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第69話 またか…

『現在アルミラード帝国首都アルミラーゼまであと3分の地点です』


「あぁ、ところで中への侵入方法は?」


『艦長は隠密に侵入するか派手に侵入するかのどちらがお好きですか?』


「ん〜…」(そう言われたらな…)


そうして俺は数十秒考えた結論を言う


「もう本拠地に乗り込む時点で派手な事やってるからもうこの際吹っ切れて派手に行くか!」


『了解しました、武装使用許可を要請します』


「ん?使っても良いがあまり死傷者を出すなよ?」


『承知しています、では艦長は船首へ移動してください』


そう言われて俺は艦長席を立ち、船首に向かう


『艦長、機械兵を連れていきますか?』


「あぁ囲まれたら面倒だからな、2機ぐらい出せるか?」


『もちろんです、それと侵入方法ですが…』


そうして俺は船首に向かう合間に侵入方法とその後についての事について聞く


「・・いや、流石に主砲をぶっ放すのはヤバくないか?」


『なるべく船体に傷を付けたくありませんので』


「いや、それにしてもだな…」


『艦長、間もなくアルミラーゼに到着します』


「・・ああもう分かったよ、やれ」


『ありがとうございます』


「・・それといつも思うが流石に通路が殺風景過ぎないか?」(無駄を省いてるとも言えるが…)


『ではアリス様と思案してみます』


「おう、頼むぞ」


そうして俺を載せた戦艦がアルミラーゼ上空に現れる


        〜アルミラーゼ市内〜


「何だあれ!?」「めちゃくちゃデカイ物が飛んでるぞ!?」


「だ、大丈夫だ!こっちにはアレがある!」


「けどあんなデカイ奴を防げるのか?」


「ひとまず避難しとこうぜ!」


        〜艦内〜 


俺は艦首出口付近で地上の様子を備え付けられたモニターで見ていた


「あれ?逃げ惑うと思ったけどあまり逃げる奴が少ないな」(俺なら真っ先に避難するが…)


『・・艦長、アルミラーゼ市を覆う形で結界が展開されているようです』


「都市を覆う結界は対モンスター用だからすり抜けれるんじゃないのか?」


『それが艦体には魔物の素材を使用しています、通過は不可能かと』


「じゃあどうするんだ?」


『結界を破壊します』


「ほう、どうするんだ?」


『結界は例外なく耐久力があります、それを超える攻撃を与えれば…』


「なるほど、この艦の武装でいけるか?」


『問題ありません』


「分かった、攻撃を開始しろ」


『了解、全砲門開きます、目標アルミラーゼ市を覆う結界、、装填完了』


「撃て」


そう俺が言った瞬間…


バシュゥゥッ!ドーン!!


主砲、対空機関砲、高射砲、ありとあらゆる武装から結界に向けて砲弾が発射される


『第一射効果あり、現在結界損耗率46%』


「結界が壊れるまで撃ち続けろ」


『了解、主砲第ニ射発射します』


そうして撃ち続けた結果、結界は3分と持たずして崩壊する


パキッ! パキパキパキ!!


「おお、爽快だな」


一つの場所にヒビが入り、そこからヒビ割れがどんどん拡大していき、最後にはバラバラに砕けて崩壊する


「んで、アレが標的の居城か…」


アルミラーゼ市は三方に川があり、2つの川が合流する場所に接する形で映画等でよく見る形の城が建築されていた


『艦長、結界の修復が始まっています、急ぎましょう』


「分かった、機関全速と同時に主砲発射、出来た穴に突っ込め!」


『了解、機関再始動、並びに主砲発射』


ドーン!! 主砲が発射され、城壁に大穴が開く


『艦長、突入します!』


ドカーン!!ガリガリガリ…! 船首部分が突入して城に突き刺さる


「・・行ったか?」


『固定完了、ドアを開放します』


そうして俺の前にあるドアが開かれ、目の前には崩れてボロボロになった部屋や廊下が現れる


「大和、気をつけてね」


「あぁ、待っててくれ」


艦内に残るアリスと少しだけやりとりを行い、ドアからジャンプして城の中へ降り立つ


「よいしょっ、、と…」(下が無いところでのジャンプは流石に怖いな…)


『艦長、こちらに向かってくる生命反応を確認、恐らくは兵士です』


「分かった、今回の首謀者と思われる奴へのナビゲートを頼む」


『了解しました』


そうして俺は2機の機械兵を引き連れて城の中を進んで行く


「おい!知らない奴がいるぞ!」「捕らえろ!」


パスッ!パスッ! (ちょっと眠ってろ…)


出くわした兵士は全員眠らせ、数が多い場合は機械兵が足等を撃ってフォローしてくれる


        〜20分後〜


『その階段を登り、右へ向かってください』


「一体何処まで行くんだ…?」(かれこれ20分ぐらい走ってるぞ…)


『あともう少しです』


「本当だよな…?」


その質問に返答は無かったが、諦めて登り続ける


        〜さらに5分後〜


『艦長、その扉の向こうです』


「やっとか…」


そうして俺はちょっと大きめの扉を蹴破って中に入ると…


「なんだ、誰かと思えばこの前の小僧か」


「お、お前は…」


俺の目の前には一人の男と、その男に何かを施している女が居た、その女はこの前アリスを襲った奴と同じであった…


「フフフ、驚いたか?まぁお前が驚こうが驚かまいがどうでも良い事だが…」


「・・ここで一体何をしてるんだよ?」


「教える義理はないねぇ」


「だがな、今回はちょっと状況が違うぞ」


「あぁ、アレの事かい…」


『艦長、前方に何か居るのですか?』


(はい?お前分からないのか?)


『はい、生命反応を検知出来ません、3D眼からの映像を解析しても何も映っていませんが…』


「おや?驚いた顔をしてどうしたんだい?」


「・・・・・」(やってみるか…)


そうして俺は素早く銃を取り出して奴に向けて撃つ


パスッ! カキーン!


「なっ…」(銃弾が貫通、、いや、奴の実体が無いのか?)


「フフフ、無駄な事だね、どうして人は馬鹿な事ばかりするのかなぁ?」


「それは神様にでも聞いてくれ」


「ハハハッ、私は神って奴が嫌いなんだよねぇ…」


そう言って奴の体はどんどん薄くなっていく


「それじゃあもうここでの用は終わったからここらへんでお暇させてもらうとしよう」


流石に実体の無いやつに攻撃する術はないので俺はその場で立ち尽くしてただ奴が消えていくのを見ているだけだった…


「・・またか…」


そう思う俺なのであった…


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― 新着の感想 ―
[一言] 名前欄の所が黒くなっていて作者様のページに行けないので、小説の名前の部分を削除して貰えるとありがたいです
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