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復活の毒蛇

あぁ、最近昼夜逆転気味です・・・


おお。無事に成功したみたいだ。


『名前を決めてください』


うーん名前かぁ。これから一緒に冒険していく予定だから愛着の湧きそうな名前がいいな。そうなると私の名前に関連させるのがいいかな?それなら今の私の名前と一緒で月に関連させようか。月・・・つき・・・ツキ・・・よし!ツキミって名前にしよう!さっき聞いた感じだと声もなんだか高い風に感じたし最悪男でも大丈夫だろうし。


「これからあなたの名前はツキミだよ。よろしくね!」


ゆっくりと首を縦に振った。どうやら認めてもらえたようだ。


 ツキミ  Lv 1

 種族   レッサーポイズンスネーク


 HP  3/15

 MP  7/7

 

それにしてもボロボロだなぁ・・・今さっき私が殺したばっかなんだから当たり前か。ポーションって効くのかな?

そう思ってポーションを振りかけてみるとみるみる傷が癒えていった。


うん。さっき襲ってきたときは怖かったけどこうやってみるとかわいく思えてくるね!というかホントにちょっとかわいくなった?サイズも一回り小さいような気がするし。もしかしてだけど元々はレッサーじゃなかったとかなのかな。それともテイム系統のスキルで仲間にしたらデフォルメされるのだろうか。確かに襲い掛かってくるモンスターがかわいすぎたら倒し辛い人だっているだろうし逆にせっかくテイムしたのに(一般的に見て)気持ち悪すぎたりグロテスク過ぎたら愛着が湧きづらかったりするかもしれないからあり得るかもしれない。まぁどちらにせよツキミが仲間になってくれたことにより様々な面で助けになってくれるだろう。・・・可愛い。確かに私はモフモフを愛する人種だが別にそれ以外を許せないという過激派の方々とは違うのだよ。このザラザラツルツルとしたさわり心地や闇に溶けるような黒色もこちらを見つめるクリクリとした瞳もどれもが愛らしくてたまらない。


「お姉ちゃ~ん?スキル終わった~?」


っは!危なかった。予想以上の心地よさに深くに入ったまま帰ってこられないところだった。恐るべし、ツキミ・・・。


《いい・・・がかり・・・》


あら?なんだかさっきよりもツキミの声が聞き取りやすくなっているような・・・まぁ魂で!とかよりは発声器官を通した方が聞き取りやすいのは当然かな?


「うわ!お姉ちゃんその蛇ってさっきの!?なんかむっちゃきしゃーーーって言ってるけど大丈夫なの?」


「あ、そうか。ミナにはそう聞こえてるんだね。私は〈言語〉スキルを取ったからなんて言ってるかわかるんだけど大丈夫だよ!あとこの子にツキミって名前をつけたんだ。これから一緒に連れてっていいかな?」


わたしがそう言うと一度私のスキルを見ているミナは納得したようにうなずいて


「わかった。よろしく!ツキミ!」


といったのだった。


それからはしばらくの間適度にツキミと話すことによって言語スキルのレベル上げをしながら森の中を進んだ。モンスターとしては巣をはっていた蜘蛛や、地べたを這いずり回るワームのようなモンスターに襲われながらもミナが守り私とツキミが攻撃するという単純ながらも適役な布陣で倒すことが出来た。ツキミが索敵係をやってくれるおかげで不意打ちの可能性がだいぶ減った上にむしろ奇襲をかけることにすら成功したこともあった。かなり楽に進めた印象だったけれどツキミがいなかったらものすごく苦戦していた可能性も十分にあると思えるくらいには活躍してくれた。そのおかげで沢山のモンスターを倒すことが出来た。残念なことに一匹倒して一気にレベルが上がるということはなかったが、それでも十分だと思えるほど多くの素材を手に入れた。


「いや~いっぱい倒したね!さてこれからどうする?」


「私は一旦街に戻って生産プレイヤーとかに素材を売りつけたりするのがいいと思うんだけど。流石に今の装備でこのまま続けるのは無謀だと思うし、私のプレイスタイルのために短剣をもう一個買っておきたいんだよね。」


私の提案にミナはうなずくとくるりと方向転換をして今まで歩いてきていた道を戻っていく。だいぶ時間がたったことだしそろそろ最前線の方々はこの森に突っ込んできてもおかしくない頃なのではないだろうか。あ、でも最初のフィールドは過酷で熾烈なモンスターの奪い合いが起きてるんだった。だとしたら私たちよりも遥かに効率が劣る可能性があるってことだ。わりとこの森に早々と特攻かけるのがどのプレイヤーでも正解だったのかもしれない。

話は変わるけど生産職に売りつけるといったけどできるならば持ち込み素材持ち込みでそのまま装備を作ってほしいところだ。まぁ信頼できそうな生産職を探すところから始めなきゃならないけど。

だれか気の合う人は見つからないかなぁ。





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ステータス一覧 読んでも飛ばしても特に影響はありません。



 ルナ  Lv6

 種族 黒猫族


 HP  5

 MP  5

 STR 25

 DEF 5

 INT 5

 AGI 36

 DEX 5 

 LUK 9 



スキル 〈短剣Lv3〉 〈隠密Lv2〉 〈加速Lv1〉 〈連撃Lv1〉 〈言語Lv4〉 〈死者使いLv 2〉


スキル控え 〈夜目Lv1〉


称号 〈卓上の救世主〉 


残りステータスポイント 5

残りスキルポイント   12


 ミナ   Lv6

 種族   機械人形(ホムンクルス)


 HP  30

 MP  10

 STR 5 

 DEF 28

 INT 5

 AGI 4

 DEX 5

 LUK 5


スキル 〈盾Lv4〉 〈挑発Lv1〉 〈カウンターLv1〉 〈状態異常耐性Lv1〉 〈HP自動回復Lv1 〉 〈カバーLv2〉


称号 〈卓上の騎士〉


残りステータスポイント 6

残りスキルポイント   30


 ツキミ  Lv 1

 種族   レッサーポイズンスネーク


 HP  3/15

 MP  7/7





TRPGどうがにはまって見ていたらいつのまにか時間が無くなってました。眠すぎて絶対改稿するとわかりきった文しか書けない。・・・辛い。


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