していた。

 それが、ラボであるというのなら、その通りだったと言うことだ。

 エリスは脳裏に大雑把な大陸の地図を思い浮かべた。アルンブラ独立国家共同体は、小国同士の集まりのため、あまり正確に国は覚えていない。東部にごちゃごちゃと集まっている小国のどれかひとつが、フォルムなのだろう。

「そのラボが、おそらくはゲイルたちの『仕事場』だろう。研究員か何かだろ、お前達?」

「ちょっと違う、かな。おれとドゥールは、実験体のほうだし、仕事場というか、家だよ」

 その言葉に、ジークの目が見開かれた。

「――研究員じゃなくて、あそこの、実験体、なのか……」

「うん。外部班だから、外回りの仕事を担当することもあるけどね。エリスちゃんたちを捕まえる仕事もそのひとつだから、まぁ、立場的にはどっちつかずかもしれないけれど」

「ちょっと待ってよ」

 強張った声をあげたのは、アンジェラだった。彼女はそのアメジストの目で三人を順番に見ると、

「聞き捨てならない単語が、聞こえたわよね、いま。――実験体?」

 ゲイルが苦笑を漏らした。ああ、と軽い口調で頷く。

「ラボが何をしているか、から話したほうがいいね。ジークは、知っているのかい?」

「腹立たしいくらいにな」

「そうか。どうしようかな。おれ、こういうの苦手なんだけど。ドゥール、話してやってくれないか?」

 ぴくり、とドゥールが眉を上げた。

「――必要ないだろう」

「必要だよ。今はね。ただ、二人に約束して欲しいかな」

 言うと、ゲイルはこちらに目を向けてきた。温和な口調で、告げてくる。

「これから話すことを聞いても、提携はたがえないで欲しい。でなきゃ、話してしまったからには、優先順位をひっくりかえしてでも、二人を捕らえなきゃいけなくなるからね。――力づくでも」

 口調とは裏腹に、ゲイルの瞳に浮かんだきつい光に、エリスはこくんと喉を鳴らした。

 普段話していると、忘れそうにもなる。だが、そうだ。ゲイルもドゥールも味方ではない。それを痛感する。アンジェラの手を一度きつく握る。それから、エリスは静かに頷いた。

「判ってるよ」

「ありがとう。――頼む、ドゥール」

 ゲイルが促すと、ドゥールは軽い嘆息をついた。重たげに、唇を開く。

「ラボは、特殊能力者を集めている。それこそ、ここの祭じゃないが、プトネッド中のな。といっても、ルナ大陸から外には出れないのだから、自然ルナ大陸じゅうの、ということになるが」

 ジークがそれを聞きながら、皮肉に笑みを浮かべて煙草を投げ捨てる。

「集めて、どうするの?」

「人体実験、といったほうが一番判りやすいか」

 アンジェラの言葉に、ドゥールが答えた。軽く腕を組み、

「ラボのおもな研究は、人間の手で、特殊能力者を創造する事だ」

 その、言葉に。エリスは思わず息を呑んでいた。

 人体実験。

 そして――特殊能力者の、創造。

 視線がさまよう。よく判らないながらも、その言葉に不穏な空気だけは感じ取れた。

「どういう、こと?」

 強張ったアンジェラの声。ドゥールは軽く髪をかきあげる。

「どうもこうも、そのままの意味だ。人間の手で、人間を――特殊能力者を作り上げる。それが、ラボの主な研究だ」

「人間の手で、人間を作る、ですって……?」

 アンジェラが、頬をゆがめる。

「馬鹿なこといわないでよ。そんなのできるわけないじゃない。人間は、神様じゃないのよ?」

「……そーだよ。しかも、特殊能力者を? 馬鹿馬鹿しい。信じられるわけないじゃない」

 軽い笑いさえ伴って、吐きすてる。次に来るであろう、冗談だ、の言葉を確信して。だが、その言葉はこずに――じっと、時間だけが経過した。

 ゲイルも、ドゥールも、ジークも、苦笑すら漏らさずに、こちらを見つめてきている。

 子供たちのはしゃぎ声が、遠く聞こえた。

「……ホンキ?」

 思わず、上ずった声が漏れた。冗談をいっている目ではなかった。三人が、三人とも。思わずアンジェラと目をあわす。耳から入ってきたその言葉の意味は、理解の範疇を超えていた。

 ゲイルが、少し躊躇ったかのように幾度か唇を開き、ゆっくりと言ってくる。

「ホンキ、だよ。事実だからね。ラボはその研究をしていて、だからこそ、実験体となる特殊能力者を集めているんだ」

 ぞくり、と思わず背筋に悪寒が走った。ゲイルの碧色の瞳が、真っ直ぐ向けられて。

「エリスちゃん、アンジェラちゃん、二人を連れて行く目的もね」

「……」

 乾いた喉に、もう一度唾を送り込む。

 人体実験。実際に何をどうするかなどは判りはしない。だが、それでも、その単語に含まれる意味合いは良いものではなかった。少なくとも、エリスの想像の範囲内では。

「いくら……魔導っていったって、そんなの、できるわけ?」

 アンジェラが、言葉を選ぶようにしながら訊ねる。ゲイルとドゥールは、お互い一度視線をからませると、ドゥールのほうが口を開いた。

「可能だ。詳しいことは、今話しても判らないだろうがな。可能だからこそ、俺達は集められた。そして、ゲイルがいる」

「どういう意味?」

 今度はエリスが訊ねる。ドゥールは肺の空気を一度すべて出すと、ゆっくりと、

「プレシアや俺達、特殊能力者や月の者は、あそこで実験体となる。――プレシアに関してはなっていた、か。今はもうあそこから抜け出して、メルクーリ家に引き取られている。だが、完全にラボの手から逃れられたわけでもない。定期的に俺たちがあいつに会いに行くのも、仕事のうちだしな」

「あの嬢ちゃんも、ラボの人間だったのか。……逃れられたんだな、あの地獄から。完全とはいえなくても」

 ジークが、呟いた。ワインレッドの瞳が、僅かにかげり黒く染まる。アンジェラはそのジークを見た後、いやいやをするように首を振った。

「信じられるはずがないじゃないの! おかしいわよそんなの! 人間が、人間を作るなんて、それだけでもありえないのに! まして特殊能力者を? 特殊能力者なんて、人間種族に生れ落ちた突然変異体なのよ!?」

「信じられないだろうけどね」

 ヒステリックになりかけたアンジェラの言葉の合間に、ゲイルの涼やかな声が滑り込んだ。

「信じられないだろうけど、事実だよ。特殊能力者は確かに突然変異体だ。だけれど、ただ個人としての変異体ではなくて、そこに共通項がある。特殊能力者はその体内に、ある物質――といっても、目に見えるものでもないらしいけど――を持っている。それを、生まれたての赤ん坊か、もしくは胎児のうちに埋め込む。――大雑把に言えば、そんな感じかな。そうすることで、完璧ではないけれど、特殊能力者に非常に酷似した能力を持つ子供が生まれるんだ」

「ゲイル。話しすぎだ」

 そう止めたドゥールの声に、若干の焦りの色を感じ、エリスは眉根を寄せた。焦り――いや、それだけではない。上手くは言い表せないが、どこか心配げな――?

「いいんだよ。おれが話したいから話すだけだ」

「ゲイル!」

 小さな、悲鳴のような声。肩をつかみ、ドゥールはゲイルを睨み据えた。その漆黒の瞳が、僅かに揺らいでいる。だが、ゲイルはその手をゆっくりとどけた。告げる。

「ラボの実験は、そんなものだよ。そしておれが、その実験が実際だという生きた証明。――クリエイト・パースン。CP-1。特殊能力者ではない、虚像の特殊能力者。作り上げられた、ただの人間でも、特殊能力者でもない存在。それが、おれなんだ」

 どう、反応すればよいのだろうか。一度絡まった視線を、何故だか避けてしまってから、エリスは軽く嘆息を漏らした。

 あまりに話が巨大すぎて、判らない。だが、ふと思い出す。たしか――ゲイルとあったとき、彼は自分のことをこういっていたはずだ。

『もう判ってると思うけど、特殊能力者。……正確には、違うのだけど、まぁ、今は関係ない』

 正確には、違うのだけど。

 それが、こういう意味だったのだ。クリエイト・パースン。

「そうか……」

 低い声に、戸惑いながらもエリスは視線を上げた。ジークが、手のひらで口を覆いながら、くぐもった声で言った。

「お前さんが……ラボの作り上げた第一号なのか」

「そういうことだよ。――あと、ついでだから言っとくけど。たぶん、混乱してるよね、俺たちの家族のこと」

 軽く微笑さえ浮かべながら言ってくるゲイルに、居た堪れない気持ちになった。それでも、こくんと頷く。

 ゲイルも頷き返してくると、

「家族といっても、血の繋がりがあるのはおれとドゥールだけだよ。従兄弟だからね。最初に目をつけられたのがドゥールで、一緒につれてこられたのがおれ。おれは、生まれてから能力を埋め込まれたタイプだからね。ずっと一緒だったよ、ドゥールとは。だから、どっちかって言うと兄弟かな」

 そう話すゲイルの横で、ドゥールが軽く視線を外したのをエリスは見逃さなかった。なんとなく、理解する。ようするに二人の関係は、エリスとアンジェラの関係と酷似しているのだろう。ずっと一緒に育ってきたから、兄弟で、けれど、正確にはそうでない。そんな関係。

 だったら、もうひとつ、判ることもある。おそらくは、ゲイルは気づいていないのだろうが。

(……ドゥールは、自分を責めてるんじゃないかな)

 どうしようもないと、判りながら。それでも、もしも自分が目を付けられなかったら、ゲイルも、という思いがあるのかもしれない。真実は判らない。推測でしかない。ただ、エリスがもしドゥールの立場で、アンジェラがゲイルの立場だったら、そう思っていた。それだけだ。

「ほかの家族にしても、みんなそうだよ。ラボに住んでいる、特殊能力者や、おれみたいなクリエイト・パースン。ラボの実験体として、集められたみんなは一緒に暮らしてるから、血の繋がりはないけれど、でも確かに家族なんだ」

 そういうゲイルの表情は、穏やかで――それこそ、大切な家族のことを自慢するときのような笑顔で。

 それが、つい先ほど、エリスたちに見せたあの鋭い視線の持ち主のものとは到底思えなくて。

 エリスは軽く目を伏せた。

 まだ、判らない。二人を信用していいのかどうか。

「ダリードくんも、そうなの?」

 思わず、どきりと心臓がはねた。アンジェラだ。アンジェラが、真っ直ぐにゲイルとドゥールを見据えて、声を発したのだ。ダリード。その名前を。

 ゲイルは一瞬きょとんとした顔をして、それから柔らかく微笑んだ。

「うん。もちろん。ダリードも、プレシアも、大切な家族なんだ。――だからこそ、ダリードのあんな姿は見たくないんだ。あいつは、ラボを抜け出した。それで、何故かは判らないが二人を狙っている。……ラボからいなくなっても、ダリードはおれの弟だから。あいつのあんな姿は見たくないんだよ」

「もし」

 ゲイルの言葉が途切れるか否かというタイミングで、アンジェラが畳み掛けるように言う。

「もし、よ。――止められなかったとしたら? 説得に、応じてくれなかったとしたら? ……どう、するの?」

 沈黙が、あった。アンジェラの言葉が、ぐるぐるとエリスの頭の中を回っていった。もし、止められなかったとしたら? そうだ。その可能性は高い。何故今まで、それを考えなかったのだろう――?

「止めるよ」

 それでも、ゲイルの口調は変わらなかった。柔らかな声音で、まるですでに決まりきった何かを話すかのように、当然の口調で告げてくる。

「止めるよ、どんなことをしてでも。――たとえ、おれの手で殺すことになっても、ね。それが、おれの、兄としての責任だと思うから」

「……馬鹿げてるわ」

 アンジェラの、小さな、本当に小さな呟きに、ゲイルが苦笑を漏らして肩をすくめた。ぱんぱんと砂を払って立ち上がる。

「大体、話したかな。――他に聞きたいことは?」

 そう訊ねられて、大地の上を歩く小さな虫を見ていたエリスは顔を上げた。ふと思い当たり、呟く。

「イヴ。――イヴって、だれ? ジーク」

「……そっちかよ」

 彼は深く苦笑すると、かるく顎をあげた。つられて視線を空に投じる。雨上がりの深い蒼。

「――イヴ。イヴ・バージニア。俺の昔の女だよ」

「別れたの?」

「いや」

 ジークは短く言葉を切ってから、ゆっくりと右手で胸元の木彫りのネックレスをなぞった。

「死んだ。二年前にな。――ラボで」

「え……」

 驚きに吐息を漏らし、エリスはゲイルたちのほうを向いた。二人とも、目を見開いている。若干あおざめて見えるのは、気のせいだろうか。

 視線で疑問符を投げると、ゲイルがあからさまに戸惑った様子で、それでも唇を開いた。

「家族、だった。おれたちの、妹で……その」

「ジーク、お前は――」

「わりぃな」

 声を高くしたドゥールを、あっさりとジークは制した。ひらひらと手のひらをふり、

「それ以上はまだ話したくねぇ。ただ、覚えとけお嬢ちゃんたち。イヴは、あそこの実験で死んだ。殺された。――そのラボを俺は許さねぇ」

 実験。

 提携を結んだのは、間違いだっただろうか。もしダリードを止められたとしたら、次はどうするかを考えなければならない。逃げられるなら、逃げるべきだろう。けれど、それが上手くいくかどうかも、判らない。

 ジークの目に浮かぶ哀しみの色に、エリスはどうしようもなくなって、再び視線を落とした。

 そして、気づく。

 握り合っていたアンジェラの手が、いつのまにかきつくなっている。その手を、握り返す。返ってくる反応だけは、混乱した事態の中でもまぎれもない真実だった。

 だからこそ、エリスは胸中で呟いた。

(なんとか、しなきゃ。アンジェラが、いるんだから)


 ――アレモドの祭の準備は、こくこくと進んでいるようだった。

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