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硝子の薔薇  作者: クロネコ
      本章
25/41

夢の続き


 ちょっと、短いです。


  ――本来ならば 王妃が、その刺客に襲われるはずだった(「え?」←<ローズ>)。


  そして 王妃には、別人格が生まれてしまい  国は、廃れていく。


 いくら 敵の手に意識が落ちてしまった存在でも  王は、王妃を手に掛ける事ができない。


  勿論………連中は、王妃の周りにいる護衛にも 同じ攻撃を仕掛ける――



「ちょっと、待ってよ?



それじゃあ………わたしは、ダレなの?」



<ローズ>の質問に なぜかは、わからないが  声の主が、ほくそ笑んでいるように思えて仕方なかった。



――まぁ………それは、後のお楽しみかなぁ~?


  今 僕が話せるのは、これだけだから。


 さぁ  今は、別人格を追いかけないとね?


一応 彼らが、下手に直ぐ意識が浮上しないように  呪を施してくれているから――



「彼ら………って、そんなに信用できるの?」



――大丈夫。


  記憶を失う前の君の 最も信用していた存在だから。


 そして 君が、記憶を代償に この国を訪れた事を、少なからず嘆いている。


  なぜかは、わかるかい?――



「もしかして 何の相談も無しに  行動を起こしたから?」



――成る程………自覚は、あるみたいだね?――



苦笑しながら 言われてしまったので  <ローズ>は、膨れっ面になってしまう。



自分には、声の相手の姿が見えないが  彼には、自分の姿が見えるらしい。



――そんな顔しないで?


  折角の顔が、台無しになってしまうよ?――



そう言い残すと 声は、何度か耳を傾けてみたが 聞こえなくなった。



<ローズ>は、どうしたものか………と、息をついてから とにかく歩き出す。



 

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