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偽物カップル物語

偽物カップル物語

作者:蛍火
 友人いわく、俺たちは『偽物カップル』らしい。
 俺たちは幼馴染で、高校入学当時から交際を始めても関係にたった一つの変化さえ見つけ出せない状態にあった。いつものごとく淡白で、普段通りに平坦な俺たち。変化がないことに青春真っ盛りの俺たちが耐えられるはずがないというのに、それでも俺たちは微妙な距離感を保ち続けてカップルを継続していた。
 何かアクションを起こしても『幼馴染』という枠内に収められてしまう俺たちは『カップル』という幻想を求めていただけなのかもしれない。幻想をその手で掴んでしまった瞬間に、なんだか違和感を覚えてしまったのかもな。文字通り、幻滅ってやつだ。
 まあそれでも俺たちは幼馴染でカップルだ。変わりはない。
 これはそんな俺たちの、偽物カップルの物語。
 不器用で素直じゃない、俺と彼女のお話だ。
 本物に昇華しなくてもいい。偽物でも俺たちが今まで通りなら、幼馴染のカップルとしていれるのならな。
 お前だってそうだろう?
 なあ?
 
偽物カップル
2011/09/02 00:12
俺の隣のアイツの隣
2011/09/03 01:23
屋上にて
2011/09/11 22:30
『馬鹿』
2011/09/14 01:08
キラキラしたアレ
2011/09/16 01:09
ガラス玉
2011/09/17 23:57
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