しょうげき‼
ライトノベル日記
○月▽日 衝撃‼
「サイクランだ‼」
「えっ、なんだって?」と、かずま。
「PSYクランだよ‼」
「ええ!?何?」
今日、朝ご飯をかきこんでいて思いついた。
クランだ氏族名、PSY氏族なんだよ、サイバー集団としてのクランだ‼
気づかなかった、
最近、レイド、レギオン、クランなんて単語を耳にする機会がふえたからか?
↑ネットゲームのおかげだ。
E.C.タブのSF、「デュマレスト・サーガ」の組織。
目からウロコだ。
ゼラズニイの「魔性の子」の主人公、
ポル・デッドスン、父のデッド・モースン、老賢者、魔術師モーの関係、
語尾のスンがSonで、デッドはモーの子、主人公ポルはデッドの子という意味に気づいたとき以来の衝撃だ。
↑デュマレストサーガは、故郷探す主人公デュマレストが訪れる異星世界が魅力的で、
前の時の学生のころ、新刊が出るたびに、貪るように読んだものだ(笑)
デュマレストサーガの未来世界には、星間規模の巨大組織があって、
確か、宇宙友愛協会とサイクラン、だったと思う。
主人公デュマレストが星ぼしを旅するうちにある秘密に関わり、サイクランの組織から追われる。
ストーリーの一端は、そんな内容だったと思う。
「魔性の子」は、自分の中で高千穂遥の「異世界の勇士」にならぶ、異世界召喚、転生ものの金字塔。
自分の、異世界ものの最初の作品はバローズの「火星シリーズ」だけど、
魔性の子、異世界の勇士で書かれている、科学文明と魔法?文明が同居している世界にはとても夢中になった。
その気持ちはファンタジー世界で巨大ロボットが暴れまわるあのアニメで爆発し、
いつか、ファンタジーTRPGで巨大ロボットを出せるシステムを作ってみたいという気持ちを持ちつつ、
かなわず、転生し、今に至る。
異世界ファンタジー+メカは、今でもツボだ♪
良いよね、異世界ファンタジー+ロボ(笑)
まあ、ともかく、
かずまとダベったそんな話を彼女、あの娘に聞かせたら、
「そんなことも気づかなかったの?」って笑われた。
猫又みたいな、いい笑顔されたのが妙に腹たつ(苦笑)
でも、
前のとき、仕事場の同僚との雑談、池波正太郎の話で盛り上がったとき、
池波正太郎はだいたい読んだと言っていた同僚に、
「鬼平犯科帳」で鬼平が剣術試合をしたとき、「剣客商売」の秋山小兵衛がその審判をしたくだりがあると話した事がある。
同僚はそのとき、知らないと言って、すごい悔しそうにしていたことを思い出した。
あのときの自分は、やっぱり今の彼女みたいな顔をしていたんだと思うと、ちょっと可笑しくなった。
笑った自分に、怪訝そうな顔を見せた彼女が座敷わらしとダブって、つい習慣で頭をなでてしまった。
あの娘はおどろいたあと、ちょっと怒ったような顔を見せたが、特に咎めはしなかった。
そんな、放課後の帰り道の話(微笑)




