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掲示
「第2回反省を促す会」の翌日。剣道部員への指導期間は終了した。
しかし、『本当の指導』はここから始まった。
監督の指示により、メンバー五人の、涙と屈辱の末に提出された最終反省の書面が、早速、複数の場所に掲示された。
まず、剣道部の道場。
常に後輩たちの目に触れるよう、目立つ場所に書面の本書が額縁に入れられ、掲げられた。
そして、女子寮の共用スペース、特に食堂や談話室など、多くの生徒が集まる場所にも、書面のコピーが貼り出された。
さらに、メンバー五人それぞれの自室の壁にも、強制的に書面のコピーが掲示された。
その書面には、
「群馬彩華高等学校への裏切り」
「体育科の信頼の失墜」
「勝利への貪欲さの欠如」
といった、メンバーたちが自己批判した言葉が並んでいた。そして、最終的に誓われた「高校と剣道部への命懸けの忠誠」が、太字で強調されていた。
そして、書面の下には、監督の筆で、こう書き添えられていた。
『この敗北は、個人の弱さではない。組織への忠誠を欠いた者の末路である。常に、勝利こそが使命であることを忘れるな!』




