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第85話 突入

現在アグレディアは教国に向けて軍事通行権を得た三国内の領空を航行し、今は三国目の領空を通過していた…


(なぁ、数日前の例のお付きに取り付けたビーコンはどの位置にある?)


『現在教国首都内にある街の外れで止まっています』


(そこに何か建造物は?)


『地表付近にそれらしき物体は無し、恐らく地下に居ると推測されます』


(ならそこが臭いな、探査機を送り込んでおけ)


『了解しました』


(そういえば現在戦闘らしい戦闘は何処で起きてる?)


『現在戦闘中なのは3件、ですがそこまで死者は発生していないようです』


(死者がそこまで出ていないということか?)


『はい、偵察機から確認しただけでは死者は戦闘中の事故によるものが大半です』


(戦闘で死者が出ないってのはおかしいだろ、蘇生出来る訳でもあるまいし…)


『恐らく聖魔法による攻撃の為攻撃力がそれほど高く無いことが推測されます』


「ふーむ…」 コンコン!


そうして会話していた所で扉が叩かれる


ガチャッ! 「し、失礼します…」


「おうエルか、一体どうした?」


「あの〜お願いがあって来たんですけど…」


「ん?何だ?」


「その〜、、あんまり介入の際に人を殺さないでください!」


そう言って彼女は俺に頭を下げる


「いや、努力はするが絶対に殺しはしない約束は出来ないぞ?何時までも不殺を貫いてると舐められるからな」


「わ、分かっています!それでもなるべく…」


「分かったよ、努力はする」


「あ、ありがとうございます!」


そう言って彼女は部屋から出て行こうとするが…


「ちょっと待ってくれ」


「ふぇ?な、何ですか?」


「聖魔法って攻撃に利用するとどうなるんだ?」


「え?やった事は無いですけど…」


「じゃあ俺に向かってで良いからやってくれ」


「えぇっ!で、できるわけ無いですよ!」


「良いからやってくれ、確かめたいんだよ」


「そ、それじゃあ…」


そう言って彼女は俺に手を向けて光を放つ


「えいっ!」


ピカッ! 激しい閃光が視界を覆う


       〜4秒後〜


「お、ほとんど何ともないな」(服がちょっと焦げ付いたぐらいか…)


「だ、大丈夫ですか!?」


そう言って彼女は光を放った場所を触る


「大丈夫だって、安心しろ」


「よ、良かった〜…」


(それにしてもほとんど攻撃力がない魔法を戦闘中に使うとか何やってるんだ…?)


謎が深まるばかりだが取り敢えずその事は置いておく


『艦長、もうそろそろ教国国境地帯です』


(おし、じゃあ計画通りまずは教国の首都へ向かう、進路を変更してくれ)


『了解しました、進路を決定します』


       〜3時間後〜


『艦長、教国首都に到着、既に城壁周辺は臨戦態勢のようです』


「まぁ内部に侵入すれば関係ない、ヘリと護衛機で首都に乗り込む、後エルにも通信機を持たせておけ」


『了解しました』


そうして俺とエルはヘリに乗り込み、後部甲板から飛び立つ


『大和様!これ凄いですね!』


『はしゃいで使いまくるなよ?全部聞こえてくるからな?』


『はーい!』


そんな子供らしい一面を見ながら、ヘリはゆっくりと教国首都内へ降下していく


『艦長へ連絡、ヘリが発見されたようです、魔法弾の発射が確認されました』


(こっちには見えないぞ?)


『射程外のようです、空中で霧散しました』


(魔法に射程ってあるのな…)


『着陸まであと2分です、お気を付けを』


(分かった、ソフトランディングで頼む)


『任せてください』


そうして2分後、多少魔法弾が飛んできたものの、何事もなく首都の端にある空き地に着陸する


ヒュュュュュュュュ…


「この音少し嫌いかもです…」


「ローター特有の音だから我慢してくれ」


そうしてヘリから降りると、暫くして目の前に馬車が止まり、一人の女性が降りてくる


「おかえりなさいエル、そしてお初にお目にかかります」


そうして恐らく言動から教皇と思われる人が俺に向けてお辞儀をしたのだった…


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