表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/19

はじめましてと思考中

 やあ、こんにちは僕だよ。といっても君とはまだ面識が無かったね。僕だってビックリしているんだよ。やっとの思いで雪山を登ったと思ったら、見覚えのある怖い顔の老人とか怪しい宿泊客。生死牢の忠告通りとっとと帰ろうかと思ったけど、忠告した本人が死んでちゃ世話ないよ。君は僕の目からこの物語を観測してきた。今度は僕と一緒にこの館の謎を解いて欲しい。僕が気になった所はその都度で注目していたはずだから、もし忘れたら記憶を巻き戻してみるのもいいよ。ま、出来るものならだけどね。

 じゃあまずは状況の整理から始めるよ。天使さんはこれから固定電話を直すと言っていた。それが30分ぐらいかかるとも。それと牢屋の三人組の一人、若鷺紬わかさぎ つむぎさん。彼女は昨日まで着けていた眼鏡がなくなっている。それとよく見たら左頬が腫れているように見えた。次に源源太郎みなもと げんたろうくん。今日は彼の腕っぷしを見せてもらったね。見た目は南国のヤンキーだけど、怖い人じゃなくて良かった。昨日と違う所は朝食の時から調子が悪そうだった。右腹を押さえていたが、お腹でも壊したのか?最後に金城金次きんじょう かねつぐさん。彼のことはいまいち掴めなかった。どうやら今日はもう頭痛は収まったようだが、怒ってみたり、冷めてみたりと情緒が不安定にみえた。口調もわざと無理して年寄りぶってる違和感を覚えた。そして事件の被害者、佐々木生死牢ささきせいしろう。あまり遺体は見られなかったけど、髪の色と長さ、服装にも見覚えがあった。それは最期に僕と話したときに来ていた服だ。間違いない。彼は、佐々木生死牢は確かに死亡した。彼は一体何故罰を受けなくてはならなかったのか、磔にされて燃やされるほどの罪は彼にあったのか。少し腹立たしい。僕はなんとしてもこの犯人を糾弾する。どうか、君にも協力して欲しい。思考終わり。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ