胸の内を唄に、夜空に。
苦しい胸の内を
夜空にぶつけてみた
もやもやする
胸の内を
真っ暗な吸い込んで欲しい夜空に
ぶつけてみた
……唄で
重苦しいこの胸の内
重力に縛られたこの気持ち
どうにか足掻きたくて
鎖にがんじがらめに縛られたこの思い
歌ってみた
真っ暗な夜空はただただ
聴いてくれた
吸い込んで
その思いを
ただ聴いてくれて
佇んでいた
この夜空にとってみれば
この唄も
思いも
ちっぽけで
私なんか本当にちっぽけで
そう考えてみれば
少しだけ気持ちが楽になった
私の心の宇宙
苦しい思いも気持ちも考えも
ブラックホールが
吸い込んでくれればいいのに
なんてことを
ちょっと浮かべてみたり
今夜も夜空はただただ其処にある
お読みくださり、本当にありがとうございました。