表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/15

れいどちーむへようこそ

ちょっとかずまのこと、あとがきで書きたかったのですが、

いま時間が取れませんので、改稿で後日追加いたしますです。


あとがき追加しました。

ライトノベル(らのべ)日記


×月×日 レイドチームへようこそ



すげーな…。

思わずつぶやきが漏れた。


黒の剣士さんと猫又、それとあの娘の連携プレイ。

まるで一匹の生き物だ。


まるで、阿修羅さながら。

3つの頭と6本の手足が、それぞれ別個に、連携されて動き、

3階建てのビルくらいはあるモンスターを翻弄して、ナマス切りにしてゆく。


まるであのお話みたいだ。

超有名なVRMMOラノベや、有名だったり、そこまで盛り上がらなく終わってしまった、ゲーム世界に閉じこめられた主人公たちのお話。

お話の主人公たちが、ボス戦でやっていたコンビネーション、

それを間近で見ている気分だ(感動)



おれはその様子を、ぼうっと眺めていたが、

取り巻きMOBの牽制、タウントしたり押し留めたり、担当した仕事がおろそかだったのだろう。


かずまに叱られた。

かずまら、メンバーは仕事しているのに見入っていたからか?


遊んでるなってことだな(苦笑)



黒の剣士さん、猫又、彼女のレイドプレイ。

あれはまるでダンス、舞踏会の演舞、ワルツみたいだ。


萩尾望都の、「青い鳥」、「フラワーフェスティバル」とかのモダンダンスもの。

最近だとアニメでもやっていた「ボールルームへようこそ」とかの社交ダンスもの。

冬季五輪のフィギュアスケート、エキシビジョンの演技。

ああいう動きだ!!うん、綺麗だ…。


ああいった、人体で表現されるキレイな動き。

ある種のその場で消えてゆく芸術のような演出を見せられる、いや魅せられる気持ちだ。


卓越した武術の動きは美しいから、それに通じるのかな(笑)



VRMMOは、やはり映像で魅せるコンテンツだから、見ていると本当に面白い♪


あの遊園地のVR施設、「美人と獣人(笑)」あれになって舞踏会に参加したり、「雪の女王様」の主人公になって、システムの歌唱力補正を受けて気持ち良く歌ったり、

あの遊園地の超有名マスコットになりきりして、園内を回るのはかなり人気のプランらしい(笑)


なりきりサイトなども、VRを使ったものはコアな顧客に大人気らしいし、

いろいろな用途、健全なものから、いかがわしいものまで、幅広い広がりを見せているようだ(苦笑)


直接接触すると条例や道徳的にマズい、あの手の男女関係をプレイするなりきりVRものは、

やはりもてはやされて大盛況らしいから、近々何らかの法整備が、締め付けが始まるだろう。

施設経営許諾あたりからか?


閑話休題(笑)


息のあった動きというのは、本当にため息が出る。

やりこんだ上級者は動きや流れが見え、かわすことも、攻撃を合わせることもできるというが、本当だろうか?


猫又解説だと、ゲームを正しく理解できれば、相手が動く最適解は自ずと出てくるとのこと(笑)

プレイヤーのクセも同じで、クラスやタイプが決まれば、上級者の動きは規則性が固まってくるので(特にシステムアシストがあるなら)、予測しやすい。


かわすのも合わせるのも簡単♪

だそうだ(笑)


お互い上級者なら、そういうコミュニケーションが成り立つとのこと。(まあ、例外はあるらしい。忖度(そんたく)できないやつとコンビネーションは無理!!とのこと)


逆に初心者は予想外の動きをするから大変らしい(苦笑)



TRPGでもやってみるか?

でも映像ともなわないから適さないかな(笑)


TRPGの場合、お互いの共通認識で状況の映像を補完しあうから、

知らないネタはやりづらいのだ。


例えば、

自分が昔読んだ小説、

「超戦士コブラ」


機械的に強化されたサイボーグ、

骨折しない、強化セラミックの骨格を持ち、

小指に小口径の対人レイザーを備え、

かかとから下向きに発射される大口径の対物レイザーを持つ。


かかとの射撃は、踊るような独特の戦闘スタイルだったと記憶しているが、

特にブレイク、

両膝を抱えて、丸くした背中で回転しながら全方位攻撃するあれは(笑)

まさにブレイクダンス(笑)


この話のブレイクダンスなど、猫又や狐には通じると思うが、座敷わらしやかずま、あの娘には通じないだろう。

座敷わらしは趣味の問題、かずまやあの娘は世代の問題だ(苦笑)


まあ、かずまは猫又にいろいろ、手取り足取り教えてもらっているから、解る気がするけどね(笑)


マイケルのムーンウォーク←昔、そんなゲームがあったっけ?

必殺技、敵味方皆で踊って敵をやっつけるやつ(笑)


この辺りなら、あの娘にも通じるかな?有名だし。←ゲームは知らんだろうけど(笑)


いかんいかん、かずまがまた睨んでいる(苦笑)

仕事仕事(笑)



そして、

ゲームが終わってからの、リアルで面識あるやつだけの打ち上げ。

あの娘に誘われた。


あの娘がリアルでも付き合いのある、学校の仲間。

かずまとそのGF、自分とあの娘の四人、かずまのGFはあの娘のゲーム友達でもあるらしい。


自分は今回初だが、三人で連れ立ってゲーセンとか行っているそうだ。←かずま…、それは女の子二人連れた、超リア充スタイル(血涙)



そしてゲーセンで今、

あの娘とGFはダンスゲームで競い合っている。

↑GFの人はかずまのタイプだから、猫又ほどではないけど、ダンスゲームなんかしたら、いろいろなことになっているけど(ギャラリー多し(笑))


かずまは黙々とクレーンでなんか取っている。


なんか、こういうのもいいな。

(ゆる)くつながっている感じ、悪くない。



ん?視線を感じて振り返ったら、かずまが見てた。

?なんだ。


「おれ帰るわ」

かずま、ダンスゲーム途中の二人に声をかけた。


「○○お前も帰ろうぜ」

はぁ!?おれまだ居る気だったけど。


かずま、俺の肩を掴み顔を近づけ、低くかすれる(周りに響かない)声で、

「お前、帰れ!!、座敷ちゃん、独りでほっとくな」


…あぁ、

うん…、帰らなきゃだな。

悪い、かずま。


あの娘らにもあいさつ。


ごめん、って言って帰る支度。

ありがとう、かずま、

言ってくれて助かった。



今日は座敷わらしと夕飯の買い物に行く約束だったんだ。

時間がヤバい!!急いで走って間に合うか?


後ろから追いついて来て止まる自転車。

「乗れよ…。途中まで行ってやるよ」

追いかけて来てくれたのか?かずま。


「サンキュ」


かずま、自転車を一生懸命こいでくれている。

2ケツされながらの自分に、かずま、

「お前さ、最近浮かれすぎだぞ、オレに言われても腹立つだけだろうけどさ…。」


「いや…、悪い」

うん、悪いのはこちらだ。こういうフォロー上手なとこに女の子は惚れるんだろうな。

猫又もそうだったのかな?


かずまは息を切らしながら、家の近くまで送ってくれた。

「ここまで来りゃ、もう大丈夫だろ。

○○、座敷ちゃんに、ちゃんとフォローしとけ」


乗せてくれた、かずまへのあいさつもそこそこに走り出す。

浮かれすぎか、反省だ。


まったく最低だ、くそっ。

昔から、守れない約束して、破って。

またやるとこだった。


お礼は今度な、かずま。

あの娘たちへのお詫びもか。



部屋へ駆け込む。

「ごめん、座敷わらし。遅くなった」

ある時浮かんできたかずまの設定です。


かずまは幼いころ、母親との死別あるいは離別、おそらく育児放棄か虐待の経験があるだろうということ。


TRPG日記の欄外2で狐が言ってたことはこの辺りのお話です。


だから彼は、自分の出来事には飄々とした面があるわりに、相手の感情の機微には聡く、

他人が後で後悔すると思われる事には意見し、煙たがられてもそこは譲らない。

そして相手が困っていれば手を差しのべ助ける。


弱音をはくのは、これと認めた年上の女性だけ。


おまえ、ラノベ主人公かよ!!

みたいなやつです(笑)

厳密なモデルはいませんが、あるマンガの脇役を骨組みに、自分の当時の何人かの親友。

彼らの、自分がカッコ羨ましいと思ったところを移植してこねて出来上がったのがかずまです。

意識はしていませんでしたが、彼らの何人かには家族関係に問題を抱えていたり、家族、母親と折り合いが悪かったりしたやつがいました。

そういう家族に対するある種の渇望を抱えたまま、他人より早く大人に成らなければいけなかった彼らの姿が、当時の自分にはカッコよく映っていたのかもしれないですね(苦笑)


今では、人と違うということは、人と違う生き方をするしか生きる方法が無かった人も居る。ということがわかっています。つもりです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ