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プロローグ

作者の川井綱士です。

初投稿、初連載となりますがよろしくお願いします。

ストーリーとしては異世界転移ものです。主人公は異世界帰還者であり

その友達にとっては私を異世界に連れてってな話です。

気軽に読んで貰える作品を目指して書いていこうと思ってます。

たくさんの方に読んでもらえると嬉しいです。

週に1、2話の更新を目標に書いていきたいと思います。

「ほんとうにいいの?」


「うん、私もいっしょに連れてって」


代々木公園でこの世界で最後となるだろう会話をするのは18歳くらいの

茶髪と黒髪の同じくらいの背丈の少女二人だった。

二人は同じ児童養護施設で育ち今はアパートに同居する大の仲良しだった。

茶髪の娘は名を英美といい黒髪の娘は蓮香であった。

そして英美は最後の確認をする。


「向こうに行ったらもうこちらには帰って来れないんだよ、ほんとに」


「私それでも構わない、だってこっちに居ても暗黒の未来しか想像出来ないし

英美と離れたくない、これでお別れなんて絶対嫌なの」


「そうか・・・分かった一緒に行こう、いっしょに!」


そう言う英美に蓮香は思い切り抱きついた。

しばらく抱き合っていた二人が体を放すと英美は蓮香にマジックバッグと

チェンジアイテムを渡し吃驚している蓮香に使い方を教えた。

マジックバッグには事前に用意していた生活必需品と食料品が入れてある。

また旅立つにあたってその他注意事項を教える。


「準備OK。じゃ異世界テラへ向け旅立つよ蓮香、私の側から離れないでね。

高位転移魔法陣展開、スターストーン魔方陣に接続、高位エネルギー供給

目標座標はテラ第九現界地点。高位転移魔法発動」


蓮香はその光景を茫然としながら見守った。

代々木公園が高位転移魔法陣の怪しい光に包まれるとそこにはもう二人の

姿はなかった。もし離れた場所からこの光景を見ている者がいれば流星が

天に向かって流れていったように見えただろう。

英美と蓮香は異世界転移でテラへと旅立ったのだ。


「これで異世界でもいっしょだよ」という言葉を残して。

プロローグは短いです。2話目から冒険が始まりますがストーリーはエイミーの冒険が主で蓮香の冒険はサブストーリーになります。

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