表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/166

第75話 各国からの代表者

各国からの代表者が来る当日、俺は艦内の改装の為に艦内の至る所を走り回っていた…


「いちいち俺が走り回って行かないといけないのどうにかならないか?」(流石にキツイ…)


『艦内の壁紙変更には艦長のみ使用可能です、そうプログラムされているので諦めてください』


「この艦どれだけデカイと思ってるんだよもう…」


『艦長、予定時刻まであと30分です、現在の艦内は93%まで改装完了済みです』


「・・代表者達が来ないような場所を調べれるか?」 


『住居区間から離れた第66〜86ブロックは来ないかと思われます』


「それじゃあそのブロックの改装をキャンセルしてくれ」


『了解しました、現在改装完了率98%』


そうして残りのブロックの改装を済ませた俺は一旦代表者達が集まる王城へと足を運んだ…


「いやー終わった終わった…」


そう呟きながら廊下を歩いていると窓から外を見ている一人の少女を見つける


「・・ッ!…」


その少女は俺を見つけた途端急に俺に向かって走ってくる


ドカッ! 「うおっ!?、、っと走ったら危ないぞ〜!」


走って来た少女は俺にぶつかるが、謝りもせずそのまま俺を通り過ぎて走っていってしまう


「何だったんだ…」(見た目は僧侶ぽかったが…)


しかし全く知らない娘の事を考えても何もないのでそのまま俺は謁見の間の別室で待機している王様の元へ行く


「これは大和様、王様がお待ちです」


「あぁ、代表者達はもう来てるのかい?」


「それが、、1名欠けているようです」


「1名?」


「はい、代表者様方が揃われていないと謁見も始まりませんから王様も退屈しているようです、ここは少しの間でも王様の話し相手になってください…」


「分かった、入っても良いか?」


「はい、それではどうぞ…」


そうして俺の前にあるドアが開かれて奥に待機している王様が居た


「あぁ大和君、今日は宜しく頼むよ」


「それは良いがな、、足震えてるぞ、どうした?」


「こ、これはその〜…」


「まさか人前に出れないタイプか?」


「そうなんだよ、、助けて…」


「えぇ…」(俺は医者じゃ無いが…)


『艦長、足の震えの対処法をお教えしましょうか?』


(そうか?なら教えてくれ)


『承知しました、それではまず対象者の足の状態を…』


そうして俺は教えてもらった方法で足の震えの元である緊張を和らげる方法を使う


「おおっ、足の震えが止まったよ!」


「謁見の間で再発したらもう出来ないからその時は我慢しろよ」


「大丈夫だよ、それよりも周るコースは事前に教えた通りにしてね?」


「あぁ、任せろ」


コンコン! 「王様、欠けていた一人が到着したようです」


「それでは行こうか…」


そうして各国の代表者と王様の間での謁見が始まり、俺は代表者達を艦へ案内する為の護送車を王城の正門前へ誘導していた…


「これ全部無人運転か?」


『はい、艦からの無線通信によって遠隔操作されています、一応中からマニュアル操作も出来ますが…?』


「いや、一応確認しただけだよ…」(俺まだ未成年やぞ…)


そう思いながら周りを見てみると、護送車の周りには何事かと見に来た一般市民で溢れ返っていた…


「これ運転に支障が出ないか?」


『いざとなればヘリで護送車を空輸するので問題ありません』


「そうか…」(騒音が凄いことになりそうだな…)


そうして暫くすると、王城から代表者達が王様との謁見を終えたと連絡が入る


「よし、じゃあ行くか…」


『大丈夫ですか、艦長?』


「それは何の心配だ?」


『艦長が何かやらかさないかと…』


(そう言うとフラグになっちゃうから止めろ!)


そんな会話をしながら俺は代表者達の元へ行く


「お待たせしました皆様方、それではこちらに来てください」


そう言うと代表者達は俺に視線をこれでもかと注いでくるが、俺はそれよりも先程ぶつかってきた女の子が代表者達の中にいた事に驚いていた…


(まさか欠けた一人ってあの子じゃないよな…)


そう思いながらチラッと見てみると女の子はずっと俺の事を凝視していた…


(怖っ!、真っ直ぐ俺の事だけ見てたぞ今…)


『艦長、怯えているのですか?』


(こっちの事ガン見してたらそりゃ怖いだろ!?)


そんなやり取りをしているといつの間にか護送車の所にまで辿り着く


「な、なんですかコレは…」


「先程来た時にはこんな物無かったぞ…!?」


「少し落ち着いて下さい、それぞれ5ヵ国のグループに分かれて乗って頂けますか?」


「の、乗れと言うのかこの得体の知れない物に!?」


「えぇ、そうですが何か?」


そう言うと代表者達のざわつきはより一層増す、だがその時、代表者達の中から一人が出てきて護送車に乗る、それは例のあの娘だった…


「む、むぅ…」「それならば私も…」


そうして一人が乗った事を皮切りに次々と代表者達が乗っていく


(今回はあの子に助けられたのか…)


『艦長、全員の保護観察対象者の搭乗を確認、出発させますか?』


確認が来たので俺も1号車のの助手座席に乗る


「よし、出してくれ」


そう言った瞬間、後部の搭乗口では扉が閉まり、安全が確認された後に1号車か順に発車していく


「おおっ!?」「動いたぞ!?」「馬車の一瞬なのかコレは…!?」


(いちいち反応が大袈裟過ぎるな…)


そう思う俺なのであった…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ