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第90話 同類

お待たせしました

「・・ということです、分かったかね少年?」


「まぁ面倒くさそうと言う事は分かったよ」


「ハハハ!大変結構、実際この事件はかなり面倒くさいと言える…」


「そうなのか?」


「そうだ、単刀直入に言ってこの事件は我等が最も憎むべき相手が関与している」


「悪魔か?」(宗教的に考えて…)


「そうだ、この内戦、各地で出没する悪魔達、それら全てが悪魔共の仕業だ」


「もう分かってるのか?」


「あぁ、これが分かったのはつい最近の事でね、私も正直驚いているよ」


「何かその、、悪魔と断定できる証拠はあるのか?」


「勿論だとも、幾ら悪魔とはいえ私達も無闇に犯人を悪魔だと認定はしない、手紙の話は覚えてるかね?」


「あぁ、確か書かれた字が変化するやつだろ?」


「そうだ、そしてその魔法には聖魔法と対を成す黒魔法が付与されていた」


「黒魔法?」


「あぁ、主に呪詛や呪い、悪逆非道な効果を持つ魔法が黒魔法と分類される、そしてそれとは別に汚染された魔素を使った魔法も黒魔法とされる」


「汚染された魔素?」


「あぁ、普通の魔素より濃度が高く、それでいてその魔素に触れると周りの物が腐敗や腐食する恐ろしい物だ、それ故黒魔法と併用すると効果が絶大でね、これらは主に悪魔化使用するのだよ、大半の人間には扱えない代物でね」


「その気になれば扱えるようにもなるのか?」


「あぁ、完全に元の体ではいられなくなるがね、それがネクロマンサーと呼ばれる者達だったりするね」


「なるほど、それで分かったのはつい最近って言ったな?」


「あぁ、つい最近この街で強力な悪魔が出現する事件が発生してね、その悪魔から判明したものなのだよ」


「おいおい、ここって聖なる街なんだろ?街中に悪魔が出現したら不味いんじゃないのか?」


「勿論、これは外の者達には伏せられている情報だ…」


そう言って枢機卿はドアを方へ向かって行き…


「付いて来なさい、見せるものがある」


そう言って枢機卿はドアを開け、進んで行くので俺も枢機卿に付いて行く


「恐らく君に関しては一度見た事があるかもしれないな」


「どういうことだ?」


「行って見れば分かる、あと少しだ」


そうして枢機卿に付いて行くと、奥に固く施錠されたドアがある一般的に想像される牢獄がある部屋に着く


「この奥だ、心の準備は良いかね?一応大丈夫だと思うが何かの拍子に暴走することもあり得るのでね」


「あぁ、大丈夫だ」


「分かった、それではいくぞ…」


ガチャン!! 「gggg…」


ドアの鍵が解除され、開くと同時に奥からうめき声のような声が聞こえてくる


「・・こいつは…」


「見覚えがあるだろう?」


扉の奥には円形の広間の様な場所に、幾多もの黄金に光る魔法陣があり、その中央には椅子とそこに縛り付けられた大きな゛人゛の姿があった


「あぁ、確かに似たような奴を殺した事がある」


「やはり君か、聖女様から聞いた者とそっくりだからな」


「え?」


「聖女様から聞いたのだ、悪魔化した人間相手に善戦し、最後には止めを刺した一般人の事をな」


「あぁ…」


「聖女様は君の目を治せなかった事を嘆いていたが、、違ったかね?」


「いや、これは…」


「あぁいや、無理に答える必要はない、それよりも此奴を見てどう思う?」


「・・見た目を言うと、普通の人間をそっくりそのまま巨大化させたような見た目だな、俺が殺した奴はもっと禍々しさを感じたよ」


「やはり君もそう見えるかね?」


「こいつは一体どうしたんですか?」


「うむ、奇跡的に捕獲に成功した悪魔をここに封印していたのだが、何か奇跡が起こったのか時間が経つにつれ人の姿を取り戻しつつあってな、体型は変わらなかったが、見た目は完全に復元されたのだよ」


『艦長、その者に例の者と同じ性質の魔力を感知、恐らく彼の者の眷族か同類と推察されます』


「ほーん、そいつは凄いな…」(眷族か同類ね…)


そう言って俺は奴に近付いていく


「gggg…」


言葉にはならないようなうめき声が一歩、また一歩と近付いていくに連れて聞こえてくる


「力を失ってるのか?」


「その魔法陣の効果でな、半永久的に力を吸い取りつつその力を変換して此奴の封印に役立ているのだよ」


「なるほど、、で、こいつが何だって言うんだ?」


「うむ、まずそいつの経緯について話さねばなるまいな…」


そうして俺は枢機卿からとあることを聞くのであった…


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