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青春ジレンマ

作者: 晃明



好きな人を忘れられない人へ。



今夜も僕は布団に入りそっと自分の肩を抱き寄せる。



なるべく自分の身体を小さくするために自分のだらしない肉体を引き寄せて。




世界を遠く感じる。


蹲る僕を置いて変わっていく。



肉体は老いていくのに

僕の気持ちは何も変わらない。



幼稚な僕だ。




毎晩同じ人のことを考える。

もう二度と会えやしないのに。




僕はシャイだからなんて自分を庇っている。




君に会うのが怖いんだ。




優しかった君に。



いつも性もない僕を見て微笑んでくれた君に。




君はきっと素敵な人になっただろう。



僕はずっと前から知っていたさ。




綺麗になった君を思い浮かべながらぼくは今日も眠りに就く。



君のいない唯一の時間に。





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