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「許されない」  作者: 十九春


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15/39

制裁

体育科長:

「…わかった。ようやく、お前たちの口から『勝つことへの忠誠』という言葉が出た。

しかし、その誓いが、本当に根底から湧き出た剣道精神であるか、私には疑わしい。」


科長は、静かに結論を告げた。


体育科長:

「田中、東。お前たちには、まだ剣道精神が全く足りていない。言葉だけの反省では、すぐに元の甘さが顔を出すだろう。

よって、剣道精神をより深く養うことを目的とし、特別な指導を命じる。


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(田中と東は、驚きで目を見開いた。剣道着は稽古着であり、公の場や学校生活で着用するものではない。)


体育科長:

「特に、田中と東。お前たち二人は、その剣道着で過ごす一週間、この敗北の重さ、そして学校の期待を常に肌で感じろ。

その姿を、他の生徒に見せつけ、お前たちがどれほど重い責任を負っているのかを自覚しろ。

剣道着は、お前たちが逃した『勝利』という名の鎧だ。これを恥じることなく、剣道部員として、常に勝利を意識し続けろ。

・・・以上だ。監督、指導を頼む。」


監督は、厳しい表情のまま、ただ「承知いたしました」とだけ答える。


体育科長は校長と共に会議室を後にしていた。


田中と東は、その場に立ち尽くすしかなかった。



・・・これから始まる一週間、剣道着姿で過ごす屈辱の日々が、彼女たちを待っていた・・・

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