剣道着指導の日々
黙々と剣道着生活をしつつ、剣道部の稽古も重ねている剣道部のメンバー達・・・
剣道着指導が始まって三日目。
メンバーたちは、道着姿での生活にも慣れざるを得なかったが、他の生徒からの視線は、依然として彼女たちの心の重荷となっていた。
この日、彼女たちは夜遅くまでかかって仕上げた反省の書面を、校長、体育科長、そして監督の元へ、厳粛な面持ちで提出した。
その書面には、単なる試合結果への反省だけでなく、「目標への意識の甘さ」「組織への忠誠とは何か」「自己保身を乗り越える覚悟」など、反省会で突きつけられた根本的な敗因について、メンバーそれぞれの言葉で深く掘り下げた決意が綴られていた。
特に田中と東の書面は、血を吐くような自己批判と、二度と敗北を許さないという強い忠誠の誓いで満ちていた。
剣道着指導四日目。
反省文を提出した翌朝、指導4日目。
登校後、メンバーたちは体育科長に呼び出された。
科長は、提出された書面を手にしていたが、その表情は読めない。
体育科長:
「お前たちが提出した書面は、確かに受け取った。」
科長は静かに告げた。
体育科長:
「この書面への対応、そしてお前たちへの指導の最終判断は、この指導期間が終了する七日目に、『第2回反省を促す会』において行う。」
メンバーたちの間に、一瞬、緊張が走る。
体育科長:
「その会においては、私がこの書面を自ら読み上げ、お前たちの反省を評価する。その上で、今後の剣道部、ひいてはお前たち個人の進退についても言及する。七日目の最終審判に向けて、この剣道着の重みを決して忘れるな。以上だ。」
監督も何も言わず、ただ厳しい視線でメンバーを見つめるだけだった。
七日目の「最終審判」の告知は、メンバーたちに新たな、そして最も重いプレッシャーを与えた。




