表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/166

第61話 調査依頼

俺が男爵となってから数週間後、突然ガラルドが俺の元にやって来て一通の手紙を渡してきた


「これを渡すように父さんから言われたんだけど…」


「ハァァ、、、中身は?」(また王都に来いとか書いてあるんじゃないのか?)


「それは分からないんだ、ただ渡すように言われただけだからね」


そう言って差し出された手紙を受け取る


「まぁチラッとだけでも見てやるか」


「ちょっと自分にも見せてくれないかい?僕も気になるからさ」


「ん?あぁ、良いぞ」


そう言うとガラルドが俺の後ろに回ってくる


「開けるぞ…」


そう言って俺は手紙を開封する


大和男爵に次ぐ


・今すぐアリス・ルスカ・マルブァーナと共に王都に今すぐ出頭せよ


・同伴は認めない


・本件は極めて重要である為誰にも知らせるのも、知られるのも禁ずる


                     以上


「へぇ〜、これは相当大和君を信頼してるね、指名依頼なんて珍しく事だよ」


「おいヤバいぞ、お前にも知られたら不味いやつじゃねぇかコレ?」


「大丈夫大丈夫!誰にも言わないから!」


「一応信用しておくぞ…?」


「それよりもそれ直ぐに行かないと駄目なんじゃない?」


「しょうがねぇなぁ、アリス呼んでさっさと行くか…」(なんで彼女を呼ぶ必要があるんだ…?)


そうして俺は彼女を呼び、急いで馬車に乗って王都に向かう


「今回は何故私が呼ばれた?」


「それは、、分からないんだ…」(何考えてるのかさっぱりだ…)


「でもこれは貴重な体験、有り難い」


「まぁそういう捉え方も出来るか…」


そうして俺達は王都に向かっていく


        〜王都〜


「やっぱり道が舗装されてても結構かかるなコレ…」(もっと早い移動手段を確保しなければ…)


「同感、コレは改善の必要あり」


そんな事を話しつつ馬車はそのまま王城に直行する


「さーて、俺達が呼び出された理由を聞いてやろうか…」


「危険な仕事を頼まれるかも」


「その時はその時で対処するよ」


そんな事を話ながら廊下を歩き、いつもの例の部屋に行く


ガチャッ!「おっ?今回は既に居るのか」


「やっと来たか、王を待たせるとは何事だ」


「授業中の学生を呼び出す方もどうかと思うぞ…」


「フハハハッ!それもそうだな!」


部屋の中に入り俺が座ると彼女も王様に挨拶する


「お初にお目にかかります王様」


「あぁ、君の事はアルベルトから聞いてるよ、何でもこの世の珍しい物に目が無いそうだね」


「私の父はそこまで…?」


「フフフ、まぁとりあえず座ってくれ」


(アルベルトさんいつの間にか氷漬けになってそうだな…)


そうして彼女も俺の隣に座ると王様が説明を始める


「さて、今回呼び出したのは他でもない、とある遺跡に行ってほしいんだ」


「遺跡?」


「そうだ、最近我が領内で発見された真新しい遺跡だ」


「それで?その遺跡の調査でもしろと?」


「そうだ、そして本当は大和君じゃなくてアリス君、君を呼びたかった」


「私でしょうか?」


「うむ、今回発見された遺跡は中々特殊なものでな、行けばわかると思うが調査隊もソレに難儀していてな、魔術の腕も良く、こういう物に理解が早いと思われるアリス君に来てもらった訳だ」


「なるほど、それでその遺跡の場所は?」


「ここから南にあるガタルニ伯爵領、その領内にあるガリル山脈の麓にその遺跡がある」


「一応その遺跡は危険な物では無いんですよね?」


「当たり前だ、でなければ君たちの様な学生には行かせんよ」


(優しいんだか優しくないんだか分からねぇな)


「で、どうかね?引き受けてもらえるか?」


「分かりました、やらせて頂きます」


「うむ!では期待しているぞっと、、今日はもう夜だ、ここで寝泊まりしていき給え」


「ありがとう御座います、王様」


「大和君、君も彼女を見習ったらどうだ?」


「だが断る、止めるつもりはない」


「フフフ、それでこそ君だ」


そうして俺達は王様の依頼を受けて、遺跡の調査に向かうことになるのであった…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ