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魔法使いになるっ!  作者: 東メイト
プロローグ
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物語の概要

『魔法使い』・・・この世界にはそんな名前の資格が存在する。

ただ魔法と言っても中世の物語に出てくるような火をおこしたり、風をふかせたり、地を裂いたり、水を操ったりはできない。魔法使いにできることは現在のところ、次の3つの事象である。


1つ目の事象は『身体操作能力』

この魔法は人間の細胞を活性化させたり、変化させたりすることができる魔法で使用用途は主に医療関係の仕事で使われている。なお、どんなに強い治癒魔法を使っても失われた生命を元に戻すことはできない。つまり、神のように死んだ人間を生き返らせることまでは不可能である。


2つ目の事象は『重力操作能力』

この魔法は物体の重力を重くしたり、軽くしたりすることができる魔法で使用用途は主に建設や運転関係の仕事で使われている。なお、物体の重さを限りなく零に近づけることはできるが、マイナスにすることはできない。つまり、中世で語られていた魔女のように自分の意志で空を飛び続けることは不可能ということである。


3つ目の事象は『時間操作能力』

この魔法は周囲の時間を早めたり、遅くしたりすることができる魔法で使用用途は主に警察や消防、映画関係の仕事で使われている。なお、時間を限りなく0秒に近づけることはできるが、完全に時間を止めることはできない。また、時間を逆行させることもできない。つまり、タイムトラベラーのように未来に行ったり、過去に戻ったりすることは不可能である。


そして、これら全ての魔法を満遍なく使える者に『魔法使い』の資格が与えられ、国の防衛や災害時の救助などの重要な役割を行っている。


魔法を使うためにはX染色体と呼ばれる遺伝子が最低でも2つ必要であり、その2つの遺伝子と地球の中心に溜まっている地核エネルギーを共鳴させることで魔法を発動することができる。


基本的に2つ以上のX染色体を持つことができる者は女性しかおらず、そのため、魔法使いになれる者の大半が女性であった。ちなみに男性が持っているY染色体には肉体を強化させる働きがあるため、男性のほとんどはスポーツ選手などの魔法を使う必要のない肉体系の職業になりやすい。


当然のことであるが、ほとんどのスポーツは公平を期すために魔法の使用が認められていない。肉体を不正に強化したり、重力を操作したり、時間を操作したりすればスポーツのルール自体が成り立たなくなるためである。そのため、プロの女性のアスリートは魔法の使用を感知する特殊な装置を身に付けて競技を行っている。ただ、『スカイレース』だけは例外的に魔法の使用が認められている。


スカイレースは特殊なエンジンを取り付けた箒に跨り、指定された場所から場所までを空を飛びながら競争するレースで魔法を使える者にしか競技することができないからである。


この物語はそんな魔法使い達が活躍している世界で『魔法使いになる』と強く願う男の娘の物話である。

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